2024年7月31日水曜日

【20240731:水】+++2024年7月が終わった+++

 


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夏が年々過酷になってる。

今年の酷暑の始まりも早かった。

飲食業にとっては暑さとともに客足の低下のダブルパンチ。それがぼくのお店の場合は9月末頃まで続く。

冬眠じゃなくてできれば夏眠しているうちにやり過ごしたい季節だ。


それでもこの7月、嬉しい来訪があったり、美術展に足を運んだり、虫歯治療がおわったり、親の特養への入所申込をしたりとそれなりに中身があったのかもしれない。

そして31日の今日、軽トラがバッテリー上がりで動かなくなり、ロードサービスに来てもらい、カーショップでバッテリー交換と言うちょっとしたトラブルで終わった。

今月も無事に終わってよかった。


2024年7月30日火曜日

【20240730:火】+++VOUSHO映画会+++

 


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今回は1ヶ月ぶりという最短のスパンでの映画会。

参加者も今夜はマキシマムと言っていい。

2時間の映画だったけれど、あっという間だった。

終わってからの談話が今夜も楽しかった。

ぼくの疑問にも答えてくれた。

青のシーンはカットされたといえ、確かにあったんだ、街の上に。


青の歌もいいね。

『意味のない味のチーズケーキ 君の居ない街の俺 待つ辛さをこの苦さで紛らわしている』

歌声もギターもいい味出てるなぁ。

今泉力哉監督作品『街の上で』

さて次回は外国映画。

何を見ようかな。




2024年7月29日月曜日

【20240729:月】+++VOUSHOの夏休み予告!+++

 


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今年は夏に休みを取ることにした。

だからと言って、どこにも行かないよ。

出かける予定全く無し。

箱男じゃないけど、お店と実家という二つの箱にこもって日頃できない整備とか掃除をするつもりなんだ。

しかも例年より少し長く休むことにしたんだ。

まだちょっと先のことだけどどうかよろしくお願いします。

この暑さの中せっかく来てくれたのに休業中の看板見てがっかりさせたくないからなぁ。

そういう意味でのよろしく・・・であります。


VOUSHO2024年夏季休業:8月19日(月)〜30日(金)

 

*3ヶ月前のことだけど、R.I.P. ポール・オースター。


2024年7月28日日曜日

【20240728:日】+++オリンピックも万博も24時間テレビも+++

 


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オリンピックも万博も「愛は地球を救う!」の24時間テレビもぼくは全く興味がない。

興味がないどころか極端な商業主義だったり利権のためだったり偽善だったりとぼくは捉えているので、意識的に見ないようにしていると言える。

独りよがりのボイコットと言われようとそれでいい。

 

テレビを見ないから不必要に嫌な気分にならないからまだマシだ。

テレビをつけたら嫌が上でもこれらの情報を浴びせられることだろう。

テレビを見ない人が増えるといいなぁ。

 

ぼくはツイッターのタイムラインで流れてくるツイートでパリ五輪が開催されてるのを知ったところだ。

イスラエルによるガザ地区のジェノサイドを放置して何が平和の祭典だ。

世界のどこか1箇所でも戦争、戦闘、内戦、虐殺がおこっていたら、それに抗議すべく開催中止にすればいい。

 

そう言えばあのコロナ禍の東京五輪も全く見なかった。

拝金主義とご都合主義に辟易するなぁ。


2024年7月26日金曜日

【20240726:金】+++特養のハシゴ+++

 


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親の介護歴も5年を超えた。

先月おこなった介護認定の判定結果が今月届き、要介護3と判定された。

特養への入所要件をこれで満たすことになった。

要介護2でも事前申し込みだけは可能だったのでショートステイで利用してる福祉施設の一つには既に申し込み済みだった。

しかし待機者が多く、1年から2年の待ちと言うことだった。


昨日はケアマネとショートステイ先2箇所の職員とぼくとの担当者会だった。

会議後すぐに一番近い特養に申し込みをしに行った。 

そして今日は隣の市も含め3箇所の特養を回って申し込みを済ませた。

 

合計5箇所の特養を回って見て、改めてそれぞれに雰囲気が微妙に違うことがわかった。

それに必要経費の違いもあった。

待機期間はどこも平均すると1年くらいのようだった。

ぼくはこの中から親の状態等を考慮し3箇所に絞って待機しようと思っている。 

 

頑張って回ったので流石に疲れてしまったな。

 

 

