2021年6月30日水曜日

【20210630:水】+++2021年6月、バイバ〜イ+++

 


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コロナ禍2度目の6月が終わる。

6月よ、バイバ〜イ。。。

「バイバ〜イ」繋がりで言うと、ぼくがいつもたまたまNHK FMで聞くことになる番組に南波志帆の「ミュージックライン」がある。

彼女自身若いミュージシャンのようで、他のミュージシャンを番組に招いてトークし、楽曲を紹介したりするのだけど、いつも感心するのが彼女の楽曲に対する感想の適格性だ。

ぼくなら自分の嗜好と異なった曲に対しての感想を求められたら、取ってつけたような、手垢のついた言葉を用いた感想しか苦し紛れに絞り出せないか、あるいは絶句してしまうだけだろう。

でも、彼女は自分の言葉で楽曲の良さを説明しきってしまう。これも才能だろうなと思うのだった。

あ、でもこのことをぼくは一番言いたかったわけではなくて、ぼくが何より彼女を いいなぁと思うのは彼女の声と、番組の最後に彼女がリスナーに向けて言う『バイバ〜イ』の絶妙な抜け感のある声質の心地良さとかわいさなのだ。

オジサンのぼくは、彼女の『バイバ〜イ』に恥ずかしながらいつもデレっとして「バイバ〜イ」と返事したりするんだよなぁ。

我ながら気持ち悪いね。

*写真は在りし日のレイモンド・カーヴァー。

2021年6月29日火曜日

【20210629:火】+++定休日を待っていたんだ+++

 


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昨日はいつになく疲れがひどかったけれど、今日は平常の疲れ方に戻っていた。

よかった。

待ちに待ったとまではいかないけれど、とりあえず定休日に辿り着けてホッとしてる。

6月最後の火曜・水曜の二日間の定休日はおとなしく休養メインで過ごすことにした。

昨日読み始めたレイモンド・カーヴァーもあるし、時間を過ごすためのものは豊富にある。

見ないふり、気づかないフリして後回しにしていることも、そのまま押し通すのだ。

やらずに過ごすぞ。 



最近奈良美智の本を相次いて二冊買った。

二冊とも古本屋で買ったのだけどね。

正直今まで奈良美智にさほど興味がなかった。あの女の子の絵に惹かれることも全くと言っていいほどなかった。 今だってそうだ。

かと言って、奈良美智=ミーハー、だから、奈良美智ファンと思われたくない・・・ということもでもない。

数年前に豊田市美術館で彼の展示を見てから、彼の初期の作品は好きだと思うようになった。村上春樹の小説は音楽のリズムと関係があるように、奈良美智の絵にも音楽のリズムを感じるのはぼくだけではないと思う。豊田市美術館で彼の作品の原点のようなものを勝手にぼくは感じたということだ。

彼とは一歳違いで同じ世代。同じような音楽に影響を受けていたのも(彼のLPレコードのジャケットを見てて思った)、彼の作品に親近感を抱くきっかけの一つになったのかもしれないね。

このSTUDIO VOICEの表紙のデザインがとても気に入って、まさにジャケ買いだったけれどコンテンツもなかなかよかったよ。

下の写真の本は奈良美智の自叙伝みたいなもの。文章だけでなく落書きやメモ描き、彼が撮った写真とかもあって作品集とは違うところもいい。函や装丁もいいね。



2021年6月28日月曜日

【20210628:月】+++ダル重〜+++

 


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久しぶりに疲労困憊してる。

ダルオモーってやつだ。いつもの蓄積疲労とは違うな。

今日が定休日なら食事もせずにずーっと寝ていたい、朝、そんな感じだった。

開店前の準備や掃除もとても億劫だったし、実家の老母を2回目のワクチン接種に連れて行くのもしんどかった。


ま、

誰にだって

こんなときもあるよね。


個展も終わった平日月曜日。

ぼくにとっては、定休日前の週末月曜日。

レイモンド・カーヴァーの小説を読みながらお客さんを待とう。

*写真は今朝、ゴミ出ししてきた時のお店の外観。アカシアに覆われて、入り口が見えなくなった。ご意見は様々あろうが、ぼく的にはより隠れ家っぽくて (ぽくないか!どう見てもすでにそのものか!) 悪くないと思ってる。しかし、この状況も建売り建設の工事が始まればスッキリさっぱひしまうんだよなぁ。。。

2021年6月27日日曜日

【20210627:日】+++竹谷さんの個展も終わった+++

 


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竹谷出さんの個展『影泥棒』も今日で終わった。

時が経つのは恐ろしく早い。

気を抜いてぼーっとしてたら、あっという間に10年が過ぎてしまうくらいに。

6月がまたたくまに過ぎようとしてる。

搬出作業後、竹谷さんとまたサイアノタイプの印画のワークショップやってもらいいねと話した。

青写真。

この印画のプロセスを覚えたら、他の古典的手法もきっと想像つくようになるんじゃないかと。

希望者の数がある程度揃ったらまたやってみようか。

ぼくは2度目だけど、今度は復習するつもりでやってみたいな。

ぼくと同じようにSNSが苦手な人はこのブログに募集のことを一番先に告知するのでたまにのぞいてくださいね。


竹谷さん、おつかれさまでしたー!


