2025年4月14日月曜日

【20250414:月】+++祭ばやしが聞こえる+++

 


■□

先日マイ・アニバーサリーを迎えた。

よくここまで生きて来られたものだ。

運が良かったと思う。

そんな自分の運の良さを祝って自分にプレゼントしたくなった。

自分で自分にプレゼントって初めてのことかもしれない。

ぼくがチョイスしたのはコレクターズDVD『祭ばやしが聞こえる』。

DVDディスク6枚全26話。

 

ぼくが思春期から青年期に影響を受けたいくつかのテレビドラマがある。すぐ思い出せるものを列挙してみる。

「タイム・トラベラー」・・・NHK少年ドラマシリーズ。ケン・ソゴル 。

「若い人」・・・NHK銀河小説。高校生くらいの若い頃の松坂恵子主演。ファンレターというものを初めて出し、本人から封書で返事をもらった。

「男たちの旅路」・・・NHK土曜ドラマ。山田太一。鶴田浩二、森田健作、水谷豊、桃井かおり。

「岸辺のアルバム」・・・山田太一。ジャニスイアンの曲。

「夢千代日記」・・・NHKドラマ人間模様。吉永小百合。

「傷だらけの天使」・・・ショーケン、水谷豊 、岸田森、岸田今日子。

「俺たちの旅」・・・小椋佳作詞作曲。カースケ、オメダ、グズ六、そして洋子。

「前略おふくろ様」・・・ショーケン、坂口良子、室田日出男、川谷拓三、志賀勝、梅宮辰夫。

「北の国から」・・・ぼくにとっては原田美枝子。

そしてこの「祭ばやしが聞こえる」・・・ショーケン、いしだあゆみ、山崎努、室田日出男。

 

ショーケンが演じた役で一番好きなのはこの「祭ばやしが聞こえる」の競輪選手沖直次郎だった。

ぼくはこのドラマの一部しか見てなかったけれど、どこか憂のある、哀しみをまとったショーケンが強く印象に残っていた。

ドラマのタイトルにもぐっとくるものがある。

祭ばやしが聞こえるのだから人で賑わっているはずなのだけど、だからこそ孤独を感じることってある。

祭の渦中にあるのとは違い、少し離れたところからそれを俯瞰するような、そんな静けさをぼくは感じてぐっとなるのだと思う。

昨年2024年初ソフト化されたばかりだ。

初回放送1977年というからぼくがこのドラマを全ては見ていない理由がうなずける。

高校3年時に2度入院し、手術を受け、受験勉強どころでなく、ぎりぎり卒業だけした年だった。卒業後宅浪することにして受験勉強していた時だったからだ。

今思えば、ぼくの人生で最初の大きな挫折感を味わった時でもあった。

それとこのドラマがシンクロしたのかもしれない。

今では主人公たちよりずっと年上になってしまったぼくが、このドラマを見てどう感じるのか興味あるところだ。

これらの出演者の多くがもう他界されてる。

時代は着実に移ろっていくね。

 

 

2025年4月11日金曜日

【20250411:金】+++最初の一歩、防虫ネット+++

 


■□

数日前今年初めて物置でアシナガバチと遭遇した。

ぼくにとって春の憂鬱の一つ、蟲の蠢きってやつだ。

物置から杉板を取り出す時のことだった。 アシナガバチは巣作りの候補地を探しているようだった。おまけに板の隙間にゾウムシまで一匹くっついていた。

毎年物置にいくつものアシナガバチの巣が作られる。そのため物置に入る時はいつも用心して入らなければならなかった。一本1,000円以上する強力なスズメバチ用殺虫剤を常備しながら。

