2024年7月9日火曜日

【20240709:火】+++刺激をいただいている+++

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この仕事を始めて識ったことの一つは(お客さんを)待つのも仕事の一つということだった。これはぼくのお店のように、認知度が低く、わかりにくい場所に位置し、かつ、特定の人用の一般受けしない趣味の偏った店にはとても厳しく辛い仕事だと言える。

今週のように酷暑の季節は特に暇を持て余し気味になったりする。9年経とうとする今でもそれはオープン時と基本的には変わらない。

でもありがたいことも多々ある。

それはお客さんから様々な刺激を日々いただいてるということだ。

世の中、ぼくの知らないことだらけ。そんな無知、不勉強なぼくにお客さんがいろんな情報を与えてくれることだ。

今週もワックスペーパーを自作する方法を教えてもらい、暇な時間を利用してろうそくから細かな蝋を刻みアイロンで熱して試しに作ってみたりした。

もの作りは楽しい。

時間を忘れる。

また、ステーキ用の焼印を板に流用できないか試作したりもした。

これもお客さんと話していて思い付いたことが発端だった。

必ずしもうまくいくことばかりではないけれど、何でも試してみるのは楽しい。

カリンバもハッピバースデーの曲だけどうにか弾けるようになり昨日初めてお客さんの誕生祝いに演奏することができた。動画で録画すると言われて緊張し、途中で間違えてしまったけれど、これも経験の一つ、やっと第一歩を踏み出した感じだ。

このようにして、楽しさや興味を共有し、ぼくに刺激を与えてくれるお客さんの存在にいつもぼくは励まされているのだ。

今までどれくらい知らなかったことや、場所や、本や、作家や展示会や音楽等々をお客さんから教えてもらったことか。

本当にありがたいと感謝してやまない。

これからもどうかよろしくね。

2024年7月2日火曜日

【20240702:火】+++人としての器+++

 


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先日観た昔のドラマ『仁』の中のやりとりで最も印象深く、納得したものがあった。

それは南方仁がペニシリン量産のため、パトロンとして富裕な商人に金銭面の援助を請うた際のやりとりの中にあった。

その商人が支援を惜しまなかった生前の緒方洪庵は器の大きな人物だったからであって、器の大きさの定まっていない得体のしれない南方仁に支援はできないと彼はきっぱり断った。

のちに彼が支援を約束したのは、南方仁の人としての器の大きさではなく、人々を引き寄せる飾り気のない器の美しさ故だった。

ぼくも人としての器の大きな人は憧れる。言い換えれば、懐の深い人だ。自分軸がしっかりしていてどんな時にもブレたりしない。

ひるがえって、ぼくのような器の大きくない普通の人間にとって何が最も大切なのかといえば、器を実際よりも大きく見せないことだと思う。

SNSでの発信内容を見るまでもなく、個人においても様々な業種においても、世の中の少なくない人たちは自分の器をことさら大きく見せることに躍起になってると思えてならない。

ぼくにはどうしてそこまで自分を粉飾し大きく見せたいのか理解できない。

他人にどう見られるか、他人軸を基準としたら決して満足など得られるはずもないのに。

ぼくはそのような器を現実より大きく見せようとする人や商売を信用しないし、貴重な時間の無駄使いとなるから関わらない。

器はおおきくなくともありのままの自分で接したいし、ありのままの自分で接してくれる、そんな人間関係の中にぼくは居たいと切に思っている。

2024年7月1日月曜日

【20240701:月】+++10年目の小屋という妄想+++

 


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小屋を建てたい。

VOUSHOをオープンして来月で丸9年が終わる。

10年の区切り。

そこまではなんとかお店を続けたいと思っていた。

その区切りに小屋を建てるってのはどうだろうとぼくの中の一人のぼくが進言した。

まだ妄想の段階だけれど、イメージだけは出来上がってきてる。

小屋の形と外装はほぼ決定なのだ。

木製の電信棒も小屋の横に1本建てるとか。

建築申請の不要な小さなサイズ。と言っても10㎡以内だから最大で6畳近くある。

高さは3〜4mは欲しい。

焙煎機と生豆と焙煎グッズ用の棚と作業台、断熱仕様はマスト。

でもまだ妄想。

乗り越えるべき課題は建築費用以外にも多々ある。

現在の駐車場をさらに削らないといけないとか。

その前に塀も今より高い木の塀にしたいとか。

妄想は続く。

そして妄想は楽しい。

それがたとえあれこれ考えを巡らせるだけになったとしてもね。

*店内に小屋ライフNo.1〜4まで揃って置いてある。値段と大きさの参考になる。

2024年6月30日日曜日

【20240630:日】+++2024年の6月が終わる+++

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2024年も半分終わった。

6月も駆け足で去っていった。

今月は高校時代の旧友と40年ぶりに再会したり、半年ぶりに映画会を行ったり、久しぶりに新品のカメラも購入したのだった。

そして2009年と2011年に放送されたテレビドラマ『仁』を配信で一気観して大泣きもした。


大沢たかおははまり役だし、内野聖陽演ずる龍馬もぼくにとってはこれまでの龍馬の中で一番よかった。綾瀬はるかも初々しくて、彼女に対するぼくのイメージも随分と変化した。

江戸時代末期に青年医師がタイムスリップして、ペニシリンを製造したり、点滴や輸血、開腹開頭手術したりと荒唐無稽ながら、幕末の偉人たちも巻き込むストーリー展開に夢中になり、幾日か寝不足の日々を過ごすこととなった。このドラマは名作だと思う。ぼくの知らない世界は無限に拡がってるのだった。

 


2024年6月25日火曜日

【20240624:火】+++半年ぶりのVOUSHO映画会+++

 




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VOUSHO映画会、なんと半年ぶりだった。

そして今年初。

昨年の12月以来とは!

