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暇なのでまたぼくのこだわりを綴ってしまうのだ。
申し訳ない。
面倒な人は読まないで飛ばしてください。
ぼくがお店を始める前、それなりに意識していろんなお店を見てきたつもり。
ただ見るだけでなく、ぼくならここをこう変える・・・というそのお店の店主になったつもりで観察したものだ。懐かし〜。
その時、当然お店の様子を記録しておきたくてカメラにおさめたりもしたのだけど、中には写真撮影厳禁のお店もあった。
まぁ、念のために言っておくと、フラッシュはもちろん使わない。ぼくはフラッシュのわざとらしい光が嫌いだしね。それに何枚もパシャパシャ撮るわけじゃない。デジカメなら音は完全に消せたしね。
それから、もちろん、他のお客さんを写したりもしない。
それでも、写真撮影厳禁という飲食店が時々あった。
ぼくはそういうお店に遭遇するたびに不思議に思った。
写真を撮りたくなるような要素があるんだから嬉しいことじゃないのかなとぼくは思ってたし、そもそも飲食代の中にはその空間を利用する代金も含まれてのことではないかと思うのだった。
今では誰もがスマホを持ち歩き、誰もが写真を撮れる、そんな時代になった。
それでも頑ななに写真撮影厳禁というお店もあると思う。矛盾するようだけど、そこまで固執するならそれはそれで面白いとも思うのだけどね。時代に流されないところがいい。
ぼくは自分なりにまぁまぁおいしいかもというコーヒーとともに お客が一人で寛げるちょっとこだわりのあるモノと空間を提供できたらと思っている。それらは飲み物代の中に含まれている代わりに、気に入ったら自由に(もちろん常識と節度をわきまえて)写真を撮ってもらいたいと。ぼくの切り取り方とはちがったイカした写真をたまにネットで見つけたりすると嬉しいものだしね。なるほど、こう切り取ってくれたか〜!とね。
お客の多くはぼくに「写真撮ってもいいですか?」ってあらかじめ訊いてくれる。礼儀正しい。ぼくも見習わなければと思う。
「もちろんです。ご自由にどうぞ!」
今日もそう返答した。
これからどんどん日が短くなる。実はvoushoは、日が暮れてから本領発揮かも。店内の照明器具の光が自己主張始めるからね。
今が一番いい季節だね。
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