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底冷えする2月。
体調要注意の2月。
ぼくにとっては鬼門の2月なのだけれど、それがもう終わろうとしてる。
そしてすでに酷暑の夏が長期予報で告げられている。
つくづく肌寒いくらいの季節が、冬の始まりや終わりの頃の季節がぼくには合っていると思う。
ところで世間知らずのぼくが最近驚愕したこと。
一つは、100円硬貨が不足してきたので銀行に両替に行ったら、無料なのは一日10枚まで、つまり1000円分しか両替できないということ。そして驚愕したのは11枚目から手数料が550円もとられるということ。
驚くとともにぼくは腹立たしくなった。ますます銀行なんて使いたくなくなった。
そしてもう一つ。
それは世の中、ぼくが想像するよりはるかに多くの悪意が渦巻いているということ。
認知能力の衰えた老人からなんとかお金をくすねとろうとする詐欺や詐欺まがいの商法がはびこっているのを目の当たりにして驚くとともに腹がたった。今回はなんとか阻止できたけれど、言葉たくみに無料をよそおい、署名も代筆して契約書をつくってしまうから質が悪い。
本当に弱肉強食のせちがらい世の中になってしまった。
この責任はもちろん政治にあるけれどそれを選択してきたのも、あるいはどこに投票しても同じだとして投票すらしないのも、搾取される側自身でもあるわけだから絶望的なんだよね。言い換えれば、今の状況って、自分が奴隷だとわかってなくて奴隷化してるようなもの。本人には主人と思わせ、実際は隷属化されてても気が付かないようにされてるだけ。
現状の既得権益者たちは選挙の重要性がわかってるから組織票で絶対投票させるのに、搾取される側は「政治は誰がやっても同じ」「自己責任論」を骨の髄までしみこまされ、投票の重要性を理解していない・・・とぼくは思ってるよ。