2021年4月30日金曜日

【20210430:金】+++あっという間に4月も終わる+++

 


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またまた時の流れを前にして呆然と立ち尽くしております。

なんなんだろう、この無力感は!

貴重な人生の残り時間を味わうどころか、少しだけ鼻をかんで捨てられるティシュペーパーのようにぞんざいに扱ってる気がする。

かろうじてお店を開ける毎日のルーティーンだけは繰り返してるか。

内田恭子さんの個展はよかった。

そんなぼくでも、彼女のうずくまった白人間たちを見るとココロの緊張が少しとける気がした。

明日はオープンと同時に搬出が始まる。

さてさて、5月はどうすごそうかなぁ。


*写真は先週土曜日にお客さんからいただいたポラロイドのボックスカメラとフラッシュ。

叔母の遺品ということだった。こんなカメラを使ってた叔母さんてどんな人だったのだろう。

早速、Polaroid カメラの配置換えをして、いただいたカメラを左端に配置したよ。



2021年4月22日木曜日

【20210422:木】+++ちょっと変わった問合せ電話+++

 


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「はい。Vousho Coffee Factory です」

『あの、5月◯日の日曜日は営業されてますか?』

「はい。営業しますよ」

『実はVoushoのオーナーさんは青葉市子のファンだときいたので、お話がしてみたいと思いまして。わたしも最近青葉市子を知ってとても好きになってしまって。妻と一緒に伺います』

「そうですか。ぼくは青葉市子が好きだけど、追っかけをするようなファンじゃなくて、彼女の(歌の)世界観が好きというだけなので・・・。」

『はい。わたしもそうです。それでは、5月◯日.よろしくお願いします』

「はい。それではお待ちしてます」


ざっとこんなやりとり。

面白いな(とぼくは思った)。

誰にきいたのかも気になるところだけど、それ以上にこうしたことがきっかけで来店してくれる人もいるんだということがね。

この人、本当に来るといいなぁ。

*写真は今日お客さんが持ってきて、ぼくにくれたポスター。かっこいいなぁ。いつか本物を見てみたいなぁ。


2021年4月21日水曜日

【20210421:水】+++Micro Droneとスタジオ貸し+++



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定休日だけれど、午前中はお店をスタジオ貸し。

春日井市在住のフリーランスフォトグラファー、小野島さんがMicro Droneの撮影練習でVOUSHOを使ってくれた。

既に Drone撮影で仕事をされている小野島さんによると、広い空間でなくモノがいっぱい詰まったVOUSHOのような空間の方が間近にモノを撮りながら Droneを操作移動させていくことが練習になるのだそうだ。

練習本番(ちょっと変な表現だけど)は、 Droneを操作してる自分が映らないようにVOUSHOのトイレにこもって操縦されていた。

 Droneの操作はVRゴーグルをかけて、 Droneの進行方向に取り付けられたGoProカメラの映像を見ながらコントローラーであるプロポで行うのだ。

高所恐怖症のぼくには、きっと無理かも・・・と思うのだった。

今日撮ったのはどんな映像になるんだろうね。

*Micro Droneをぼくに説明するためのデモンストレーション動画は、ぼくのInstagramに アップしてあります。

*小野島さんのサイト→SOONOJIMA



2021年4月20日火曜日

【20210420:火】+++人生初の胃カメラ+++



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ピロリ菌がいるかいないか。そのための胃カメラ。人生初。

鼻から内視鏡を入れる。

思ったより、なんともなくてよかった。

ポリープも無し。

血液検査の結果で10日後にピロリ菌を飼ってるかどうかがわかるらしい。

午前10時半に終わった。

それから、名駅に。

軽トラには自転車を積んでおいたんだ。

名駅南の駐車場に停め、そこから自転車。

まずはARCOでランチ。

今回で二度目なんだ。

なんと押切にある靴屋の平野くんと遭遇。 

彼との会話の中でメモしたコトバ。

『数人の気まぐれ』

良くないですか?