2024年7月19日金曜日

【20240719:金】+++グンナル・ラーソンの絵+++



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昨日の午後のこと。

多治見にある岐阜県現代陶芸美術館に行った。

リサ・ラーソン展。


ぼくはかわいい系作品は趣味ではない。

そこに毒や闇があるなら別だけれど。


そんなぼくでも彼女の作品の中にはとても良いなぁと思うものがいくつもあった。やはり先入観はいけないね。

実は一旦展示場から出たあとで再入場した。

どうしてももう一度観ておきたい作品があったからだ。

それはリサ・ラーソンの作品ではなく、彼女の夫、グンナル・ラーソンの絵画だった。

今回の展示の一番最後の部屋に彼の作品が少しだけ飾られていた。ぼくにとってはこの彼の展示が最も印象的なものになった。

題して「座る人」


こういうことは時々ある。

例えば、ヤン・シュワンクマイエルよりもぼくは妻のエヴァ・シュワンクマエイルの絵の方が実はすきだったりと。

世に名の知れたアーティストであっても、パートナーの理解と共感と援助がなければ才能を発揮できなかった人もいるだろう。

今回の展示を一言で表すなら『自由だなぁー!』ってことか。

そう思える展示を観られてよかった。

 

2024年7月18日木曜日

【20240718:木】+++梅雨明け!太くんとモーニングへ+++

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今朝は昨日相模原からこちらへ来ていた太くんを池のあるカフェへモーニングに連れていく約束の日だった。

おりしも東海地方は梅雨明け宣言された日となった。

天気も良くて気温もうなぎのぼりの感じだった。

太くんと池の外来種のカメを眺めながら話題はカメの生体のことから山極壽一の話へと移っていった。ぼくは思うのだけど、山極壽一氏は中村哲氏同様、リスペクトするに値する数少ない日本人の一人だろう。今回太くんは旅のお供に山極壽一の文庫本を携ていた。そのことが、つまり太くんも彼に興味を持っていることがぼくにはとても嬉しかった。おのずとぼくのテンションも上がったのだった。

またチベットの風の馬(ルンタ)のことなども教えてもらった。いつもぼくの知らないことを太くんからこうして教えてもらう。ありがたいことだ。

1時間半ほど話してからカフェを出て太くんをJR高蔵寺駅へと送った。

そこから松本に寄り道し、中央線で相模原へ帰る旅程ときいた。

今回は短い時間しか一緒にいられなかったけれど、その分充実した楽しい時間だった。


2024年7月15日月曜日

【20240715:月/海の日】+++嬉しい来訪が重なった日だった+++

 




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世事に疎くなった。

今日が祝日で三連休だったことも全く抜け落ちていた。

ますます世捨て人化してるなぁと思う。

そんな連休最終日、久しぶりの来訪が重なりぼくのテンションも上がったのだった。


一人目は名古屋から。

彼と話してると落ち着く。

それは彼の話し方にその理由があるのだと思う。

一言ずつ彼は考えながら言葉を選んで話してくれるからだろう。

ぼくの放った言葉を受け止め理解したのち、自分の考えをじっくり整えながら話してくれるからだ。少なくともぼくにはいつもそう思える。

彼は結論を急がないと言えるのかもしれない。


そして彼が帰ってすぐに、二組目は長野県下伊那郡豊岡村から。

ムッシュ松尾と奥さんと娘さんの3人で来訪。

ハッピーデイズ!

今日はムッシュだけでなく奥さんや娘さんとも話ができてよかった。

次回は奥さんが局長を務める特定郵便局にもお邪魔しようと思ってる。お店と併設してるからね。

今日はほんとに好い日だった。

感謝!



2024年7月12日金曜日

【20240712:金】+++ハニャ・ラニ+++

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ポーランドの33歳という若きピアニストで作曲も編曲も行うHania Raniを識った。

ポストクラシカルでアンビエント。

ぼく的には彼女の作品はドイツのニルス・フラームを彷彿とさせた。

彼女の楽曲もどこか切ないところがあるから好きだ。

YouTubeで見つけて数曲聴いたのち、すぐにネットでCDを2枚注文した。

Z世代、ミレニアル世代とか言うんだよね。

新たな感性、新たな才能。

ぼくは音楽に精通してるわけじゃないのでただただ『すごくいい!』としか表現できないのがもどかしい。

昔の好きな曲を繰り返し聴くのもいいけど、このような新しい作品に心を揺さぶられるのも心地良い。

またしばらく彼女のピアノ曲がヘビロテになるね。

 