午後7時から始めたけど、この時期はまだ明るくて、天窓からの光で不思議な雰囲気だった。


毎回見終わった後のトークがぼくは楽しい。

様々な切り口の感想と意見。

おのずと理解が深まる。

実は次回の映画はすでに決まっている。

ぼくが個人的に注目してる日本の監督の映画。

また半年過ぎてしまわないようにしなきゃね。








2024年6月17日月曜日

【20240617:月】+++人身事故のニュースに思う違和感+++

 


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鉄道の人身事故のニュースを聞くたびに或る違和感をぼくは覚える。

例えば「上り中央線は○○駅での人身事故のため30分から1時間の遅れが出ている模様・・・」のように淡々と列車の遅延状況が伝えられる。

そこには年齢、性別、一切の情報がない場合もある。

死傷者の詳細がすぐには特定できないだろうから人身事故とそれに起因する列車遅延の発生しか伝えられないのは理解できるのだけれど、ぼくの違和感の元は人の死より列車遅延の方が重要に聞こえてしまうことだ。

その遅延に遭遇した人の中には自分の予定が変更を余儀なくされたことに舌打ちして迷惑がる人もいるかもしれない。

鉄道自殺は多くの人に迷惑をかけるというのはその通りかもしれないけれど、それでも飛び込まざるを得ない状況に彼や彼女は追い込まれていたわけで、ぼくは気の毒でならない。

(鉄道の)人身事故という言葉を聞くたびにどんな人がどんな思いで飛び込んだんだろうと思わざるを得ない。


この国は自殺大国だ。

単純化して言わせてもらえば、社会を覆う非寛容さと自己責任論が人々を分断し孤立化させ、ひいては自死を選択させているのではないだろうか。

何の解決にもならないのは承知だけれど、せめて「亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします」とニュースの最後に付け加えたりはできないものかと思うのだ。

自殺者のでない、寛容な懐の深い社会にしたいものだよね。

2024年6月16日日曜日

【20240616:日】+++Thanks for a shopping bag+++

 

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ぼくの英語力は元々大したことはないのだけど、最近は本当にボロボロで単語もセンテンスもちっとも出てこない。

終わってる。

インバウンドなんてぼくのお店には関係ない別世界の話だけど、それでも外国のお客さんが時々来てくれて、ありがたいことにリピーターも少ないながらいてくれたりする。

大抵は旅行者ではなく、陶芸家だったり、仕事で日本に来てる人だったりだ。

エストニア、フランス、アメリカ。。。

そんな中、昨年から時々来店してくれていたウクライナ出身のアメリカ人女性イリーナさんが、1ヶ月の陶芸のための滞在を終えて帰国すると告げに来店してくれた。

昨年は2ヶ月間で、もうこれで来ることはないようだ。

先週来てくれた時はぼくの好きなウクライナの民族音楽グループDakhaBrakha(ダッカブラッカ)の曲をかけたら、彼女はダッカブラッカのアメリカツアーを4回くらい聴きに行ったほどのファンだと知ったばかりだった。

まぁそういうことをぼくのポンコツ英語でやりとりするわけだけど、聞く方はともかく話す方は単語が出てこなくてほんとに情けない。日本語でもそうだから仕方ないけど。


そしてイリーナさんはぼくに彼女がデザインしたショッピングバッグをプレゼントしてくれた。

ぼくは何もしてないのに、ありがたいことだった。

ショッピングバッグに彼女のサインを書いてもらった。

彼女はユーリ・ノルシュタインも好きで、彼の描くハリネズミを自分のハンドルネームにしたとのこと。

ezhclayのezhがロシア語でハリネズミのことらしい。

ぼくは彼女の写真をインスタント写真で1枚撮らせてもらった。

ほんの心ばかりのお礼しかできなくて申し訳なかった。

ぼくは彼女のバッグをエコバッグとしてこれからいつも買い物の時に使わせてもらうことにした。

もうこれで会えないと思うと寂しいけれど彼女の活躍はInstagramでこれからも見させてもらうね。




2024年6月15日土曜日

【20240615:土】+++痛いところのない幸せ+++

 


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久しぶりに友人のZさんが来店。

汗かいてたから自転車で。

片道12kmだという。

Zさんは変わらず元気でいるのかと思っていたら、この1ヶ月間左の膝間接が腫れて痛くて外出もできずにいた様子。

彼はぼくもどこか痛かったりするのか訊いてくれたのだけど、幸い痛いところはどこもなくてありがたいことだ。

35歳の時に患った腰椎椎間板ヘルニアの影響で足の指先が痺れてることはあるけどね。

まぁそれがぼくのデフォルトになっているので、気にしなければ気にならない。

痺れが酷い時くらいしか意識しない。

痛みは意欲を削ぐ。

だから痛みは極力遠ざけたいものだとZさんと話していて改めて思った。

ぼくは最近自転車にも乗ってないし、季節が梅雨間近で汗ばむからなおさら乗りたくない。

でもZさんのいう河川敷を一緒に走ってみたいとは思ってる。

早く彼の痛みが去って、楽しい自転車生活がZさんに戻りますように!


