2023年12月31日日曜日

【20231231:日】+++2023年大晦日に思う+++

 


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今、村上ラジオを聴きながらこれを、2023年最後のブログを、書いてる。

あ!村上春樹もぼくと同じことを思ってたんだ!

それは最近のラジオのMCってやたらとテンションが高くて耳障りだと言うこと。

村上春樹は耳障りだとまでは言ってないけど、個人的にはピーター・バラカンとかゴンチチとか大友良英(あれ?!全部男性だ!)くらいのテンションがいい。疲れないし安心して聴いてられるからね。


ぼくは大掃除はしないけれど、物置の整理は休みに入ってからずっとしている。その絡みで家具を3つ廃棄するために屋外に運び出した。力仕事はしんどいから休みながら少しずつね。

改めて思うけど、スペースを作り出すことって本当に大変。



いつもと同じように大晦日の夜を過ごしてる。

テレビはもちろん見ない。

初詣も行かないし、初日の出を拝もうとももう思わない。

ただぼくの中に節目の線だけは刻んでおくよ。


お客さんにいただいたお屠蘇のハーブみたいなのを夕飯後日本酒に浸しておいた。

明日これを呑む。

人生初お屠蘇。

どんな味に変わるか楽しみ。


さて、今年一年VOUSHOに来てくださったり、あるいはこのブログを読んでくださって本当にありがとうございました。ぶつぶつ同じことを繰り返して書いてるし、中身無くて申し訳ありません。旅に出ることも滅多になく、代わり映えない日々を送ってるので(実はこの代わり映えないことこそが大切じゃないかとも思ってるんだけど)ネタが無い・・・と言うのが一番合理的な理由かな。


2024年も自分軸を見失わず、自分のペースでゆっくりと着実に、嫌なことは極力せず、群れるくらいなら孤立を選び、自分らしくこだわりをもってVOUSHOを続けていこうと思っています。

9年目も4ヶ月を過ぎました。とりあえず10年の節目がやっと視野に入ってきた感じ。


タイミング合ったらお越しください。

それでは良い年をお迎えくださいね。



*屋外に出した家具の側面。小学生の頃、お菓子についてたオマケのシールを貼ってたんだよな。これを見てたら切ない気持ちになってしまった。・・・ごめんね・・・。






2023年12月28日木曜日

【20231228:木】+++枕を買った+++

 


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ぼくは枕をいつも二つ使ってる。

二つの枕を重ねて高くして使ったり、一つは抱き枕にしたりしてね。

かなり前から一方の枕のへたりが気になっていた。

昨夜思い切ってその枕のカバーを全て外して中身を見てみた。

恐ろしいことになっていた。

ウレタンみたいなのが劣化してボロボロになって細かいカスのようなものがびっちり枕カバーの内側にくっついていたのだった。

外側の枕カバーは洗濯するのだけど、その中身を覆ってる袋状のカバーは洗ってなかった。

そこで昨夜大手ネット通販でテンピュールのような高価なものではなく、ごく普通の安いのを購入した。

そしたら年末だと言うのに今日もう届いたのだ。

恐るべし。

夢ばかり見るぼくだけど、今夜はこのブランニューな枕のおかげで熟睡できるだろうか?


2023年12月27日水曜日

【20231227:水】+++今年ぼくが出逢った1番の本と音楽+++


 

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2023年に入手した本と初めて聴いた音楽の中で、ぼくにとって一番印象深かったものを今日は記しておこうと思う。

一番印象に残った本。それはつい先日M田くんに教えてもらったアートブックだった。

その分厚い本のページを繰るたびにぼくのココロは文字通り鷲掴みされる感じだった。

鉛筆によるシンプルなドローイングなのだけれど、ぼくは彼の世界に一瞬のうちに取り込まれ、とても切なくなった。

絵でも写真でも見る人によって感じ方は違う。だからこのアートブックは見る人によっては異なった印象や評価になると思う。でも、そんな他人軸の評価なんてどうだっていい。自分自身がどう感じるか・・・だけなんだ。