2021年6月25日金曜日

【20210625:金】+++ぼくの小確幸+++

 


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村上春樹が創ったという言葉。

『小確幸(ショウカッコウ)』

意味はそのまま。

「小さいけど確かな幸せ」


で、ぼくの小確幸。

それはもちろんぼくの好きな、気心の知れたお客さんが来てくれた時。

そして、ダイナミックな入道雲や夕空を眺めてる時だよなぁ。


ハイホー!




2021年6月24日木曜日

【20210624:木】+++ブレーキだよなぁ+++

 


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ぼくは自分を振り返ってみて思うのだけど、ブレーキをかけれるようになることがモノゴト習得の基礎だったり、次のステップへの大きな足掛かりだったりするとね。

それが自転車だったり、スケートだったり、スキーもそうじゃない?

ブレーキかけられなかったら怖くて仕方ないからね。

翻って、 

俯瞰的に総合的に今の状況を見てみる。

この夏のスポーツの祭典に向け、誰も止められない、無能政府状態、いや、無政府状態、いや、無ブレーキ状態にぼくには見えるのだけど。。。

ぼくと同じように見る人も居るのは確信できるのだけど、それでもそれはやはりマイノリティー、負け犬の遠吠えにすぎないのかね。

戦争に突き進んだ戦前に例える人もいる。

本当にその通りだろうなぁ。

走り出したら止まれない、ブレーキ無しのノリモノにぼくらは乗ってるのと同じだ。

しかし、それを結果的に選んでるのは、ぼくらなんだというのも忘れちゃいけないよな。

歴史的な反省って絵に描いた餅以下なのかなぁ。

2021年6月19日土曜日

【20210619:土】+++注意散漫なときってあるね+++

 


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珈琲豆焙煎時、1分単位、10℃単位でオリジナルの記録表に(この記録にどれほどの意味があるのかよくわからないけど、自己満足のためにやってるのだ)データを記入しながら毎回作業している。

1分は短いようで長く、長いようで短い。

頭がスッキリしてる時は1分が60秒に、さらに1秒が10等分に細かく分かれても区別できてしまうのではないかと思うほどで、けっこう1分を長く感じたりする。

逆にバイオリズムの関係なのか、睡眠時間と睡眠の質の問題なのか、集中できず、ついついぼーっとしてしまい1分ごとの温度変化の記入を忘れてしまう時がある。

そんな時は、1分が瞼を一度瞬いただけですぎてしまうほど時間経過が早く感じてしまう。

自分でも驚くほど集中力が低下して、その日の焙煎記録表は空欄が目だったりする。幸いなことに焙煎時間を超え、焼きすぎてしまったりするミスに至っていないだけまだましかもしれない。

ぼーっとしてる自分に、そんな時はぼく自身が注意喚起するのだけど、他ごと考えてるうちにまた時間が過ぎていたりする。そのことにぼくは驚いてしまうのだ。気をつけなくちゃと思うのにまた時間を見落としてしまうことにね。

そう言えば、自分自身にいいきかせてること、自分自身に注意喚起してることは、焙煎以外の日常生活にも多々あるのだった。多々あるようになってしまったのだ。

どんどんポンコツ化してる自分をだましだまし使ってる、そんな最近の日々だよなぁ。

*今日の写真はもう15年近く前に購入したエコバッグ。猫ヶ洞交差点近くの路地裏にあった雑貨屋『マカシラ・ハログナ』のオリジナルグッズだった。ぼくはたまーにしか行けなかったけれど、とてもユニークなお店だったなぁ。2005年12月に実店舗閉店したそうな。




2021年6月18日金曜日

【20210618:金】+++時間の渦にのまれてます+++

 


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時間の渦に呑み込まれ、翻弄されてる・・・と言ったら大げさだけど、まぁそれに近い感じもする今日この頃だ。

今日は正午過ぎの営業開始前に不動産屋さんとのアポイントメント有りだった。

昨年末ぼくの父の兄、つまり叔父が亡くなり、その土地が売却されたようだった。ぼくのお店の前の荒れ放題の土地だ。そこに建売住宅が3棟ほどたつ予定だという。

生前ぼくの父と叔父との口約束だったので、おそらく法的拘束力はないのだろうけど、境界部分にあるフェンスは叔父の土地側のブロックに作らせてもらったのだった。今回、土地は人手に渡り、その区分は登記されてるままに行われる可能性が高い。フェンスのこととかちょっとした厄介なことがこれから持ち上がってくるかもしれない。やれやれだ。モノゴトはこうして動き、変化し続けていくんだろうね。ぼくたちは、そうしたことに煩わされながら生きていくしかないんだろう。疲れるね。

