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VOUSHOの天井に数年前ネットで衝動買いしてしまったオモチャのような (いや、実際まさにオモチャだ) プロジェクターで映写してみた。
チープで途切れ途切れだけど音楽も流れる。
ぼくが撮りためた写真をスライドショーにして一つの動画ファイルとして(MP4とかね)USBメモリに保存し、それをプロジェクターに差し込んで映写してみたのだ。
光源はLEDのランプで照度が小さい。そのため昼間や照明がついてると映ってるかどうかもわからないほどだ。昼間は使い物にならない。
衝動買いの失敗例の最たるものだ。やれやれ。
夜になり照明を落として一人で天井の映像を眺めているとまるでぼくが今まで歩んできた人生の走馬灯のように思えてきた。
とても切なくなった。
今夜見たのは古いものだと2003年頃のものだった。ほぼ20年くらい前の写真からなってる。
ぼくはとてもだだくさに、空虚に貴重な時間を過ごしてしまったような気になった。二度と取り戻せない一度きりの年月だったのにね。
スカスカの人生だ。
しかし、多くの人がぼくと同じように感じるのかもしれない。
何十年も密度濃く詰まってたら、きっと生きていけないんだろう。
ぼーっとしてたり、忘れたり、無駄に時間をすごすことは生きていくための生まれながらの方策なのかもしれないね。
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