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静かな大晦日。
年末年始休業に入ってもう4日目だ。
ぼくは大掃除もしないし、毎日ほとんど無為に過ごしてる。
普段の生活の中でできるような些細なことを少ししては休憩してる。
そんな具合だ。
今日の大晦日だってすでに半日終わってしまった。
振り返れば、ぼくの人生もまさにこんな具合だ。
成り行きまかせ、思い付きだけで、目標かかげこつこつ努力することもなく、ここまで(こんな歳になるまで)来てしまった。
毎日の積み重ねが人生だから当たり前と言えば当たり前だよね。
きつい言い方だけど自業自得なんだよね。
こんなぼくだけれど、幸運なのは今年もあらたにいろんな人と接し、刺激を得たことだ。
お客さんの顔ぶれは毎年変わっていく。
変わらないものが無いのは切なくはあるけれど、移り変わっていくのが人の常、世の常なら、水の流れに抗わず身を任せるように、そういうものとして自然に受け入れる心の広さ、寛大さがほしいよ。
何歳になっても好奇心を失わず、知らないことを知って驚き、感動する、やわらかいスポンジのようなココロを持ち続けたいね。そんなお客さんと接したりすると、ぼくは本当に嬉しくてついつい多弁になってしまう。
今年もありがとう。
ココロからありがとう。
図々しいけど、また来年もVOUSHOとぼくをどうかよろしく!と言っておくね。
ぼくもあなたの小確幸にすこしでも寄与できるようしたいと思ってる。
それではよいお年をお迎えくださいね。
*今日の写真・・・看板らしきものの一つもかなり傷んできた。文字を修復し、新たに書き足したりした。最後にマットなニスでコーティングした。きっと気づく人はいないだろうけど、このようなメンテこそが(ささやかすぎて目立たないようなメンテこそが)大切なんじゃないかな。文字は古いタイプライターのフォントで。ぼくはタイプライターの文字が好きなので。
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