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2023年に入手した本と初めて聴いた音楽の中で、ぼくにとって一番印象深かったものを今日は記しておこうと思う。
一番印象に残った本。それはつい先日M田くんに教えてもらったアートブックだった。
その分厚い本のページを繰るたびにぼくのココロは文字通り鷲掴みされる感じだった。
鉛筆によるシンプルなドローイングなのだけれど、ぼくは彼の世界に一瞬のうちに取り込まれ、とても切なくなった。
絵でも写真でも見る人によって感じ方は違う。だからこのアートブックは見る人によっては異なった印象や評価になると思う。でも、そんな他人軸の評価なんてどうだっていい。自分自身がどう感じるか・・・だけなんだ。
吉祥寺の写真集専門店で買った写真集もこのアートブック同様見てて切なくなる、ぼくにとってはココロ揺さぶられる本で、即買いしたものだった。
今回はそれでも絵のインパクの方が写真のそれを少し凌駕したとも言える。それともアートブックを見たのが数日前のことでまだその興奮がおさまりきってないからだけかもしれないけど。
とにかく、今これを書いてる時点でノルウェー人、KIM HIORTHOY(キム・ヨーソイ)の『全部ある』が一番なのだ。
次に音楽。
実はKIM HIORTHOYはミュージシャンでもあった。北欧エレクトロニカシーンの貴公子と言われるほどのね。ネットで音源を探して聴いてみると、まるでアートブックの絵とシンクロするような切ないインストを数曲見つけた。今はそれを一日中ずっとヘビロテで聴いている。
カナダのNICHOLAS KRGOVICHとどちらにするか少し迷ったけれど、これもKIM HIORTHOYのインストルメンタルの切なさが一枚上手のようだった。
もちろんぼくの評価なんて全く当てにならないものだけど、ぼく自身への備忘録としてここに記しておくことにしたよ。
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