吉祥寺の写真集専門店で買った写真集もこのアートブック同様見てて切なくなる、ぼくにとってはココロ揺さぶられる本で、即買いしたものだった。

今回はそれでも絵のインパクの方が写真のそれを少し凌駕したとも言える。それともアートブックを見たのが数日前のことでまだその興奮がおさまりきってないからだけかもしれないけど。

とにかく、今これを書いてる時点でノルウェー人、KIM HIORTHOY(キム・ヨーソイ)の『全部ある』が一番なのだ。

次に音楽。

実はKIM HIORTHOYはミュージシャンでもあった。北欧エレクトロニカシーンの貴公子と言われるほどのね。ネットで音源を探して聴いてみると、まるでアートブックの絵とシンクロするような切ないインストを数曲見つけた。今はそれを一日中ずっとヘビロテで聴いている。

カナダのNICHOLAS KRGOVICHとどちらにするか少し迷ったけれど、これもKIM HIORTHOYのインストルメンタルの切なさが一枚上手のようだった。

もちろんぼくの評価なんて全く当てにならないものだけど、ぼく自身への備忘録としてここに記しておくことにしたよ。








2023年12月26日火曜日

【20231226:火】+++2023年の営業を終えて+++

 


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2023年の営業を終えた。

明日12月27日から2024年1月5日まで休みとなる。

柱時計の振り子とエアコンの吹き出し音がやけに大きく聞こえる、静かな冬の夜の店内。

それも悪くない。

 

今年もたくさんの人と知り合った。

逆に疎遠になった人も少なくなかった。

それがまさしく人生だね。

毎年この時期に一年を振り返って思うことだ。

 

『来る者拒まず、去る者追わず』がぼくのモットーの一つだったけれど、だれかれ構わず来る者を拒まないことは正直できなくなった。

ときに拒んで自分をまもらざるを得ないこともある。

『来る者ときに拒むが、去る者追わず』が今のぼくのスタンスだ。 


今年は個展もライブも全く何もしなかったし、する気にまだなれなかった。

結果的に9年目で初めてのこととなった。

それでもありがたいことにお店に来てくれるお客さんは以前より少し増えて来たように思う。

VOUSHOの展示を見たことがないジェネレーションのお客さんが増えた。

初めてのお客さんは、モノで溢れぼくのアトリエと化した2階展示スペースに上がった時、ここは一体なんのための空間なんだろうと不思議そうに眺めてるようにぼくには見えた。

 

来年は2月から井田さんの個展がある。絵や写真や焼きものではない展示になったのも、ある意味ぼくには必然だったように思える。

また5月前後に弾き語りライブ予定も決まるかもしれない。

ペースダウンしながらもまた少しずつVOUSHOらしい企画を考え実施していけたらなと思っている。そのためにはぼく自身の気力も充実させていかなければね。

 

とにかく、今日は一つの区切り。

 

足を運んでくれた皆さんに感謝!

 

 

 

 

 




2023年12月22日金曜日

【20231222:金】+++非日常の狭さ/ぼくの好きな居酒屋&ライブハウス+++

 


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ぼくは『非日常の狭さ』を好む。

狭いけれど、否、狭いからこそ、落ち着くのだろうか。

ぼくのお店だってそうだ。

狭くて小さな箱みたいなものだから。


コロナ禍があってずっと行くことを控えていたこの居酒屋&ライブハウスはぼくにとっては名古屋にずっと在り続けて欲しいお店の一つだ。残念ながら今年閉館・閉店してしまった名古屋 シネマテークや千種正文館書店や今でも頑張ってくれてるウニタ書店に通じるものがある。

