2020年10月27日火曜日

【20201027:火】+++記憶の彼方から陽炎のようにたちあがってきた+++



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定休日のいずれかにやってるのが実家の片付け。少しずつ、少しずつをモットーに。不燃ゴミはもう5回くらい予約して回収してもらった。不燃込み40Lの袋にして10枚分だ。可燃ゴミは多すぎて数えていない。

そんな作業中、今日も思いがけないところからぼくの撮った写真がどさっと出てきた。

30年ほど前、沖縄に旅したときの写真だった。

沖縄本島と西表島、石垣島そして波照間島。

こんなに何本もフィルム写真を撮ったことすらぼくは忘れていた。

その写真を一枚ずつ見てるうちに、ぼくの中で時間が逆行し始めた。

当時のまだ若いぼくの感情が記憶の彼方から陽炎のようにたちあがりぼくを呑み込んだ。

ぼくは昔の自分の気持ちの中で揺らされながら、とても切なくなった。

思いがけなかったからなおさらだった。

 

人生は長いようにみえても、すぎてしまえば一瞬だ。ほんの一瞬の、まばたきの間の出来事のようだ。でもそれは自分自身が歳を重ねないとわからないことでもある。

だから今を大切に過ごすこと。これしか無いんだろうね。

 

*今日の写真

高校時代や大学生の頃のぼくの証明写真の他に、米国一人旅の時の思い出の品と、1982年5月8日大阪球場でのサイモン&ガーファンクルのライブの入場券の半券とかも出てきた。そしていろんな人たちからのハガキや手紙。ぼくがずっと昔におき忘れてきたさまざまな思い出たち。

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