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実はぼくは猫も杓子もクラファン・・・ってのが好きじゃない。ずっと前から疑問視してた。
簡単に言ってしまえば、クラウドファンディングを個人の商売に使うのは筋違いという考えだからだ。例えば、ぼくのお店が資金不足で閉店せざるを得ない時に、クラウドファンディングでお金を集めるというのは誤った使い方だと思うからだ。
もう一つ例えるなら、こんなことならいいのかもしれない。
ぼくのお店の駐車場を潰して、陶磁器作家のための無料のアトリエを作りたい・・・ということならだ。もちろん光熱費や、税金分は払ってもらことになるだろうが。
つまり、社会的な、あるいは文化的な目的が最優先されなければならないと思うからだ。
そうなると、こんな人が出るかもしれない。
「わたしたちのお店は地域文化になくてはならないお店なんです」とかね。。。
でもさ、それは自分で言うものでは無いとぼくは思う。
自分のやりたいことが社会的なものなのかどうかをあまり考えもせずに、資金が無いからクラファンで金を集めたらいい・・・とぼくには思えるものが多すぎる。
そして、真に社会・文化に貢献してるところに対しては、第三者がその店なり組織を存続させたいがために広く一般からカンパを集めるべく支援に乗り出すものだとぼくは名古屋の某ミニシアターの件で改めて確信した。
そんな訳で猫も杓子もクラファン利用風潮がぼくは好きじゃないんだ。
もしぼくが経営的にやっていけなくなったら、それは自分の積み重ねた判断・決断の甘さや経営努力不足にあったわけだから潔く閉店するか、あるいは個人的に借金ができれば借金してジタバタするしかない。決してクラファンを利用しないと僕は宣言しておくよ。
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