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Vousho Coffee Factory 、6年目に突入しました。
この5年間を振り返ると、とにかく中身が濃かった。
前職の教員時代とどうしても比較してしまうけれど、和をもって尊しとする閉鎖的な学校組織の、しかも責任の所在の曖昧な組織の一歯車として本来の自分を(自分なりに)押し殺し、毎日、毎週、毎月、毎学期、毎年度のルーティーンをこなしていくのが主要な仕事だったとするなら、この5年間は全責任を自分がおい、すべての決断を自分が下すという緊張感があったためか、生き切った感じがする。営業終了後の疲労感はかなりのものがある。ただし、組織の一員だった時のような人間関係によるストレスは皆無だし、気持ち良い疲労感の時もあり、そういうときはとてもハッピーだったりする。
また、実にいろんな人と出逢うことができた。これも前職と比較するなら淀んだ生ぬるい水につかり、同じような価値観の代わり映えのしない閉塞的な人間関係の中で酸欠状態で窒息しかけていたようなものだったが、この5年間に出逢った人たちの多くは、多少くたびれている時もあるけれどとても生き生きとしていて、ぼくにも活力や様々な刺激を与えてくれた。
コロナ禍だけでなく、これからますます将来に対する見通しのきかない時代になっていくだろうけれど、ぼくはぼくらしくこのお店をやっていきたいと思っている。とりあえず5年終わった。
ウォーミングアップは終わった。
これからスタート!
そんなつもり・・・でね。
また明日から一日一日を丁寧に充実させていけたらいいな。
大きな目標なんてぼくには無いし、人生の野望や夢・・・なんてものもない。小さな毎日の一歩一歩を繰り返し、ふと振り返って自分が来た道を見たら、結構遠くまで来たなぁ〜!なんて、そんなのでいい、いや、そんなのがいいな。
6年目のVousho Coffee Factory 。
また
どうか
よろしく
お願い
いたします。
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