 不動産屋さんの印象は悪くはなかった。ぼくの意向も一応はきいてくれていたし、一年後の今頃にはひょっとしてもう住宅がお店の隣ギリギリのところに建ってるかもしれないなぁ。

*今日の写真は実は2007年の雑誌コヨーテの広告写真から。この端正な顔立ちのかっこいい人は一体誰だろうとネットを検索して調べてもわからない。俳優ではなくてモデルなのだろうか?濱田酒造の焼酎、「隠し蔵」の写真広告。コピーは「私の生き方は焼酎」。この写真を撮影した写真家は岩切卓士。

*タカさんから早速、情報!ありがとう。鈴木エドワード 。。。じゃないかということで。洋服はヨウジ・ヤマモトらしい。

*さらに別情報!どうやらこの人のよう。

生和寛(セイ カズヒロ)

1948年長崎生まれ。PL学園高等部卒、上智大学文学部哲学科卒。大学では探検部に所属、在学中にヒマラヤ・エベレスト麓において単独1年間「シェルパ」と暮らす。卒業後メキシコの密林にて、マヤの末裔「ラカンドン」と単独1年間暮らす。編集者、ライターとして雑誌、広告、MOOK等で仕事をする傍ら、マラソン、トライアスロンに熱中し、84年にはハワイ・アイアンマンを完走した。06年にはトヨタカムリのCF「内面は顔に出る」にモデルとして登場。08年には焼酎「隠し蔵」のキャラクターに。2008年10月4日ガンのため逝去。

トヨタカムリ2006年の動画は↓

https://youtu.be/f96wLkvkL98


 


 

 

 

2021年6月12日土曜日

【20210612:土】+++甘い梅干しはノーサンキュー+++

 


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お昼ご飯に素麺を食べることが多くなる季節となった。

今日のお昼も麺つゆにネギとミョウガと大葉とおろしショウガを入れて素麺を食べようとした。

まさにその時、先日スーパーで買った梅干しパックのことを思い出し、南高梅も入れることにした。

そしたらちょっと残念な結果になった。

この梅干しがブレーキになってしまったからだ。

 

以前からぼくは不思議でならないのだけど、スーパーで売ってるものからお取り寄せの高級品まで、梅干しとして販売されてる梅干しの多くにどうして他の味を加えてるのだろうか? その方が美味しいと思う人が多いからなんだろうけど。せっかく大粒な高級梅干しであっても、そこにカツオ出汁だとか蜂蜜なんかが入って甘かったりしたらがっかりだ。アミノ酸系の味も気持ち悪い

ぼくはそんな梅干しがとても苦手だ。

梅干しは塩と紫蘇だけの味付けでいい! もう絶対それしかない!と思っている。

ぼくの味覚は微妙な味を見分けられるほど鋭敏でも繊細でもない。

ぼくの味覚なんて実にいい加減なものだ。

だから味付けはきわめて単純なものでいい。

そして敢えて付け加えるなら濃くなくて薄味がいい。でないと素材自体の味がわからなくなるからだ。

料理の美味しさも詰まるところ、食材の鮮度や食材の良し悪しによるところがほとんどだとも思ってる。できれば生食に勝るものはないだろう。

でも、いつもそんなわけにもいかないし、鮮度が落ちたり、美味しくないものは味付けや調理法によって美味しくもできるからケースバイケースなのはわかるつもり。甘くない桃をコンポートにするなんてとてもナイスな調理法だ。逆にそのまま食べて美味しいイチゴをジャムにする人はいないだろう。

 

なかなかぼくの理想の梅干しに巡り会えない。

そうなると自分で作るしかないのかな。

梅しごと、少しだけ興味ある。

保存できるギリギリの塩分でシンプルに作りたいなぁ。

いつかシンプル・イズ・ベスト・フォー・ミーの梅干しを漬けたいものだ。

その時は塩分濃度を変えたものを3種類作って、素麺にはこれ!ってできると楽しいよなぁ。


*写真は昨日のね。30年乗ってると言うアルファロメオスパイダー。カッコいい!乗ってる人もかっこよくて、フリーランスのカメラマンさん。2000cc。ツインカムエンジンの音も良かった〜。



2021年6月11日金曜日

【20210611:金】+++珈琲生豆麻袋+++


 

