2023年4月27日木曜日

【20230427:木】+++スマホにぼくらは首根っこをつかまれてるんだ+++

 


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iPhone7plusを使っているのだけど、バッテリーがダメになって昨年末交換してもらったところだ。しかしコネクターの接触が悪いのはそのまま。あのコネクター部分には電波に関わる部分があって電波法の関係で普通の修理業者は手を出せないのだそうだ。

そのため、コネクターに電源コードを接続しても充電マークが出ず、充電マークが出るように角度をつけたり、重しを載せたり、だましだまし使っていたが、ついに先ほど何をしても充電マークがつかず、バッテリー残量が0になってiPhoneの画面は消えてしまった。

ウントモスントモ。。。

やれやれ。

困った。

電話ももちろん使えない。

ソーシャルネットワーク関係も結局のところ認証の段階でスマホの電話番号に暗証番号が送られるのでPCでいきなりやろうとしてもできない。

〇ルカリで中古iPhoneをゲットしようにもPCで〇ルカリにログインしようとすると、これも認証のところでスマホに暗証番号を入力しないといけないのでこれもできない。

ハッポウフサガリ。。。


動かないスマホ。

真っ黒な画面。

ここでぼくはゾッとした。

スマホはすでに単なる携帯電話ではなく、ぼくらの生活全般の奥深くまで入り込んでいて、スマホがなければなんともならないところまで来てしまっていると。

ある人には、持ち歩くパソコンであり、クレジットカードであり、身分証明書でもあったりする。

スマホがどんなに高価であっても、通信料がなかなか安くならなくても、ぼくらはスマホ無しには生活できないところまで来ているんだなぁと。(本当はそうでもないのだけど。ちょっとした不便さや、割引や、ポイント付与が無いのを気にしなければね)


途方にくれてこのブログをPCで書いてるのだけど、最後の悪あがきをしておいた。

接点復活剤をiPhoneのコネクター部分に少量噴霧し何度か接続コードを抜き差しして、そのまま接続しておいた。何年前に買った接点復活剤かわからないほど古いのだけどダメ元でね。

メッセージを受信した音がしたのでiPhoneを確認したら充電量2%に復活していた。

オーマイガー!

このまま100%充電できるといいんだけど。。。


そんなわけでひょっとするとぼくからの様々な返信が来なかったりしたときは、iPhoneが逝ってしまったからかも。

その場合はパソコンメールか、お店の電話番号に問い合わせてみてください。

う~ん、こういう場合もあるからガラケー携帯は手放せないかも。。。


2023年4月22日土曜日

【20230422:土】+++夕方5時くらいが疲れのピークかな+++

 


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ちょっと最近自分のペースで時間が過ぎて行ってない。

いつも何かに追われている感じであわただしく時間だけがぼくをすり抜けていく。

それに加え、夕方5時くらいに疲れのピークがやってくるようになった。

営業終了後に〇〇でもやるかなんて思っていても、5時くらいに疲れてしまって、とても何か創造的なことなんて夜できなくなっている。

夜何もできないと時間だけが過ぎ去ってしまってる空虚感にココロが乗っ取られて、これは悪循環以外の何物でもないな。

こんなときもある・・・のかな。

こんなときばかりになる・・・のかな。

そんなわけで村上春樹の新刊もちっとも先に進まなくて、きっとこのまま真夏になってしまうことだろう。

とりあえずは、何もしなくてもいいので、机にむかってみることにした。ほんの少しの時間でもね。

なんか貴重な人生の残り時間を無駄にドブに捨ててるようなものかな、ぼくは。。。

やれやれだなぁ~。





2023年4月15日土曜日

【20230415:土】+++いつもと違った日だった+++

 