2024年6月11日火曜日

【20240611:火】+++高校時代の旧友と再会+++

 


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背の高い痩せ気味の男性が入ってきたとき、ぼくにはそれが誰だか全くわからなかった。

その男性は扉の前に立ったままずっとぼくの方を見ていた。まるで『俺がわかるか?』と言いたげな表情で。

ぼくは知り合いの人かもしれないと、彼の顔とぼくの記憶の中の人物とを頭の中で照合し始めた。しかし、全く該当する人物が浮かび上がらなかった。

それほど彼はスマートになり、目つきや顔つきも変化していた。


30年ぶり、いやそれ以上だ。40年ぶり以上かもしれない。

ぼくの記憶の中の彼は仕事柄目つきがとても鋭く厳しかった。

学生時代の彼はどちらかといえばお喋りでユーモアもあり明るいタイプで冗談を言い合える間柄だった。ぼくの部屋に夜中まで居たり、逆に彼の部屋に泊まったことも何度もあった。これからどう生きたいか朝まで語りあったこともあった。一緒に旅したこともあった。

ところが彼が就職して一年ほど経った時、居酒屋であった時の彼の目つきはとても鋭いものに変わっていた。世の中全て犯罪者ばかりと言わんばかりの目つきだとぼくはその時思った。今思えば、その頃から彼とは住む世界が違ってしまった感じがして、徐々に彼との距離が遠のいていった感じだった。

以前、他の知人から聞いたところによると、彼は随分とその世界で出世したあと、定年退職し、瀬戸川沿いの遊歩道をよくウォーキングしてる姿をみると聞いていた。

でも、きっと今でも目つきの鋭いままの彼だろうとぼくは勝手に想像していた。


彼が名乗ってもぼくは40年前の彼と脳内でしばらく同期できないままでいた。

メガネの下の彼の目を見つめるうちに、まるでボケていたピントがぴたりと合っていくように、彼の面影が昔の彼と一致した。

『目が昔のままだ!』とぼくは彼に言った。


彼の目つきはもう厳しくも鋭くもなく、柔和なものになっていた。それは高校生の頃の彼を見るようだった。

そしてその後彼と近況報告も含めあれこれ語った。他にもお客さんが居たけれど、ぼくは彼の隣に座って自分の話をし、彼の話を聞き続けた。どれだけ話してもどれだけ聞いてもネタは尽きないように思われた。

また別のお客さんが来店したのをきっかけに彼が帰るために立ち上がるまで僕らの話は続いた。


ぼくは改めて、VOUSHOをはじめたからこそこうして彼との再会が実現したんだと思った。

本当に会えてよかった!

彼はぼくが生きてるうちに再会したい一人だったからだ。

そう思うなんて、ぼくの人生も本当に終盤のロスタイムになってるってことなんだろうね。

再会できて本当によかった。

来てくれた彼に対してと、この再会に至った偶然の重なりにありがとう!


*彼と並んで自撮りした写真が上手く撮れてなかった。その時居らしたお客さんに頼んで撮って貰えばよかったなぁ〜。柄になくちょっと遠慮しちゃった。

今日の写真は昨日の朝焙煎した直後の店内。煙が天窓の光に反射して光の束ができていつ見ても綺麗なんだよね。

2024年6月10日月曜日

【20240610:月】+++ぼくが選んだカメラ+++




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久しぶりに新品のカメラを買った。

ここ一年くらいずっと迷っていた。決めかねていた。

今のぼくの撮りたいものにもっとも適したカメラは何なのかと。


ランニングコストは無視できない。

今はモノクロフィルム自家現像に割く時間も見当たらない。

貧乏性なぼくは、高級な中古フィルムカメラを購入したら、それを使い倒すのではなく大切に保管しておくことになってしまうだろう。それでは意味がない。


デジタル一眼カメラももちろんいいけれど、あまりに綺麗に撮れすぎて今のぼくの好みに合致しない。

ある意味、iPhoneで十分事足りしてまう。


本当はポラロイド写真が好きだけど一枚あたり500円のランニングコストは趣味で撮るにはありえないレベルの金額だ。

そこで検討してたのがチェキだった。

ポロライドと同種のインスタント写真で1枚あたり100〜130円くらいのコスト。

スクエアーが登場してそれを第一候補にしていたが、フィルム代が150円くらいとさらに割高になることと、この先スクエアーフィルムが安定供給されるか不安もあった。

またアナログのチェキカメラだと以前のブログでも記したように失敗する写真が毎回必ず出る。これはぼくが使いこなせていないためではあるけれど、これ以上のランニングコストをかけることはぼくには無理なので、失敗しないチェキでないといけない。