ぼくはとても気に入ってしまった。

平野くんは話していて人柄の良さとやさしさが滲み出てて、ARCOの雰囲気と合わさって、ぼくにとって至福の時間となったのだった。

お値打ちで優しい美味しさのARCOのランチ。

ぼくはとても好きだ。

店内は落ち着いたアイリッシュ・パブ風で大人の雰囲気っていうのかな。本当は夜来たいところだよね。

オーナーの男性は友人の丹羽くんが言ってた通りの人だった。丹羽くんの記憶力は大したものだ。

その後、ぼくはカフェ・ド・サラでさらにコーヒーを飲み、相場るい児さんの個展を含め三軒のギャラリーをはしごした。

天気が良すぎて名古屋市内も今年初の夏日となったらしい。 

胃カメラのあと、Dahonでポタリングと今日は無理したよなぁ。無理が効くのはいいことばかりじゃないからなぁ。

やりすぎないようにセーブしまーす。



2021年4月17日土曜日

【20210417:土】+++周回遅れのススメ+++

 


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安城市に住んでるぼくの友人タカさんのブログのタイトルは、"one rap behind"という。『周回遅れ』ってこと。

ぼくはこのタイトルがとても好きだ。それはぼく自身が周回遅れで人生を歩んでる気がするからだ。一体何周くらい遅れてるんだろうか。

ぼくは、商魂たくましかったり(もちろんそれ自体、悪いことではないんだけど)、何事においても如才なくふるまえる人(これだって悪いことじゃないんだよね)が苦手だ。

世の中の流れに取り残されないように、周回遅れにならないように、世間の多くの人が何かにせき立てられるようにあくせくしてるようにぼくには思える時がある。

それは成功者に自分も続こうと成功者のノウハウをセミナーで傾聴したり、コロナ禍の現在のような時こそピンチはチャンスだとばかり攻勢に転じたりする。

つまり、いつも周回遅れでない集団に、うまくいけばトップ集団に、入ろうと頑張るのだ。

それは悪いことじゃない。 

だけど、何かがぼくにはひっかかる。

きっとぼくの気になる方向は自分よりも先を行く方ではなく、ぼくと同じように周回遅れで歩いてたり、ぼくより更に後ろにいる方なんだろう。

ぼくらはさまざまなメディアで煽られて、ついついハツカネズミのようにエンドレスの回転ハシゴをはしらされてる・・・そんな気がする。

今の時代、マイペースを維持するって並大抵のことじゃないね。

周回遅れで行きましょうよ。


2021年4月14日水曜日

【20210414:水】+++色々考えてる+++

 


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もう4月も中旬になってしまった。最近はコレコレをした!というものがまるでない。

ぼくは具体的に何もしてないのと同じでただ惰性で生きてるだけか?!・・・なんて思ったりもしてる。

まぁ本読んで、同じ映画を繰り返し見てるだけだ。 

今日は、区役所に住民票を取りに行ったついでに、名古屋市長選挙の期日前投票もした。

だから今日は十分やることやったと言えるかもしれないね。

名古屋市長選挙では、県知事のリコール署名で醜態をさらした現市長にはとにかく辞めてもらいたいと思うのだけど、どうなるかな。

何もしてない割に、いろんなことをいっぱい考えている。自分の身の回りのことから、政治経済のこと、世界のこと、宇宙のことまで。ミクロからマクロ。過去・現在・未来という時間軸も超越して。

実に無駄に考えてる。

でも、少しだけだけど、いろんなパーツがくっつき、それらが関連性を持ってきて、人生という巨大なジグソーパズルの隙間にはまり始めてる気もする。

完成することはなくてもいい。

考えること自体がヒトの存在意義なんだから。

また気が向いたらぼくが考えたことを文章化してみるね。

一つだけ簡単に記しておくと、『ぼくは効率性を求めるのが好きじゃない』ということ。これは経済かな。

またね。



2021年4月7日水曜日

【20210407:水】+++思い出に残る日+++



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何年ぶりだろう。

少なくともお店をはじめてから泊をともなう旅は一度もしたことがなかった。

それだからこそ、今年の個人的な目標の一つにぼくは一泊でいいから泊まりがけの旅をすることを掲げたのだった。

自分の節目の日に只々海を眺めて過ごしたかった。浜辺を散歩したりもしない。波の音と鳶の鳴き声をBGMに本を読んで過ごす。

そんな贅沢な時間を一年に一度巡ってくる今日してみることに決めたのは、一昨日の深夜のことだった。

4月6日チェックイン、7日チェックアウト。

大人一名。

オーシャンビュー。


昨日は曇天。

海と空の境界もあいまいだった。

でもぼくはそれも嫌いじゃない。

部屋に備え付けの椅子をベランダに持ち出し、iPhoneでニルス・フラームのプレイリストをかけながら、瀬戸内海のようなおだやかな海と鼠色の空と遠く対岸の灯りの点滅を見るともなくぼんやり眺めていた。