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雨の土曜日。

今日明日は瀬戸市は陶祖祭り。

午前9時から正午まで毎時花火が打ち上げられていた。

相変わらず祭やイベントとは関係なくお客の少ない静かなぼくの店だ。

ただ今日はいつもと違っていた。

それは偶然なのだけれど、外国のお客さんが別々に3名も来店されたからだ。

まず、コーヒー豆を購入しに来てくれたポーランド人女性。次はエストニアの男性。さらに米国の男性と言った具合だった。

英語が飛び交って、インターナショナルなVOUSHOだった。

これだけでも、いつもと違った日だったわけだけれど、最後に来てくれたお客さんは紫陽花の鉢をかかえて入ってきたのだ。

「花屋さん?でもなぜ?」と思った矢先、彼の方から自己紹介。

なんとぼくが某県立高校で担任していたYくんだった。

その某県立高校の現校長にぼくのことをきいてお祝い(?)をもって来てくれたのだった。

その彼も52歳だと言う!

35年ぶりだった。

それから閉店後まで、彼の仕事のこと、趣味のこと、ぼくの恥ずかしい言動のこと等話題にたのしい時間が過ぎた。

こんな日もあるんだね。

Yくんの連絡先を聞き忘れたのが心残り。

もしまた来てくれたらその時は忘れずに聞いておかないと。

Yくん、ありがとう!




2023年4月13日木曜日

【20230413:木】+++きみがぼくにその街を教えてくれた。+++

 


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村上春樹の新刊小説が届いた。

夕食後早速読み始めた。

昔と同じように。

そう、

「世界の終わり・・・」や

文學界に掲載された「街と、その不確かな壁」

を読んだ時のように、

アルボ・ペルトの曲をBGMとして。

「The Best of Arvo Part」と

「The Very Best of Arvo Part」の2枚のCDをエンドレスで。


第1部の5まで読んで、今夜は本を閉じた。

ゆっくり味わいながら読みたいから。

先を急がずに。

数十年前に時計が巻き戻されたような感じ。

この世界観は変わっていない気がした。


17歳のぼくと16歳の彼女。

村上作品に出るティーンエイジャーは相変わらず思慮深く賢い。

彼らにくらべ、17歳の頃のぼくは粗野で、一言でいって愚かだったから。


とにかくゆっくり読もう。

時には音読しながら。


今日はここまで。




2023年4月12日水曜日

【20230412:水】+++デフォルトの人生+++

 


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ぼくは思うのだけど、人生ってうまくいかないのがデフォルトだとね。

メディアはごくごく一部のうまくいった人たちによる、うまくいった人たちのためのものだから、それにのせられたら、問題山積みの自分の人生ってクズだと思わされてしまうよ。

と、最初からちょっと拗ねて言ってみたりして。。。


でもまぁ、基本的にそんなふうにぼくは思ってるわけです。

人生はもともと自分が望んだようになんて行かないものだと。

それが基本なんだと。


一見、すべて順調満帆に見える人にだって、うまく行ってない重大なこともあるだろうし、人生ってのはうまくいかなことをああしたりこうしたり、それなりに克服していこうとする過程のことを言うのかな、と思う。

克服できなくて諦めることだってあるし、まぁこれは仕方ないかと見て見ぬふりして次の課題に進むことだってある。

大切なのはそれでもどっこい生きてるってことなんだよなぁと。生きてるだけですごいわけだからね。


ぼくが重ねてきた年齢のこともあってか、以前にもまして死がぐっと近くに感じられるようになった。ぼくの同年代の知人や友人も何人も亡くなってるし、有名人の訃報も続いてることもある。エンディングノートをぼくも本気で準備しなければと思ってるくらいにね。

運よくここまで生きてこられて思うことなんだけれど、人生は本当にあっという間だったということ。一瞬のようだったと言っても過言ではない。決して大げさに言ってないし、粉飾したり、盛ったりもしてない。これはきっとぼくだけの感想ではなく、多くの人が老齢に達すればそう思うはず。学生時代もうちょっと真面目に勉強しておけばよかった・・・と思う人以上に多いと思う。