これが結論だった。

失敗しないチェキ。


因みにポロライドのSX-70シリーズはゾーンフォーカスではなくファインダーでピント合わせができたので失敗写真が少なかった。

こうして購入することに決めたのがアナログとデジタルのハイブリッドのチェキカメラだった。


INSTAX  mini Evo

内臓充電池のため、いずれは充電能力が落ちてダメになるのがネック。

デジタル処理でフィルターとか組み合わせ的には100種類使用できるけど、ぼくには不必要な機能と良いことばかりではない。

それでもチェキフィルムをプリントアウトするときにフィルムカメラのように、巻き上げレバーを巻くとフィルムが出てくるギミックはとても好き。


また、iPhoneとBluetoothでペアリングしておくとiPhoneで撮った写真をチェキでプリントアウトもできるのもいい。microSDも使えるのでチェキで撮った画像データも保存できるし、チェキ専用アプリを使っての保存もできる。

マクロ機能もあるので液晶パネルでピントを確認しながら撮れるので寄っての写真も失敗もない。

友人を撮った写真(先日のOくんとチェロの写真が一枚目だった)を目の前でプリントアウトしプレゼントできるのは、ポラロイドと同様のちょっとしたパフォーマンスでもあり、徐々に浮かび上がる写真を一緒に眺めるのも楽しい。

そんなカメラを今使い始めたよ。



2024年6月8日土曜日

【20240608:土】+++人性初チェロ+++

 



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楽器音痴というか楽器をほとんど弾けない、吹けないぼくだから尚更感動しちゃった。

それは岐阜のOくんがチェロを持って来店してくれて、生でチェロの音を間近で聴くことができた上に、弦で弾かせてもらったからだ。

ぼくの人生で初チェロ!

あの低音がぼくのお腹にまでズーンと響いてきて、こんな経験はなかなかできないだろうから、とにかく興奮しちゃった!

Oくん、このためにコスチュームまで音楽家風にきめていたんだなぁ。

ありがとう!

チェキで撮った写真を岡田くんに。


2024年6月7日金曜日

【20240607:金】+++歯医者のあとの寄り道+++



 

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神経抜いてある歯の被せ物の下が虫歯になってると先週の定期検診で院長さんに言われた。虫歯治療はもう何年もやってなかったな。もちろんこの治療は一度で終わるわけはなく数回続く。やれやれだ。

麻酔がまだ効いてるけど、久しぶりにぼくのお気に入りのカフェに遠回りの寄り道をすることにした。

店主さんがモーニングセットを持ってきてくれて、池の改修工事がほぼ終わったこと、そして新しい道路工事はまだ2年続くことを教えてくれた。

前回来た時は、池の水は抜かれ、改修工事真っ只中だったからね。それと比べたら今日は別世界。池の水面を撫でて吹いてくる風がとても気持ちいい。

「池に水が入って、なんだかホッとしますね」とぼくが言うと、「そうですね」と彼は池を眺めながらニコッと微笑んでそうつぶやいた。

いい笑顔だなぁとぼくは思った。

店主の笑顔もここの魅力の一つ、とぼくは思ってるよ。



2024年6月6日木曜日

【20240606:木】+++++人の交わりにも季節あり+

 


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今日のタイトルは南方熊楠のことばだ。

孫文と熊楠はロンドン時代に交流を深めたものの、後に自然と疎遠になったと言う。

家族ぐるみの付き合いもしていたみたいだけどね。

そこで熊楠が残したことばが今日のタイトルの『人の交わりにも季節あり』なのだ。


ぼくは熊楠のこの言葉にとても納得した。

自分の限られた経験からしてもまさにそうだ。

一時期あつく交わったと思ったら、知らぬ間に季節が移り変わったように疎遠になった人がどれほどいることか。


自然と疎遠になっていくのが人付き合いのデフォルトであって、消えそうで消えずに細々と続いていくことの方が珍しいことなのかもしれない。

季節の変化とともに疎遠にならないためには、少なくとも一方の人が強い意志を持ち、マメにアクションを起こすしかない。世の中そんな人ばかりでなく、ぼくのようにズボラで気分がムラな人の方が多いから大半が疎遠になるんだと勝手に決め込んでいる。

だから仕方ないのだ。

誰のせいでもないのだ。

成り行きに任せるしかないのだ。


そう考えると、「ま、いいか」と思える。

『人の交わりにも季節あり』

ぼくの座右の銘の一つにしよっと。


〈追記〉

季節の移り変わりを乗り越え続いていく交わりの一つの目安があるのかもしれない。ぼくの限られた経験から言わせてもらうと、10年と言う年月かなと。10年を超えてなお細々とではあれ、付き合いが継続していたら、その後も続いていく可能性が高いのではと。ふとそんなことを思ったので。



2024年5月31日金曜日

【20240531:金】+++2024年の5月も終わるね+++

 


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今月は通算4回目となるライブを行った月だったね。とてもいい時間だった。

