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お気に入りのカフェ・レイドバックの駐車場に軽トラを停めた時、すでにボンネットから湯気がたちのぼりプシュー、ジュワーっていう不気味な噴出音が車内にも響いてきていた。
5分ほど前からインパネの水温計の赤い警告ランプもつきっぱなしだ。
これは非常事態。やばい!
車から降りるとレイドバックのオーナーが「水が結構漏れてますよ!」と駐車場で声をかけてくれた。
ラジエターだよね。
フィンが劣化して穴があいたんだろうなぁ。
緑色の液体が右のフロントタイヤの下あたりにだだ漏れだった。
エンジンが焼き付いていないといいんだけど。
店内に入りぼくはとりあえず、モーニングサービスをいただくことにした。
まずは馴染みの自動車整備工場に状況を報告し車の修理受け入れの了解を得、その後自動車保険のロードサービスに連絡した。
こんな時は焦っても仕方ない。
段取りだけとって、あとはなるようにしかならないからね。
でも、良かったことは交通の妨げにならない駐車場に停めることができたこと。
それに店内で普通にモーニングしながら待てたこと。
お代わりのコーヒーを半分飲んだ頃、連絡入れてから1時間を過ぎたあたりでレッカー車が到着した。
運転してきた人が気さくな人でこれもとてもありがたかった。すぐに意気投合した。
ぼくが指定した自動車整備工場に軽トラを移送してもらい、そこで代車を借りてVOUSHOに戻った。
故障したことはついてなかったけれど、考えようによってはとてもラッキーだったし、スムースに事が運んだ。
これが住宅街の狭い道路だったり、交通量が多くて駐車しにくい道だったり、高速道路だったり、または人里離れた山中だったりしたらすごくストレスを感じたことだろう。
同じ1時間であってもレッカー車の待ち時間もずっと長く感じたことだろう。
そういう点を考えるとカフェのマスターをはじめ、ロードサービスの人も修理工場の人も関係した人たちが全て気さくな人たちでぼくはなんてついてるんだ!と思ったのだった。
絵に描いたようなぼくの「フコウチュウノサイワイ」ではなかったか。
あとは修理代だけだね〜。エンジンまで修理が及ばないことを願う。
ロードサービスの彼がラジエターに水を補給してくれたのでとりあえず自走できたから、それも良かったね。
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