だからこそ、自分自身納得いかない各種しがらみにがんじがらめになり、他人の目ばかり気にして生きるのでなく、自分が在りたいように生きていけばいいと本心から思う。他人から多少そしられたりしても、自分を貫けばいいとね。こう言ってるぼく自身、そのように徹することができなかった面もあり、その反省の意味も踏まえてのことなんだけどね。

ちょっと言っておくと、そもそもぼくはとても身勝手な人間だし、こんな考え方はいびつで超少数派の捉え方だと一笑に付してもらって構いません。

自分に再確認させる意味も込めて綴ってみただけです。


*今日の画像は映画「痛くない死に方」のエンディング付近ででてきた宣言書。今日のブログの内容とは直接関係無いけど、なるほど!と思って記録してあったものです。

2023年4月11日火曜日

【20230411:火】+++映画について最近思ったこと+++

 


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ぼくの映画好きな友人がよく言ってたんだ。

「現実は理不尽なことが多くて、悪い奴ほど得をしたりする過酷な世界だからせめて映画の中では心安らげたいんだ。だからドキュメンタリーとか暗い映画は見ないんだ。」

と、おおよそこんなことをね。

ぼくは彼とは逆にドキュメンタリーや暗い映画(つまり厳しい現実的な映画)こそ見ていた。

貧困問題、人種問題、幼児虐待、性被害・・・そんな問題を取り上げたり、静かに糾弾するような映画を見るようにしていた。

でも、現実だけを突き付けられ、その解決の糸口も、解決の光も見いだせない映画は友人の言うように確かに辛いだけな気もした。

例えば、イタリアのダルデンヌ兄弟監督の映画をぼくが好きな理由の一つはラストシーンにかすかではあるけれど希望の光が見いだせるからだった。

つい最近アマプラで見た4作品はぼくのココロを優しくほぐしてくれた。

一言でいえば、どれもとてもチャーミングな映画だった。

別の言い方をするならば、人は捨てたものじゃないと、再び人に期待をしたくなるような映画だった。

監督はオリヴィエ・ナカシュとエリック・トレダノ(ぼくは、この両監督の名前をすぐ忘れてしまうのだけどね)。

これらはフランス映画。

以下ぼくが見た順番。

「スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~」

「最強のふたり」

「セラヴィ!」

「サンバ」

どの映画も本当にチャーミング。

銃撃も殺し合いもない。

見た後で基本的に幸せな気持ちになった。

セラヴィ以外は実話をもとにしているのもいい。


話はズレてしまうけれど『理想』っていう言葉に紐づいてる出来事がぼくにはある。

それは前職の時「理想論」と一蹴されるようなことが時々あった。

そのたびにぼくは思ったのだけど、学校ですら『理想』を語れなければ、一体どこで語れるというんだ?と。 それがたとえ現実とは違っていても、少なくとも学び舎の中だけでも『理想』を掲げることができなければおわりだろうと。


映画の中でもそうだと思う。

現実論ばかりを唱えることは希望の芽を摘むことにならないか、とか。希望の芽をはぐくむのも映画の役目なのかも、とか。

なんてことを、これらの映画を見て改めてぼくは思った。

しばらくはこういう映画を見続けたいなぁ。

今はそんな気分であります。

2023年4月7日金曜日

【20230407:金】+++期日前投票+++

 


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愛知県議会議員と名古屋市議会議員の選挙。

今回も期日前投票してきた。

期日前投票は本当にありがたい。ぼくの場合日曜は営業日なのでなおさらだ。午後8時までやってるから、段取りつけやすいし、投票所も大抵すいてる。

投票のためのハガキを持っていなくても、一枚書類を書くだけで投票できるから、ハガキを忘れても全く問題ない。

身分証明を求められたりもしないから、逆になりすまし投票できちゃうんじゃないかと余計な心配をするくらいだ。

それでもきっと投票率は低いんだろうなぁ。

投票したら金券とか電子ポイントが付与されたら間違いなく投票率は上がるとぼくは思うのだけど、そしたら第二、第三のガーシーみたいな候補が当選することもありうるかもね。