やっとコロナ禍も収束期を迎え、友人と待ち合わせて行ったらまさかの臨時休業だった。あれは今年の夏の終わりの頃だったかな。

今日はいきなり冷蔵庫の中に入ったような冬本番の寒波にこの地方もすっぽり包まれ、夜には雪が舞い散る冬らしい寒い日だった。

それでもこの居酒屋の中はあったかくて、ぼくの気持ちをリラックスさせるのだった。

以前必ず注文していた料理のセットはやめてしまったそうで、セットになっていた料理を思い出しながらいくつか単品注文した。

車で行ったので、飲み物はノンアルビールにした。

『非日常の狭さ』以外にぼくが感じる居心地の良さの理由は、付け加えるなら、『雑然として見えながら清潔感があること』、さらには初めて来た時から20年くらい、あるいはそれ以上経つはずだけどいつ行っても『変わらないこと』だと思った。

ぼくもそんなお店にVOUSHOをしたいなぁと思うのだった。






2023年12月21日木曜日

【20231221:木】+++井田亜矢さんの個展DM到着!+++

 




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井田亜矢さんから2月3日から始まる個展のDMが送られてきた。

こんなに早くDMを受け取ったのは初めてかもしれない。

井田さんは仕事が早い!

VOUSHOにとっては本当に久しぶりの個展開催となる。

コロナ禍もあったけれど、正直言ってなかなか個展をやる気になれなかった。だからそういう意味ではぼくの気持ちを動かしてくれたターニングポイントの個展となる。

絵画でも版画でも焼きものでもない。

立体的な文字自体のアート。

満を持しての開催だ。

これを弾みに次のステージの展示やイベントができるようになるといいな。

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idaaya個展
某所コトノハ蒐集展示室
2024/02/03(土)〜04/03(火)
「誰かの何気ない呟きやこぼれ落ちた言葉を拾い集めて標本にしています。糸で紡ぐ言葉のさまざまな表情をお楽しみください。」
✴︎カフェギャラリーのため、ご来店に際しドリンクのご注文または自家焙煎珈琲豆のご購入をお願い致します。
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2023年12月18日月曜日

【20231218:月】+++帰り際にかけるコトノハ+++

 


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待ったなしで時は過ぎ行く。

2023年ももう残り半月を切ってしまったね。

年末の巷の一大イベントとしてクリスマス・イブがあるけれど、それが終わったら新年カウントダウンだ。

何年も前からぼくは年末と正月を『らしくなく過ごす』ことを旨としている。

年末年始は特別な日ではなく、普通の日として敢えて意識して過ごそうと心がけてる。

天邪鬼な性格ゆえ。

当然今回もね。

おだやかな日常を過ごすんだ。

そのためにテレビは一切見ない。

テレビを見ないことにしたのは元首相の国葬日程が決まった時だった。

だからもう1年以上経ったことになる。

その間テレビを見ない生活で困ったことはほとんど無かったと言っていい。

テレビを棄ててココロを解放しよう!・・・寺山風に言うならばね。


平日なのに今日も予想外にお店は賑わった。

ありがたいこと。

今年の営業日も明日を入れてあと5日間だけになった。

そしてお客さんが帰る際にぼくがかける言葉も『ありがとうございます。良いお年を!』に変わったのだった。




2023年12月17日日曜日

【20231217:日】+++森田朋カレンダー再入荷!+++

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予想外に早く売り切れてしまった2024年版森田朋カレンダー。

今夕森田朋さんが追加分を持って来てくれました。

年内にお手元に欲しい方はVOUSHOの年末年始休業前の12月26日までにお越しください。

それでは引き続き森田朋カレンダーよろしくお願いします。


閑話休題


シュトーレン。

実の詰まったシュトーレンは確かに美味しい。

一日に一切れ・・・なんて無理なくらい美味しい。

コーヒーともよく合う。

でも、最近はあまりに高価になりすぎてしまってませんか?