2024年7月9日火曜日

【20240709:火】+++刺激をいただいている+++

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この仕事を始めて識ったことの一つは(お客さんを)待つのも仕事の一つということだった。これはぼくのお店のように、認知度が低く、わかりにくい場所に位置し、かつ、特定の人用の一般受けしない趣味の偏った店にはとても厳しく辛い仕事だと言える。

今週のように酷暑の季節は特に暇を持て余し気味になったりする。9年経とうとする今でもそれはオープン時と基本的には変わらない。

でもありがたいことも多々ある。

それはお客さんから様々な刺激を日々いただいてるということだ。

世の中、ぼくの知らないことだらけ。そんな無知、不勉強なぼくにお客さんがいろんな情報を与えてくれることだ。

今週もワックスペーパーを自作する方法を教えてもらい、暇な時間を利用してろうそくから細かな蝋を刻みアイロンで熱して試しに作ってみたりした。

もの作りは楽しい。

時間を忘れる。

また、ステーキ用の焼印を板に流用できないか試作したりもした。

これもお客さんと話していて思い付いたことが発端だった。

必ずしもうまくいくことばかりではないけれど、何でも試してみるのは楽しい。

カリンバもハッピバースデーの曲だけどうにか弾けるようになり昨日初めてお客さんの誕生祝いに演奏することができた。動画で録画すると言われて緊張し、途中で間違えてしまったけれど、これも経験の一つ、やっと第一歩を踏み出した感じだ。

このようにして、楽しさや興味を共有し、ぼくに刺激を与えてくれるお客さんの存在にいつもぼくは励まされているのだ。

今までどれくらい知らなかったことや、場所や、本や、作家や展示会や音楽等々をお客さんから教えてもらったことか。

本当にありがたいと感謝してやまない。

これからもどうかよろしくね。

2024年7月2日火曜日

【20240702:火】+++人としての器+++

 


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先日観た昔のドラマ『仁』の中のやりとりで最も印象深く、納得したものがあった。

それは南方仁がペニシリン量産のため、パトロンとして富裕な商人に金銭面の援助を請うた際のやりとりの中にあった。

その商人が支援を惜しまなかった生前の緒方洪庵は器の大きな人物だったからであって、器の大きさの定まっていない得体のしれない南方仁に支援はできないと彼はきっぱり断った。

のちに彼が支援を約束したのは、南方仁の人としての器の大きさではなく、人々を引き寄せる飾り気のない器の美しさ故だった。

ぼくも人としての器の大きな人は憧れる。言い換えれば、懐の深い人だ。自分軸がしっかりしていてどんな時にもブレたりしない。

ひるがえって、ぼくのような器の大きくない普通の人間にとって何が最も大切なのかといえば、器を実際よりも大きく見せないことだと思う。

SNSでの発信内容を見るまでもなく、個人においても様々な業種においても、世の中の少なくない人たちは自分の器をことさら大きく見せることに躍起になってると思えてならない。

ぼくにはどうしてそこまで自分を粉飾し大きく見せたいのか理解できない。

他人にどう見られるか、他人軸を基準としたら決して満足など得られるはずもないのに。

ぼくはそのような器を現実より大きく見せようとする人や商売を信用しないし、貴重な時間の無駄使いとなるから関わらない。

器はおおきくなくともありのままの自分で接したいし、ありのままの自分で接してくれる、そんな人間関係の中にぼくは居たいと切に思っている。

2024年7月1日月曜日

【20240701:月】+++10年目の小屋という妄想+++

 


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小屋を建てたい。

VOUSHOをオープンして来月で丸9年が終わる。

10年の区切り。

そこまではなんとかお店を続けたいと思っていた。

その区切りに小屋を建てるってのはどうだろうとぼくの中のもう一人のぼくが提案した。

まだ妄想の段階だけれど、イメージだけは出来上がってきてる。

小屋の形と外装はほぼ決定なのだ。

木製の電信棒も小屋の横に1本建てるとか。

建築申請の不要な小さなサイズ。と言っても10㎡以内だから最大で6畳近くある。

高さは3〜4mは欲しい。

焙煎機と生豆と焙煎グッズ用の棚と作業台、断熱仕様はマスト。

でもまだ妄想。

乗り越えるべき課題は建築費用以外にも多々ある。

現在の駐車場をさらに削らないといけないとか。

その前に塀も今より高い木の塀にしたいとか。

妄想は続く。

そして妄想は楽しい。

それがたとえあれこれ考えを巡らせるだけに終わったとしてもね。

*店内に小屋ライフNo.1〜4まで揃って置いてある。値段と小屋のサイズの参考になる。