お店を始めて9年で4回目のライブということはおおよそ2年に1回開催という超スローペースなわけで、まだまだ試行錯誤中といった感じだ。

そのライブ繋がりで下伊那郡豊岡村にある古本と雑貨のマニアックなお店にお邪魔したのも良い思い出となった。

最近すっかり出不精となったぼくには、もっと気楽に出かけてみようって言うきっかけの一つとなったかもしれないな。


話は全く変わるけれど、今日カリンバが届いたよ。

カリンバって木の板とか木の箱に金属の棒が何本かついてて、それを左右の親指先だけで弾いて音を出す楽器かな。

楽器は全く弾けないぼくだけど、お客さんの誕生日なんかにハッピーバースデイの曲を奏でることができたらいいなぁ・・・なんて思ったりして挑戦してみることにしたんだ。

このカリンバ、オブジェとして飾ってもいい素朴なデザインだし、初心者用は安価なことが楽器音痴のぼくが楽器演奏に挑戦するというハードルを随分引き下げてくれたんだよね。

昨日楽器屋さんに行って実際カリンバが弾けるか試してみたのも良かった。

ぼくの太い親指の爪でも隣の棒に干渉することなく問題なく音出しができたときは嬉しかった。

お店が暇な時は、読書かお絵描きかカリンバか・・・になりそうだね。


2024年5月29日水曜日

【20240529:水】+++久しぶりのチェキ+++

 


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昨日の嵐のような荒天とはうって変わり朝から快晴だった。

そこで新緑を眺めに近場の岐阜県曽木方面へ出かけてみることにした。

信号の少ないワインディングロードはドライブするにはとても気持ちいい。


前日ネット通販で注文しておいたチェキ用モノクロフィルムが届いたところだったので、チェキを持って出かけた。

ぼくはもうすっかりチェキの癖を忘れていたので、10枚のうちゴミ箱行きにならなかったのは6枚ほどしかなかった。コントラストのきついところでは、明るい方に露出が合ってしまい暗いところが完全に黒いベタになってしまっていた。ぼくはフラッシュが嫌いなのも失敗を多くする原因の一つだ。フラッシュ部にマスキングテープを貼っているので強制的にノン・フラッシュ状態。自然光が頼りだけど、そんな微妙な表現が可能なカメラ機構ではない。ぼくがチェキの癖をマスターし、使いこなすにはかなりの失敗と出費が必要だ。

それだからこそ・・・なのか、ポラロイドと同様に写したものがインスタントフィルム上に現像されて浮かび上がってくる様は見ていて楽しいし、ワクワクする。

スマホやデジカメのように、簡単に綺麗に撮れないからこそ、あれこれ対策やら撮り方を考えるのも楽しい。

予想した通りに、あるいは予想以上に良い写真が浮かび上がった時の嬉しさはひとしおだ。

今回初めてモノクロのチェキフィルムを使ったのだけれど、フィルムの箱もかっこいい!これは捨てられない。

カラーをメインに使いつつ時々モノクロも使ってみようかと思っている。

フィルムの値段は変動するだろうけど、今回のフィルムは10枚撮りで1,300円だったので1枚130円ってことになる。(ちなみにポラロイドは8枚撮りで4,000円するので1枚500円もする!)

1枚しか存在しない写真。

それもいいよね。

2024年5月28日火曜日

【20240528:火】+++夢のはなし+++

 


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性懲りもなく、また今朝見た夢のはなしを。


ぼくは結婚式か何かのおめでたい席に出た後場所を移動して飲食店に歩いて向かっていた。

顔見知りは妹の旦那くらいだったが、彼は用事があってすでに帰ってその場には居なかった。

ぼくはその披露宴か何かで同席してた初対面の人たちと所謂二次会へ向かっていたのだ。

歩いて移動していたのは、ぼくの軽トラを二次会の場である飲食店の駐車場に誰かがあらかじめ移動させてくれていたからだった。

ぼくは手荷物を車に置いておきたかったので、一緒にいる人たちにぼくの車の駐車場所を尋ねた。

最初に答えてくれた人が教えてくれた場所に行ってもぼくの車は見当たらなかった。

そこでまた別の人に訊いて、別の場所に行ったがどこを見てもぼくの車はなかった。

そこから延々この同じパターンの繰り返しになった。

車の場所を尋ね、そこへ行って探し、見当たらなくてまた別の人に訊く。

無限ループのようだった。

負のスパイラルにぼくは絡め取られ落ち込んで行った。

イライラが募って行った。

「ぼくの車は特徴があってすぐわかるはずなのに一体どこに駐車したというんだ?」とぼくは誰に向かうともなく怒って叫んで目が覚めたのだった。


とても疲れる夢だった。

そもそもぼくは二次会には行かないし、ましてや見ず知らずの人に車のキーを渡すはずもないわけだけれど、それこそ夢ならではのことだ。

ぼくは夢を見ることが多いのだけど、起きた瞬間その夢の内容を忘れさることが大半だ。今朝見た夢は珍しく鮮明に覚えていたから記しておいた。

*今日の写真は最近のぼくのiPhoneの待ち受け画面ね。


 


2024年5月26日日曜日

【20240526:日】+++最近ぼくがハマったミュージシャン+++

 


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去年は何と言っても秋に知ったノルウェイのキム・ヨーソイをヘビロテで聴きまくった。