鰻と同様ぼくの口にはもう入れることはできなくなってしまった。


そしたら今日、お客さんから小さなシュトーレンをいただいた。

10年前くらいまでパン屋さんを営んでいらした方で、この時期趣味としてシュトーレンを焼いてるとのこと。

思いがけないプレゼントでぼくは有頂天になってしまった。大人気ない。でもそれくらい嬉しかった。食べるのが楽しみ。ありがとうございました。


ぼくは鰻もシュトーレンも一切口にしないかと言うと実はそんなことはない。

外国産の安い(といっても国産うなぎよりも相対的に安いと言うだけで決して安くない)鰻を万一健康被害があったとしてもそれを承知で食べてるし、実は少なくても、オーガニックなこだわりの実ではなくても、リーズナブルな値段のシュトーレンを買って食べているよ。



もう一つ。

今日は友人の丹羽くんからフランス旅行土産に女の子の横顔の古いカラー写真(1959年)をもらった。蚤の市で手に入れたものだろう。11月下旬のフランスは寒かったらしい。

ぼくにこれを・・・っていう丹羽くんの気持ちがもちろん一番嬉しいけれど、丹羽くんはぼくの好みのツボを決してはずさないのがにくい。

いつも心遣いありがとう。






 

2023年12月16日土曜日

【20231216:土】+++年末年始営業日+++

 


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ぼくには年末感が欠落してる。

カレンダーを見るとあと半月で2023年も終わるというのに、全くいつもと変わらない気分のままだ。

師走の慌ただしさも感じない。

あまり外に出ないせいもある。

代わり映えなしない日々を送り続けている。

でもお客さんはそうとは限らない。

時々、年末はいつまで営業か訊かれたりする。

遅ればせながら、今日お店の引き戸に年末年始営業日を印刷して貼った。


VOUSHO Coffee Factoryの年末年始営業日

年末:12月26日(火)まで通常営業。

年始:1月6日(土)から通常営業。


2月の個展に向け、2階ギャラリースペースの荷物の置き場を確保すべく、物置の整理をこの年末年始休みの間にしなくちゃ。

ぼくは大掃除なんてしないからね。



2023年12月13日水曜日

【20231213:水】+++森田朋2024年カレンダー残部1冊!→完売しました+++

 


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銅版画作家森田朋さんの2024年版カレンダーは12月11日(月)の夕方に入荷してSNSに流してから二日目で残部の方があと1冊となりました。

ありがたいことです。

 お早目にどうぞ。

*追記(2023年12月14日)

VOUSHO分、完売しました。ありがとうございました。














2023年12月12日火曜日

【20231212:火】+++個展打ち合わせ&VOUSHO映画会+++


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イベントは1日につき一つとすべきと年齢からくる疲労のこともあり極力そうしようと努めてるものの、ついつい楽しさに負け強行してしまう。

今日もそんな日だった。

でも肉体的にはしんどくなるけど、今日もやってみたら楽しかった。

ありがたいことです。

やってよかった。

久しぶりの個展の打ち合わせは午後1時から。作家さんは気さくな方で率直に意見交換できたかと。来年2月から始まる個展が本当に楽しみ。今までにない、この地域では見たことない展示になると思うよ。

午後7時からは1ヶ月半ぶりのVOUSHO映画会。

今回は内田伸輝監督の2012年制作映画『おだやかな日常』。

終わってからのフリートークも楽しかった。

ついつい時間を忘れてしまう。

お菓子と飲み物を持ち寄って行う形式も徐々にシステマティック化されてきた。

今年の映画会は今日が最後だけど、また来年も継続していけたらいいなぁ。

参加してくれた人たち、遅くまでお疲れ様でした。


*VOUSHO Coffee Factoryのホームページにも記載しておきましたが、12月12日現在のカレンダー残部は9冊となりました。お早目に!



2023年12月11日月曜日

【20231211:月】+++森田朋ちゃんの2024年版カレンダー販売開始!+++

 





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まだついさきほどのこと。

夕方、銅版画作家の森田朋ちゃんがカレンダーを持参して来店。

待ってました〜。

カレンダーの販売開始時期としては少し出遅れたけれど、毎年朋ちゃんのカレンダーを楽しみにしているコアなファンがいるから大丈夫。

インスタにアップしたらすぐに取置きのDMが数件。ありがたいことです。

税込2,000円。

おすすめです!