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今届いたばかりの生豆。

2015年、Vousho Coffee Factory 開店時からずっと焙煎しつづけている生豆なんだ。

インディア モンスーン アラバール。

お店では『インディア』と呼称してる。

生豆の乾燥は当地の海風、つまりモンスーンを利用してる野趣あふれる大粒な豆。

穀物的な、良く言えばナッツ風味の独特のクセがある。一度はまるとこれしか飲まないお客さんも少なくない。

普通麻袋は60kgだけど、インディアは10kgも少ない50kg。それでいて値段は60kgの豆たちと変わらないのでかなり割高なんだ。

今回の麻袋は前回と異なってた。

前回よりずっとイカした麻袋でぼくは気に入ってる。大切に扱って何かできるといいよね。

さて、魔の金曜日の営業がもうすぐ始まる。



2021年6月9日水曜日

【20210609:水】+++単線の蒲郡線+++

 


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朝起きてカーテンを開けたら、とっくに太陽は高々と上がっていて、強い陽射しをベランダの奥にまだ送っていた。

海が細かく輝いていた。

この光の揺らぎがぼくは好きだ。

目をつむっていても、鳥のさえずりと、波の音と小型船舶のモーターの音と朝陽の揺らぎを感じることができた。

ホテルを10時過ぎチェックアウトし、三河鳥羽駅へ車を走らせた。駅の駐車場に軽トラを停め、蒲郡までの切符を買った。

名鉄蒲郡線は、単線なのだ。 



単線好きなぼくなのだけど、思ったよりも走行スピードは早かった。約25分で終点の蒲郡駅に到着した。

駅周辺を少し散策し、レトロな喫茶店でランチを食べて、11:41分発の吉良吉田行きの電車で引き返した。

まさにプチプチ旅行だったなぁ。




2021年6月8日火曜日

【20210608:火】+++一人見る海+++

 


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また来てしまった。 

ちょうど2ヶ月ぶりだ。

ココロに澱みがたまったら、海を見たくなる。

慌ただしく海に来て、数時間過ごして帰るのも、ちょっと違う気がする。



今日は午後3時に急遽ホテルを予約して出かけた。

穏やかな海を見てると、ぼくのこころも同じように穏やかになる気がする。

明日の朝の海はどうかな?

今日は午前中、胃の内視鏡検査の結果をききにかかりつけのクリニックへ行った。

ピロリ菌はいなかった!

ぼくは居るとばかり思ってたんだ。

今夜一人で祝杯をあげるべくお酒かってきたよ。



2021年6月6日日曜日

【20210606:日】+++腑に落ちない+++

 


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ぼくと同い年のIさんは、今日足助まで自転車で30km走った後、家に戻ってから片道9.9kmあるVOUSHOまで珈琲を飲みに再び自転車に乗ってやってきてくれた。

これだけでもぼくには到底真似できないことだ。

そんなIさんからの情報によると、Zさんは最近名古屋市の自宅から急勾配の何度もある、あのグリーンロードの歩行者と自転車用の側道を通って足助まで往復したそうだ。往復70km!

Zさんと言えば、ぼくに『無為に過ごす』修行を課すような、その道の師匠的なヒトである。

だから、IさんからZさんの暴挙を聞いた時、最初ぼくは自分の耳を疑ったほどだった。

ぼくの勝手な思い込みかもしれないけれど、Zさんにストイックさは似合わない。何がZさんをして、この自虐的な行動にはしらせたのか、ぼくにはさっぱりわからないし、全くもって腑に落ちないのだ。

ぼくは師匠であるZさんの言葉を胸に『無為に過ごす』まではいかなくても、少なくとも自己満足的に『頑張らない』ようそれなりに心がけているのに。。。である。

今度Zさんにあったら必ず問いただしてみよう。

Zさん無理して持病がぶり返してないといいんだけど。


2021年6月5日土曜日

【20210605:土】+++6月個展スタート+++


 

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竹谷さんのカリタイプ写真の個展『影泥棒』が始まった。スローなスタートだったけれど、途中からそれなりに忙しくなり、最後は少し延長して終わった。

緊急事態宣言中にもかかわらず足を運んでくれたお客さんたちに感謝。

さて、営業終了後、ケーキとラスクを焼かないと〜。



2021年6月4日金曜日

【20210604:金】+++梅雨戻ってきたね+++

 


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朝からずっと雨だ。

忘れていた梅雨がもどってきた、そんな日だね。

こんな日は、気持ちを無理にあげようたって仕方ないからさ、彼女の曲でもずっと聴いてよう。

Stina Nordenstam

好きなんだ。

久しぶりに今日はエンドレスでたっぷりとね。


明日から竹谷さんの個展だ。

早いなぁ、時はお構いなしに。

時間泥棒。。。


そして、 

影泥棒。。。

よろしくね。



2021年6月3日木曜日

【20210603:木】+++たまには画像だけで+++



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6月に入ってもう3日。

最近のぼくのお気に入り画像のモノ、ヒト、雑誌たち。