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数日前今年初めて物置でアシナガバチと遭遇した。
ぼくにとって春の憂鬱の一つ、蟲の蠢きってやつだ。
物置から杉板を取り出す時のことだった。 アシナガバチは巣作りの候補地を探しているようだった。おまけに板の隙間にゾウムシまで一匹くっついていた。
毎年物置にいくつものアシナガバチの巣が作られる。そのため物置に入る時はいつも用心して入らなければならなかった。一本1,000円以上する強力なスズメバチ用殺虫剤を常備しながら。
毎年何十匹ものアシナガバチをこの殺虫剤で駆除し、5、6個の大小の巣を潰している。
この荷物でいっぱいの物置を作業場へグレードアップしたいと長年考えているのだけれど、モノが多過ぎてどこから手をつけていいか途方に暮れるばかりなのだ。
アシナガバチの脅威を排除し、少しずつでも安心して整理していくための最初の一歩がやっと今日踏み出せたというわけだ。
屋根と壁との隙間に防虫ネットを昨日と今日でとりあえず張り終えたからだ。
タッカーで留めただけの簡易なものだけど、ある程度の効果をぼくは期待している。
最初の小さな一歩だけどちょっとした達成感と安堵感にひたっているのだった。
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