そして最近はユーチューブを彷徨っていて偶然見つけた若い女性シンガーにハマっている。

日系アメリカ人と思われる。

ジャズやボサノバのテイストもあって、決して歌自体はうまいというわけではないけれど(あ、これはぼくの個人的な感想なので)何故かアジがある。

ぼくの『好き』の重要なキーワードである『切なさ』が彼女の曲と歌声から感じられる。

彼女の名前はMei Semonesという。

興味あったらチェックしてみてください。

ぼくは彼女のライブでの曲が好きなんだけど、『INAKA』とか『TEGAMI』とか『KABUTOMUSHI』とかスタジオ録音されたものも全部いい。

日本語と英語が自由自在に飛び交っている、そんな感じもいい。

朴訥とした飾り気のない歌い方も、これまたいい。

こういう若い世代のミュージシャンの感性って、彼女たちが生まれるずっと以前の様々な音源アーカイブの影響もあってのことか、とにかく素晴らしい・・・と思わざるを得ないのだった。

 

 

2024年5月25日土曜日

【20240525:土】+++松本みやげをありがとう+++

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お店のお客さんでもあり、ぼくにとっては友人でもあるMくんからお土産をもらった。

彼が長野県の松本に行ったときに、そこの本屋で買ったポストカードやポスターやメモブロックだった。

もちろんタダ氏の版画は大好きなわけだけど、彼がInstagramで紹介していた手作りメモブロックを見たときぼくも欲しいなぁと思ったのだった。まさにそのものズバリのものをいただいた。

本当にありがたいこと。

人にあげたものは覚えているけれど、もらったものは覚えてないもの・・・ときく。

ぼくの場合はあげたことも忘れていることが多い。だからせめていただいたものは記録して忘れないようにしなくちゃと思っている。それでもぼくの記憶から落っこちて忘れてしまっていたらごめんなさい! ありうるから。

 いただいたモノたちももちろんとても嬉しいけれど、一番嬉しいいのはやはりこれをプレゼントしようとぼくのことを思ってくれた気持ちだよね。

ありがたいことです。

本当にありがとね!



2024年5月24日金曜日

【20240524:金】+++久方ぶりのパフェとスイッチと+++




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今年になって初めてかもしれない。

いや、一度行ったけどまたしても臨時休業だったんだった。

それで今回はきちんとホームページをチェックして行ったよ。

久方ぶりのパフェ・モーニング。

今回のは1,150円といつもより50円高かったけれど納得の美味しさだった。

満足、満足!

ちなみにモーニングサービスの飲み物はマスカットのフレーバーティーにした。

その後、レトロスイッチ専門店のトグルへ。

ここも久方ぶり。

今回は店主さんがお店の入ってる古ビルの各階を屋上まで案内してくれて多治見の街並みを俯瞰させてもらうと言うオマケ付きだった。

羨ましい限り。

3・4階は主に店主さんの住居になっているけれど、他にも空きスペースがたくさんありリノベする楽しみに満ちていた。

また、屋上スペースも十分あり気候の良い時にテントを張って夜空を眺めてみたいね。

前回はトグルスイッチを買ったけれど、今日はMERCURYのバックスキン製の手袋を購入した。こういうヘビーデューティーな手袋にぼくは弱い。これなら溶接の時にも使えるしね。 ああ、でも溶接全然やってないなぁ〜。。。。

この手袋にボウ ショ小僧のスタンプを押してみた。

ぼく的には結構いいと思うんだけどなぁ。

その後、店主さんに勧められて土岐川のすぐそばにある輸入家具店に寄ってみたりした。

残念ながらぼくの物欲を刺激するものは無かったけれど、3階まで店内をくまなく見て帰った。

多治見ってとても面白い街だよね。夏暑くなければもっといいのになぁ。



2024年5月23日木曜日

【20240523:木】+++VOUSHOホームページを更新したよ+++

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すっかり放置プレー化してたVOUSHO Coffee Factoryのホームページ。

更新をサボってるうちに、展示の記録とライブの記録を2年間もほったらかしにしてたんだ。

反省して、ちょっと頑張って今夜更新してみた。

久しぶりにやるものだから、Wixのエディター操作方法やら画像のアップロード方法なんかを忘れ気味で勘を取り戻すのに少し時間がかかったりした。

個展では2022年のYOKOZCO展と今年2月からのidaaya個展を2本更新した。

ライブも同じく2022年とこの5月のオツベル・ライブを2本更新した。

更新完了は日付がかわって5月24日の午前2時過ぎになっていた。

とりあえずこれでなんとか借金を返せた感じだ。

気が向いたらホームページのNEWSとARCHIVESのそれぞれのページをのぞいてみてくださいね。


2024年5月22日水曜日

【20240522:水】+++地元のディープなお店をハシゴした+++

 


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太くんから昨夜連絡があり、急遽今夕会うことになった。

前回のリベンジで地元の焼肉屋で夕食をすることに。

そして今日もう一人同行することになったのは若い陶芸作家のHちゃん。

午後5時にVOUSHOに集合し、歩いて焼肉屋に向かう。

ぼくは5年ぶりくらいかもしれない。

平日なので予約せずに行ったけれど、隠れた人気店になっていた。いくつかのテーブルはすでに予約席となっていて危ないところだった。次回からは必ず予約して行かないと。

注文したのは、ミックスホルモン5人前とさがり肉4人前、キムチ2人前。それに熱燗と濁り酒と麦焼酎。

ちょうど1時間くらいで平らげた。



そして次に向かったのが串焼き屋。

ここもディープなお店。

ここではまた日本酒とおでんと串焼き(とん焼き、きも焼き、心臓焼き)など。

ぼくは特にきも焼きが気に入った。

 
 

