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母が亡くなった日から数えると24日間も休業状態だった。
もう廃業してしまったのかと思われても仕方ない。
だから正直言って、再開しても誰も来ないんじゃないかという不安があった。
ところが、久しぶりにお店をあけると常連さんが次々と来てくれて、本当にありがたいことだった。
終わってみたら結構忙しい営業日となった。
おくやみを言って気遣ってくれたり、庭に咲いた秋明菊をもってきてくれたり、知り合いの書道展に誘ってくれたりと心遣いに感謝しかなった。
予想外にへこたれてたぼくの話をきいてくれた同級生の存在もありがたかった。
親を失うということは、船でいうところのイカリを無くしたようなものだとぼくは思う。今は一時的にゆらゆらしてるけれど、こうして日常が戻ってきたことで少しずつ安定度を増し、自分自身のイカリをそのうちおろせるようになることだろう。
感謝の再始動だった。
ほんとにありがとね。