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ホテルで汗を流し、くつろいでいると太くんから連絡が入った。彼の元同僚(10歳年下とのこと)の松ちゃんのマンションが相模原駅のすぐ近くなので翌日9時過ぎに訪問しようと言うことになった。
予定外なことって楽しい。太くんとお酒を呑みながら話題になった松ちゃん宅を訪問することになるとは。
太くんは自転車でぼくの宿泊先のホテルの玄関口で待っていた。
二人で歩きながら松ちゃんのマンションを探した。松ちゃんはマンションの4階に住んでいた。
通されたリビングには高級オーディオ、マッキントッシュの真空管アンプやJBLシグナチャーという高級オーディオスピーカーが配置されていた。
早速そのオーディオシステムでLPレコードを聴かせてもらった。なんと、最初はグレープの頃のさだまさしの曲と次には井上陽水のファーストLP『断絶』の曲だった。ぼくもこの『断絶』LPは中学校の頃所有していてレコード盤がすり切れるほど聴いたものだ。高級オーディオシステムで聴くと音に柔らかさと温かみが加わるように思った。それはちょうど薪ストーブの暖かさと同じ優しい暖かみみたいなものだと思った。
あとはジャズアルバムを聞かせてもらったがパンチのある中低音がこぎみよかった。
そんな音楽を聴きながらぼくがしてたこと。。。
それは松ちゃんの膨大な万年筆コレクションの中から彼が選んだ万年筆で試し書きをさせてもらっていたのだ。(ここに写ってる万年筆はコレクションの極々一部。)
モンブラン419から始まった。
書き味の違いが明白で驚いた。
太い線の出るもの、細い線のもの、柔らかいもの、硬いもの、万年筆のデザインがおしゃれなもの等々あれこれ試させてもらった。
これはとても貴重な経験だった。
あっという間に2時間が過ぎ去っていった。
ハンドドリップコーヒーまでいただいた。
本当は一日中でも居られるほど居心地がよかったけれどお昼前においとました。
太くんとも松ちゃんのマンションの前で別れた。
昨日、今日といろいろ案内してもらったり、松ちゃんを紹介してもらったり、夕飯をご馳走になったりと太くんに大感謝だった。また快く訪問させてくれた松ちゃんにも大感謝だった。プレゼントまでもらってしまって申し訳なかった。
とにかく思い出深い日々となったよ。
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