7時頃にVOUSHOで解散した。

短い時間だったけれど濃密な時間だった。

ぼくはほろ酔いで歩いて気持ちよかった。

 

次回は太くんとぼくのお気に入りのカフェにモーニングに行くことにしよう。

 

2024年5月20日月曜日

【20240520:月】+++ぼくは信じない+++

 


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2階に置いてあるアナーコパンクバンドCRASSのポスター額装に入店後すぐに反応してくれたのは、常連のお客さんのSさんだった。

思いがけなかった。

まさかSさんとCRASSの接点があろうとは。

人は見かけによらない、まさに。

しばらく興奮気味に彼女と話したのはいうまでもない。ぼくと違い彼女は根っからのCRASSのファンだった!

ぼくは正直言ってCRASSの音楽自体の良し悪しはよくわからないけれど、彼らのアナーキーな理念と今なおその理念に基づいて生活してるところに深く感服している。

言動が一貫しているのは簡単そうに見えて実はとても難しい。現実世界では、一貫させようとすればするほど他者とぶつかり、軋轢をうみ、ストレスの元となるから、自分を守ったり、保身のために信念を曲げ合理化する人がほとんどだ。それを大人と呼ぶのかもしれない。このこと自体をぼくは咎めるつもりは全くない。人それぞれに置かれた環境も性格も異なるから処世術の一つだと思う。

ぼくが違和感を感じるのは若気の至りという言葉でもって過去をまるで笑い話にしてしまう人だ。

ぼくは、『信念』というものはそんなに簡単に変わるものではないと思っている。

時に自分の『信念』に基づいた言動が間違っていて、大きな後悔に至ることもある。でもそれは自分が一生引き受けて行くべきことだと思っている。

それを時代のせいや、その当時のオピニオンリーダーのせいにし、人生の終盤で『信念』を真逆の方へあっさりと乗り換えて嘯いている、そんな人を見るととても残念な気持ちになる。

そのような人を『変節漢』というのだけど、きっと本人は騙されていたと自分の選択責任を他者に転嫁し被害者面して済ませるのだろう。

そんな人をぼくより少し上の世代の人の中にときおり見かける。

それが知り合いだとしたらさらに残念だし、ぼくはその人の言うことを決して信じることができない自分と向き合うことになる。

寂しいことだね。


2024年5月16日木曜日

【20240516:木】+++長野県下伊那郡へ+++



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オツベルくんの三日間のツアーの最終日を行った長野県下伊那郡にあるハッピーデイズに初めて行ってみることにした。

行きは高速道路を使わず一般道でドライブを楽しみながら行くことにした。

選択したルートがなんと日本三大酷道の一つとされる国道418号だったと、あとで知ったのだった。すれ違いができない細いワインディングロードが延々と続いた。もちろん川沿いの道だ。

運良くほとんど対向車がなかったので良かったけれど、もし出会ってたら曲がりくねった道をバックでかなり戻らないといけなかっただろう。ゾッとする。

帰路はもちろん高速道路にした。

目的地ハッピーデイズは古本や雑貨が所狭しとひしめく小さなお店だ。オーナーのムッシュ松尾さんが長年集めたこだわりグッズが素晴らしいのはもちろんだけれど、彼のキャラクターが何よりもインパクトがあり、このお店の魅力の源泉となっている。

きっと松尾さんは几帳面な人なんだろう。

あれだけのモノが空間を埋めているのに、埃まみれになっていないどころかとても綺麗にディスプレイされている。そしてこれらのものが本当に好きだということが伝わってくる。

時間が足りない!

あっという間に時間が過ぎる。

ぼくが見たのはお店の品物の何十分の一だろう!

次回は泊りがけで来て、全てをチェックしてみたい。

行きはトイレ休憩も含め4時間近くかかったけれど、帰りは高速道路で1時間半ほどしかかからなかった。

遠いようで近く、近いようで遠いハッピーデイズ。

今日は本当にハッピーなデイになったなぁ。

*ハッピーデイズは簡易郵便局もやってたんだなぁ。伴野(ともの)と読むんだ。



2024年5月11日土曜日

【20240511:土】+++とても良いライブだったよ+++






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手前味噌で自画自賛かもしれないけれど、オツベル君のライブはとても良かった。

オツベル君からの申し出で前半と後半に分けたのも良かった。

20分ほどトイレ休憩があって後半に。

今回も客席は1階席と2階席にした。

ライブの最後、アンコールの拍手がかかり、嬉しいボーナス曲。

9時20分頃にライブは終わったのだけど、お客さんも心地よい余韻にもうしばらく浸りたいだろうと思い、10時半までお店は開けておくので、時間が許せばゆっくりしてもらうことにした。

結局終わったのは11時過ぎたのだけど、このアフターライブの時間もとても良かった。

ぼくは来てくれたお客さんとも話をすることができたしね。

終わった後、もっともっとだらだらしたいと思った。

ライブもアフターライブも本当にいい時間だった。

遠くは一宮から、さらには神奈川県から、さらにさらに東京からも!

来てくれた人たち、オツベル君、本当にありがとう!