翌朝。

ぼくは6時半に強い陽射しの中目覚めた。

ぼくの個人的な節目の日の朝陽だった。

青空の端にまだ昨日の雨をもたらした雲が役割を終えて消えいろうとしてるところのようだった。海は黄金色に細かく輝いていた。

10階のぼくの部屋を覗くように鳶がゆっくりと優雅に旋回していた。

身震いするくらいの冷たい空気を肺にいっぱい吸い込んだよ。

チェックアウト後、やはり海岸を散策することもせず、ぼくは帰路についた。

ぼくにしては自分休めのいい旅だったし、それゆえ近場だったけれど思い出に残る旅となったんだろうね。




2021年4月4日日曜日

【20210404:日】+++ひがみ根性からだな+++

 


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今日、お客さんと話してたんだ。

「ぼくは一点の曇りもない幸福(感)を見せつけられると、あーこの人(たち)とは住む世界がちがうなぁ」と感じてしまうんだと。そんな時ぼくの気持ちはまるで引き潮で沖合い遠くまに持っていかれてしまったようになるんだ。100万光年離れた宇宙とまでは言わないけどね。

陽の当たる場所に居続けるのはしんどいし、さりとて、日陰ばかりに居るのも辛気臭い。僕の場合日陰に居ながら時々日光浴にちょこっと顔を出してみるくらいが丁度いいのだと思う。

人生もそうだ。

もし人生ゲームという概念があるとしても、人生において勝敗なんてないと思いたいな。

今夜はワインを少し飲みすぎたな、きっと。。。




2021年4月3日土曜日

【20210403:土】+++4月個展初日終わった〜+++

 


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個展初日はいつもどんなスタートを切ることができるか不安がないと言えば嘘になる。緊急事態宣言は解除されてるとは言えね。

そんな曇天模様を吹き飛ばすような個展初日となりほっと胸を撫で下ろすぼくだった。

・・

2年ぶりのお客さんが。金沢転勤後2度目くらいかな。彼の愛車のハンドルを久しぶりに握らせてもらった。



土曜常連客のカトケンくんに彼との記念撮影をお願いしたのだった。



2021年4月2日金曜日

【20210402:金】+++4月個展搬入展示作業日+++

 


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午後2時前から内田恭子夫妻で搬入&展示作業。

何も手伝うこともなく息のあった二人で作業。時々話し合いながら進めてた感じ。

 

予想より多い作品。

白い何かをかぶったヒトガタが可愛らしい。

イジケたヒトガタに「よしよし」と撫ぜ撫ぜしたくなる(実際撫ぜちゃった)。

 

明日からスタート。

初日は内田さん在廊。

多くの人に見てもらえるといいな。



2021年4月1日木曜日

【20210401:木】+++今日の二つの出来事+++

 


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4月1日。

ぼくの月だ。

今日は元同僚が来店してくれた。

詳しく言えば、銭さんが案内して連れてきてくれたのだった。

車椅子で入店した。

自分で言うのもなんだけど、ぼくはちょっとした介護や車椅子の扱いに慣れてるので(10年仕事として従事したからね)、まぁまぁそれなりに対応できる。まさか今役に立つとはね。人生わからないものだね。

Aさん、カラダはちょっと不自由になったけれど、話は相変わらず面白かった。

矢沢永吉のコアなファンとは知らなかった。

奥さんも明るい方で理想的カップルだよなとぼくは思った。 

案内してくれた銭さん、いつもありがとう!

銭さんは今までもいろんな人を案内してくれてるんだ。

・・・

・・

今日のもう一つ。

それは購入いただいたぼくの銅版画の蔵書票が素敵に額装されて戻ってきたこと。

馬子にも衣装とはこのことだ。

カルトナージュ教室を運営されてるお客さんが(つまり、カルトナージュ教室の先生だね)、素敵に額装したのを持ってきて見せてくれたのだ。

面白いなぁ。

それはぼくの作品のイメージが別の人の感性で別の作品に変化してるからだ。

化粧で言うところのメイクアップかなとぼくは思う。良いところが引き出されてる感じ。

化粧だって一つ間違えば、メイクダウンになってしまう場合だってあるからね。

Tさんの確かなセンスと技術によるものだね。

見せてもらえて本当に良かった。

ありがとうございました!