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昨日はいつになく疲れがひどかったけれど、今日は平常の疲れ方に戻っていた。
よかった。
待ちに待ったとまではいかないけれど、とりあえず定休日に辿り着けてホッとしてる。
6月最後の火曜・水曜の二日間の定休日はおとなしく休養メインで過ごすことにした。
昨日読み始めたレイモンド・カーヴァーもあるし、時間を過ごすためのものは豊富にある。
見ないふり、気づかないフリして後回しにしていることも、そのまま押し通すのだ。
やらずに過ごすぞ。
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最近奈良美智の本を相次いて二冊買った。
二冊とも古本屋で買ったのだけどね。
正直今まで奈良美智にさほど興味がなかった。あの女の子の絵に惹かれることも全くと言っていいほどなかった。 今だってそうだ。
かと言って、奈良美智=ミーハー、だから、奈良美智ファンと思われたくない・・・ということもでもない。
数年前に豊田市美術館で彼の展示を見てから、彼の初期の作品は好きだと思うようになった。村上春樹の小説は音楽のリズムと関係があるように、奈良美智の絵にも音楽のリズムを感じるのはぼくだけではないと思う。豊田市美術館で彼の作品の原点のようなものを勝手にぼくは感じたということだ。
彼とは一歳違いで同じ世代。同じような音楽に影響を受けていたのも(彼のLPレコードのジャケットを見てて思った)、彼の作品に親近感を抱くきっかけの一つになったのかもしれないね。
このSTUDIO VOICEの表紙のデザインがとても気に入って、まさにジャケ買いだったけれどコンテンツもなかなかよかったよ。
下の写真の本は奈良美智の自叙伝みたいなもの。文章だけでなく落書きやメモ描き、彼が撮った写真とかもあって作品集とは違うところもいい。函や装丁もいいね。
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