2024年10月28日月曜日

【20241028:月】+++久しぶりに期待させてもらった+++



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衆議院選挙結果をみて、久しぶりに少しこれからの政局が楽しみになった。

与党が過半数割れで立憲が大躍進ということより、ぼくに期待を抱かせたのはれいわが9議席と数をのばしたことだ。共産の8議席と合わせたら17議席の数となる。これは無視できない勢力ではないかと思うからだ。

第一野党と言っても自民党もどきみたいなものとぼくは思っている。本当の意味で権力の暴走を阻止できるとは思えない。中途半端な落とし所でごまかすにちがいないと疑り深いぼくは考える。


ぼくが「れいわ」を評価するのは、『空気を読まない』ことだ。

猪突猛進かもしれないし、令和のドンキホーテかもしれない。それでも今までの政党とは異なった政治へのアプローチが少しずつ国民に浸透してきたのではないか。


『空気を読み』『忖度する』ことが節度ある大人という誤った認識が蔓延るうちはこの国の悪しき政治風習並びに社会風習は刷新することはない。


それに山本代表に対する質疑応答を聞いてみると、山本代表は質問に対し真っ直ぐに答えてることも好感が持てる。これは当たり前のことだと思うのだけど、記者からの質問に対してはぐらかす答弁をする政治家のなんと多いことか! もちろん与党幹部議員に多いのだけど、そんな返答されて、怒る記者もいないどころか、それが政治の世界だと言わんばかりに馴れ合いになっているマスコミも情けないし、腹立たしい。これだって『空気を読み』『忖度する』からだ。だからこそ、国会において『空気を読まない』集団の存在は何かの突破口になる期待をぼくにいだかせるんだと思う。

話は逸れちゃうのだけど、ぼくは『○○のため』なんて言う人を疑ってかかるし、そう言ってはばからない人を信頼しない。ぼくが経験した社会でいうなら『生徒のため』とか言う教員に限って『自分のため』だったりしたからだ。本当にそう思う人は軽々しくそんな言葉を吐くことはない。例えば『地元の発展のために』とか聞いたり読んだりするたびにぼくは同様に胡散臭く思ってしまうわけだ。

党員とか労働組合のような組織を持たず、ボランティアだけでれいわがここまで議席をのばしたことは称賛に値する。比例区だけでどれだけ議席を増やせるかわからないけれど、実績がさらに伴ってくれば小選挙区でも議席を獲得できる日が来ることもそんなに遠くないかもしれない。

次回は二桁。

そんなことをぼくに期待させてくれる今回の選挙結果だった。


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