取置きも承ってます。

プレゼントにもいいよ。

VOUSHO Coffee FactoryのHPのトップページに残部をアップデートして記しておくので参考に。お早目にどうぞ!








2023年12月8日金曜日

【20231208:金】+++もう目標達成したんだ!+++

 


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ナゴヤキネマ・ノイのクラファン目標額1,000万円がもう達成された。クラファンスタートしたのが12月6日の午前0時だったからわずか二日半くらいしか経っていない。つまりそれだけ多くの人がナゴヤキネマ・ノイの存在が必要だと思っている証だし、それだけ多くの期待があるという証だ。

すごいことだし、本当にうれしいことだね。

これでなんとかスタートできる条件や環境が整ったわけだけれど、一番大きな問題は言うまでもないことだけれど、存続させていくことだよね。続けていくことが大切だものね。

ぼくは国や行政が映画・演劇等に助成すべきだと思っている。具体的には例えば鑑賞券の半額を国や自治体が負担するとかすべきだと思う。それを後押しするような運動とか取り組みは無いものだろうかね。ぼくが知らないだけなのかもしれないけど。

そしてもう一つは賛助会員というか、通常の年会員以外に年間5万円/10万円とかいうようなスポンサー的な会員を募集するというのはどうだろうか。今でもあるかどうかわからないけれど、株主優待券みたいな感じでフリーで見られる券が金額に応じてもらえる・・・みたいな感じで。

ヒット上映できる作品ばかりでなく、作品自体は良いのに観客動員が伸びないことだって当たり前のようにあるし、そういうことの方が多いはず。

きっといろんな策をスタッフの方々は考え、練られてることだと思う。

ぼくらも配信で映画を見て満足するのでなく、映画館で見ることにもう一度こだわってみなくちゃいけないね。

とりあえず、希望の灯が再びともったことを素直に喜びたいね。

2023年12月7日木曜日

【20231207:木】+++ぼくの好きな古い街+++



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ぼくはこの古い街に惹かれる。

今日ふと行きたくなって、車で向かった。

瀬戸からだと40分かからないくらいだろうか。

美濃焼の古い街だ。

ぼくはこの街の中を貫く細い川と昔焼き物を運んだ鉄道の線路跡(それは遊歩道となっている)が好きだし、昭和の面影をそのまま残す古い街並みも好きだ。

狐の嫁入りのようなにわか雨で樹々や路がうっすらと濡れそぼったのも風情があった。

いつものお気に入りのスポットを少しだけ歩いて回った。

次は自転車を荷台に積んで来ようと思った。










2023年12月5日火曜日

【20231205:火】+++やった〜!ナゴヤキネマ・ノイが設立されるぞ!+++

 


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『名古屋シネマテーク』が惜しまれつつ閉館してから4ヶ月。

今日永吉さん、仁藤さん、安住さんの3人(もちろん、旧シネマテークの支配人やスタッフ関係者)が会見を行い、2024年2月開館を目指し新しいミニシアターを『ナゴヤキネマ・ノイ』として運営する旨発表した。

6日0時から目標額1,000万円のクラファンをスタートするらしい。クラファン嫌いのぼくだけどこれはまさにクラウドファンディングをするに値するもの。もちろん応援させてもらう。

とにかく、とりあえず、よかった!嬉しい!よく決心してくれたなぁ!ありがとう!

2023年12月3日日曜日

【20231203:日】+++太くんとの遅すぎた夏休みの思い出(後半)+++

 





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ホテルで汗を流し、くつろいでいると太くんから連絡が入った。彼の元同僚(10歳年下とのこと)の松ちゃんのマンションが相模原駅のすぐ近くなので翌日9時過ぎに訪問しようと言うことになった。