それでも、投票することが当然のこととなる利点の方が大きいと思うのだけどね。


2023年4月3日月曜日

【20230403:月】+++アラカルト+++

 


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昨夜坂本龍一の訃報を友人が知らせてくれた。

ぼくは坂本龍一やYMOの熱心なファンではないのに、

なぜか、自分でも不思議だけど涙があふれた。

有名人はぼくとは交わることのない別世界の人だと思っているからか、今まで涙することは一度もなかったにもかかわらずだ。

単なる老化現象で涙腺が緩んだだけなのかな?

でも亡くなってしまったんだと思ったとき、ぼくのココロにさざ波がたち、確かに動揺したんだよな。



ぼくは思うのだけど、インスタもおせっかいだ。

「あなたの知り合いかもしれません」といちいち知らない人のことを連絡してこないでほしい。

これって設定でやめることってできないのかな?

ぼくは未だにインスタの使い方でわからないところが多々あり、「あなたはストーリーズにどうのこうの・・・」と言われるとドギマギするし、「メッセージを送信する許可をどうのこうの・・・」と言われ、承認するを押していいのかどうか逡巡してしまうのだ。

おせっかいすぎないかい?


今日はKさんがいつものリュックサック以外に大きな荷物を携えて来店してくれた。

荷物の中身は彼が収集した蝶の標本箱(標本額と言ったらいいのかな)2つだった。

ギフ蝶の標本ともう一つはもっと小さな蝶(ぼくは門外漢なため名前を失念)の標本だった。

ぼくは昆虫というか蟲が大の苦手なのだけど、蝶は許容範囲だった。

それにKさんに雌雄の区別の仕方とか交尾のこと等興味深いレクチャーを受け、とても勉強になった。

いつも思うのだけど、好きなモノがはっきりしてる人の話は実に面白い。

好きの熱量が半端なくあるからだろうね。

居合わせたYさんも楽しめたようでよかった。

オトナの学習室あるいはオトナの課外授業っぽかったな。



そうだ!

追加しておかなくちゃ!

先日大須を徘徊してたとき、階段の踊り場にあのちょっと怪しげでエロっぽい人形が昔のまま二体並んで立っているのを見てぼくは感動した。

最初に気づいてフィルム写真で撮ってから15年以上経ってるんじゃないかな。

さすがに埃をかぶって色褪せた感じになってたけど変わらないものがあってぼくは嬉しかったよ。




2023年4月1日土曜日

【20230401:土】+++桜の花見について+++

 


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ぼくはソメイヨシノがそれほど好きではない。

満開の時なんか花弁が密集してふさふさしてるよね。

桜が咲くと、多くの人は花見をしたい、しなくちゃと思うんだろうな。

桜はいたるところに植わってるので、外出すれば否が応にも目に飛び込んでくる。

遠くから眺めると確かにきれいだよね。

ああ、また一年経ったんだなぁと思うし、ぼくはあと何回桜の花を見ることができるんだろうと思ったりもする。

それでも、桜の名所を巡ったりするのは大変なことだ。

人も車も混雑する。

ぼくは思うのだけど、自分の贔屓のサクラを決めておくのがいい。

ぼくは、あそことあそこだ。

そのサクラを見たら、あとはどうでもいい。

その他おおぜいのサクラということで。

贔屓のサクラの場所は自分のココロの中のクローゼットにしまっておこう。

他言は無用だ。

一緒に分かち合えそうな人がいたら、その人にだけこっそり教えてもいいか。

それぞれの人がそれぞれこれだ!という贔屓サクラをもってるって面白いことだと思うけど、どうかなぁ。。。