毎年何十匹ものアシナガバチをこの殺虫剤で駆除し、5、6個の大小の巣を潰している。

この荷物でいっぱいの物置を作業場へグレードアップしたいと長年考えているのだけれど、モノが多過ぎてどこから手をつけていいか途方に暮れるばかりなのだ。

アシナガバチの脅威を排除し、少しずつでも安心して整理していくための最初の一歩がやっと今日踏み出せたというわけだ。

屋根と壁との隙間に防虫ネットを昨日と今日でとりあえず張り終えたからだ。

タッカーで留めただけの簡易なものだけど、ある程度の効果をぼくは期待している。

最初の小さな一歩だけどちょっとした達成感と安堵感にひたっているのだった。

2025年4月10日木曜日

【20250410:木】+++啓翁桜とパフェ+++


■□

先日寒緋桜の一種の啓翁桜(けいおうさくら)をいただいた。

その時はまだ蕾だったのだけれど、今朝はもう満開に近かった。

小さな花弁がいい。

その友人曰く「サクラの季節に生まれたから、なんとなく静かなサクラがいいかなぁ」と。

その時初めてぼくは自分の生まれた季節とサクラとの結びつきに気がついたのだった。

今まで気づかなったこと自体が不思議というか鈍感すぎたわけだけど、サクラに対していくばくかのこだわりがあるのはそのためだったのかと腑に落ちた気がした。

この啓翁桜を長持ちさせるには水をこまめに入れ替えるとのことだったので、水を入れ替えるたびに枝の切れ先と花瓶も洗っている。

来年は花屋さんに予約して自分で購入しようと思うほど気に入ってる。

久しぶりに多治見のカフェにパフェモーニングに行った。

今日からの期間限定パフェは「イチゴ抹茶ティラミスパフェ」だった。

相変わらずのこだわりのパフェ。

モーニングサービスで付く紅茶はバースデイというフレーバーティーだった。

ぼくは黙々とパフェをほじって食べすすんだ。

おいしいものは人を無口にする。

杏のゼリーの酸っぱさを最後に味わって完食。

あっという間だった。

ここまで軽トラを走らせる価値のあるパフェだといつも思うのだった。





2025年4月8日火曜日

【20250408:火】+++今年のサクラは何だか特別+++

 


■□

久しぶりにお気に入りのカフェでモーニングするため軽トラを走らせた。

行く途中、何年も前から気になっていた川沿いの桜並木を歩いてみた。

平日でぼく以外に歩いてる人はいなかった。

手入れもされずすでに老木となっているのだろうけど、それはそれでぼくは楽しめた。

モーニングサービスの後、ホームセンターで買い物してから常光寺公園へハンドルを切った。

桜はほぼ満開のようだった。

ここも人が多くなく、独りの時間を楽しめた。

ウグイスもないていて、陽射しもやわらか。里

春そのものの里山の風景だった。

こんなに長くサクラを見られるのは近年なかったように思う。

ぼくには今年のサクラは特別なものに思われた。



2025年4月5日土曜日

【20250405:土】+++ヘビロテ+++

 


■□

小林聡美主演の映画やドラマをとにかく繰り返し見ている。

例えばコーヒー豆のハンドピックをしてる時とか、パソコンをしてる時とか、絵を描いてる時とかバックグランドで流している。

賑やかし・・・ってやつかな。

 

特によく見てるのが 

『団地のふたり』

『パンとスープとネコ日和』

『ペンション・メッツァ』

『カモメ食堂』

の4作品。


そしてこれらほどではないけれど、

「めがね」

「離婚なふたり」

「マザーウォーター」

「プール」

「東京オアシス」

などもそれぞれ数回見ている。

 

小林聡美と年齢が比較的近いことも(もちろんぼくの方が歳上なのだけど)このヘビロテの原因の一つだと思う。

特lに今現在ハマってるのが『団地のふたり』だ。

小泉今日子と幼稚園からの幼なじみで、いまでも同じ団地に住んでいると言う設定だ。

ふたりの掛け合い漫才みたいなやりとりが面白い。

時々ケンカしたりもするが理想的な友人関係だろうと思う。

またふたりのキャラクターはギラギラしていないところもいい。

ぼくの言う、『ギラギラ』とは、「見栄を張ったり、自分のことを大きく見せたがったり、何かとマウントを取ろうとしたり、他人を踏み台にしたり利用したりしても出世したり、商売繁盛させたり、お金儲けしたい・・・」って言うような人のギラギラ・オーラのこと。