予定外なことって楽しい。太くんとお酒を呑みながら話題になった松ちゃん宅を訪問することになるとは。

太くんは自転車でぼくの宿泊先のホテルの玄関口で待っていた。

二人で歩きながら松ちゃんのマンションを探した。松ちゃんはマンションの4階に住んでいた。

通されたリビングには高級オーディオ、マッキントッシュの真空管アンプやJBLシグナチャーという高級オーディオスピーカーが配置されていた。


早速そのオーディオシステムでLPレコードを聴かせてもらった。なんと、最初はグレープの頃のさだまさしの曲と次には井上陽水のファーストLP『断絶』の曲だった。ぼくもこの『断絶』LPは中学校の頃所有していてレコード盤がすり切れるほど聴いたものだ。高級オーディオシステムで聴くと音に柔らかさと温かみが加わるように思った。それはちょうど薪ストーブの暖かさと同じ優しい暖かみみたいなものだと思った。

あとはジャズアルバムを聞かせてもらったがパンチのある中低音がこぎみよかった。

そんな音楽を聴きながらぼくがしてたこと。。。

それは松ちゃんの膨大な万年筆コレクションの中から彼が選んだ万年筆で試し書きをさせてもらっていたのだ。(ここに写ってる万年筆はコレクションの極々一部。)

モンブラン419から始まった。

書き味の違いが明白で驚いた。

太い線の出るもの、細い線のもの、柔らかいもの、硬いもの、万年筆のデザインがおしゃれなもの等々あれこれ試させてもらった。

これはとても貴重な経験だった。

あっという間に2時間が過ぎ去っていった。

ハンドドリップコーヒーまでいただいた。

本当は一日中でも居られるほど居心地がよかったけれどお昼前においとました。

太くんとも松ちゃんのマンションの前で別れた。

昨日、今日といろいろ案内してもらったり、松ちゃんを紹介してもらったり、夕飯をご馳走になったりと太くんに大感謝だった。また快く訪問させてくれた松ちゃんにも大感謝だった。プレゼントまでもらってしまって申し訳なかった。

とにかく思い出深い日々となったよ。







2023年12月2日土曜日

【20231202:土】+++太くんとの遅すぎた夏休みの思い出(前半)+++




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ぼくは新幹線が好きではない。

速すぎて風景を愛でる暇なく点と点、都市と都市を移動するだけのような気がするからだ。

それにあのトンネルの中にいるような『ゴっ〜〜〜!』ていう車体の空気抵抗音も恐ろしい。そもそもこれほどまでに高速で走らなくてもいいとぼくは思うからだ。

そんな訳で、ぼくは今回初めて多治見駅からJR中央線で関東に向かうことにした。

具体的には特急信濃で塩尻まで行き、そこで特急あずさに乗り換え八王子へ。八王子からJR横浜線で太くんの住む相模原駅へと言うわけだ。

こんなことを記すとぼくは案外旅慣れてると思われるかもしれない。実のところ、ぼくのお店のお客さんであり友人のSさんに教えてもらっただけなのだけどね。

乗車時間は新幹線の倍近くかかったけれど、旅してる気分がしてとてもよかった。塩尻手前から雪が降り始め、この冬初めて降雪風景を体験することとなった。

暗く寒い木曽福島から明るくハイカラな山梨に向かう途中ですっかり雪は止んで天気も回復した。

八王子駅に着いたときには座席もほぼ埋まってる状態だった。

八王子から横浜線に乗り換え予定通り相模原駅に到着。駅近くにあるビジネスホテルに荷物だけ預け、太くんとの待ち合わせ場所である相模原警察署の前に向かった。ホテルから待ち合わせ場所までは予想以上に長い道のりだった。

結局この日、太くんとカフェに行ったり、太くんの自宅を訪問したり、博物館に行ったりと夜まで歩き回り、ホテルに帰ってきた時20,000歩を超え16.3km歩いたとスマホの歩数計が記録していた。久しぶりに長距離を歩き、心地よい肉体疲労だった。

夕食を兼ね、太くんの連れて行ってくれた鰻屋と蕎麦屋で日本酒を呑みながら鰻の肝や鰻のヒレの串、そば味噌や天ぷら、締めはかけ蕎麦をいただいた。

太くんの自宅の周りには全てが揃ってるとても便利なところだったなぁ。