またきっとやろうね。




2024年5月6日月曜日

【20240506:月】+++嬉しい来訪+++

 


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GWの最後の日、嬉しい来訪があった。

長○手高校時代の教え子のIくんが奥さんと娘さんと一緒に来店してくれたからだ。

5年ほど前にIくんは友人2人とともに来店してくれたから今回が2度目となる。

東京でカイロプラクティックの治療院を開業している。

あまり時間がなくてゆっくり話せなくて残念だった。

次回東京に行った時に彼の治療院を訪問してみたい。

本当に嬉しい来訪だった。

ありがとう!

✴︎写真は常連のカトケンくんに撮ってもらった。上手く撮ってくれてありがとう。ここに載せるために画像処理はしたけどね。Iくんにもすでに送ったよ。

 

2024年5月4日土曜日

【20240504:土】+++オツベル・ライブ1週間後!+++

 




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GWもお客さんの多い少ないの読みができない。

元々が水商売だからタバコの煙の流れを正確に予測できないようにお客の流れを予測するなんて不可能・・・とはわかってるんだけどね。

さてGW後半はどうなることやら。


そして、肩すかしとてんてこ舞いのGWが終わったら、次はオツベルくんのライブだ。

ついに間近に迫ってきた。

ライブに来てくれるお客さんはもちろんのこと、オツベルくんにも良い時間を過ごしてもらいたい。


小心者なのでもうすでにドキドキして来たよ。



2024年5月3日金曜日

【20240503:金】+++ゴジラ-1.0 とてもよかった+++

 


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ゴジラ-1.0を観た。

カラー版とモノクロ版で二度見た。

友人が言ってたようにモノクロの方がぼくにとっても好みだった。

そして何度も泣いた。

ゴジラ退治のための民間防衛組織立上げ会議で学者が述べた言葉にグッときた。


思えば、この国は命を粗末にしすぎてきました。脆弱な装甲の戦車。補給軽視の結果、餓死、病死が戦死の大半を占める戦場。戦闘機には、最低限の脱出装置すらついていなかった。しまいに特攻だ玉砕だと。

だからこそ今回の民間主導の本作戦では、1人の犠牲者も出さないことを誇りとしたい。今度の戦いは死ぬための戦いじゃない。未来を生きるための戦いなんです。』
 
太平洋戦争のドキュメンタリーならこういう捉え方もあったけれど、ぼくが観たエンタテイメント映画の中では記憶にない。反戦映画というカテゴリーに収めるのでなく、これが当たり前の、デフォルトの捉え方になってきたんだと思うと感慨深いものがあった。すごいな。
 
ところで、ゴジラは何の象徴なんだろう?
 
戦争で亡くなった人々の無念と憤りの権化なのだろうか?
 
ただ、ゴジラが崩れ落ちるのを見ながら元兵士たちが敬礼するのは理解できなかった。
 
最後の特攻の場面でも命を大切に扱おうとしている点で共感できた。
ゴジラという怪獣を扱いながらもまぎれもないヒューマンドラマだった。
続編ができるような終わり方だったけれど、ぼく的には完結であって欲しかった。
 
エンドロールで伊福部昭氏のゴジラのテーマ曲でまた泣いた。名曲だよね。

2024年4月30日火曜日

【20240430:火】+++2024年4月が終わり、ちょっと立ち止まって考える+++

 



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今月は何と言っても息子の結婚式に参加したことがぼくにとっての一大トピックだった。

来月はオツベルくんのライブが11日にあって、それが終わると11月中旬まで大きな予定はいれてない。

ぼく自身も作品作りをしたいと思ってる。

お店にぼくの銅版画や紙版画、立体作品なんかを置いてるので、時々お客さんに「作家さんですか?」って訊かれる。

その時、ぼくはいつも口ごもってしまう。

「あ〜、いや〜、その〜、好きでやってるだけで・・・」なんてね。

 

今の時代、「作家です!」とか「アーティストです!」とか「フォトグラファーです!」とか自ら手をあげて宣言してしまえば、そういうものとして見なしてくれる側面もある。インスタグラムなどのSNSに作品を載せ、プロフィールに○○作家とするだけでいい。「作品購入またはお仕事のご依頼はDMでお願いします」と付け加えておけば開業届みたいなものだ。

そういう点ではいい時代と言えるかもしれない。

でもぼくの場合、それを生業にしているのかどうかを考えてしまう。二足の草鞋であっても、少なくとも毎月そのことでもって収入を得ているかどうかと。

画家や陶芸家一本でやっている人の大変さと厳しさを思うと安易に手をあげることが憚られる。

もちろん、これは人それぞれにどう捉えるか勝手だから、作品を売らなくても売れなくても作り続けることに作家性があるとする理屈もわかる。

こんなところにこだわってしまうのがぼくであり、変なところが生真面目すぎたりするのかもしれない。とにもかくにも、なんでも自分自身納得してやりたいということなんだと思う。

 

以前にも少し書いたけれど、次にぼくがやりたいことは、やはりこれなんだと思う。

第三の人生。

そちらへ重心移動を少しずつ始めていく、2024年をそんな年にしたいな。 

*花瓶に挿してたアイビー(いただきもの)を先日地植えしてみた。葉が大きくなってきたので根付いたかも。アイビーは強いという。駐車場の一劃が覆われてもいいな。