等身大で、マイペース。他の人たちの価値観に揺さぶられることもない。

他との相対的な幸せでなく、自分にとっての幸せを基軸にしているところも共感できる。

また、これらの映画やドラマでは人が殺されることもないのもいい。

安心して見てられる。

そんなわけで、ヘビロテなのだ。

 

蛇足かもしれないけど、『団地のふたり』>『パンとスープとネコ日和』>『ペンション・メッツァ』。

そして『団地のふたり』のキャラクターとしては『小泉今日子』>『小林聡美』 なんだよね。

 

 

 

 

2025年4月3日木曜日

【20250403:木】+++さくら散歩したよ+++


■□

「ひさかたの光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ」

毎年この時期に思い出す百人一首。

ぼくにだって果たして静心はあるのだろうか。

でもさくらが咲いてるのを見たら、また春が来てしまったんだと諦め、否、納得でき、ぼくの心も少しは落ち着くのかもしれない。

人で賑わう桜の名所に行かなくなって久しい。

自分のお気に入りのスポット。

人が少ない水路や川沿いの古い陶器工場の脇に咲くさくらでぼくは十分。

そして正直言って、ソメイヨシノよりも里山に自生し点在してるような山桜の方が好き。

今年は桜の満開時期が遅くなったけれど、元々はこんなものだった。

入学式の後クラス写真を撮る時にさくらは咲いてたからね。

今日見たさくらは七・八分咲と言ったところかなぁ。

少なくとも満開ではなく蕾もいくつもあったからね。


進学、就職で新たな人間関係の中に入る人はこれからの1ヶ月が特に大変だ。

ぼくはもうそういう世界とは縁がないのでいいけれど、毎年この時期のストレスに辟易していた頃の感覚は今でも鮮明に覚えている。

とにかく自分の時間を見出して、頑張りすぎないようにね。


2025年4月2日水曜日

【20250402:水】+++海もいろいろ+++


■□

海を見るのが第一目的だったのか、おいしい料理を食べるのが第一目的だったのかよくわからなくなった。

もちろん両方が目的だったのだけれど。

料理の方は美味しかった。

でも、そこからすぐ近くの海はちょうど干潮。

入漁料を払った潮干狩りの家族たちもたくさん居るし、海の端には工業地帯。

天気もあいにくの曇天。

そんなことから予想していた春の陽を浴びて柔らかく輝く海のイメージとは異なってしまった。

出発時間が遅かったので仕方ないが、いつものお気に入りの海を眺めてからこちらに移動してくれば印象も違ったかもしれない。

当たり前だけど、海もいろいろだね。


2025年4月1日火曜日

【20250401:火】+++マイナンバーカード更新+++

 


■□

ほとんど使ってないマイナンバーカードが今月ぼくの誕生日で期限切れになる。

誕生日前に更新しないとまた面倒な手続きがありそうなので仕方なく区役所へ更新手続きに出かけた。

新年度ということもあり、お昼直前の区役所は各種申請手続きをする人たちで混んでいた。

しかし、マイナンバーカードの受付のところはそうでもなく、ぼくの前には一人の老婦人が手続きしてただけですぐに自分の順番が巡ってきた。

どうやらカード情報を上書きするだけみたいで、全く記憶になかった暗証番号を再度決めることができたので今度はしっかり暗証番号のことを記憶しておいた。使い途の違う2種類の暗証番号を決めてたことさえ全く覚えてなかったからね。

更新完了しマイナンバーカードを受け取るまでに5分程で済んだ気がした。

よかった、よかった!

しかし、また5年後に更新しないといけないのは正直面倒くさい。

その時はこのひどい顔写真をもうちょっとマシなものに変えたいものだ。


*写真は2012年11月からはじめたTumblr。足掛け13年細々と続けてる。今は月9枚の画像をリブログしてるだけ。間違って同じ画像をリブログしちゃったりもしてるね。