■□
ぼくは時々自分の在りように少なからず驚き、呆れることがある。
それは決して自分のことを良く思ってのこと、こんなぼくだけどそんなぼくが好きなんだな・・・的なことではなくて、心底呆れているのだ。
こんなことだ。
以前から男性ナレーションがとても暗いトーンで、それだから少し気になっていた作品があったのだけど、それが一気放送されていたのだ。
『不滅のあなたへ』
そう言うタイトルだった。
昨日の深夜、偶然放送されてるのを見つけ、見始めた。2話の途中だったろうか。
1話から12話まで放映されていた。
ぼくは結局最後まで見てしまった。。。見終えたら午前5時近くになっていた。
しかも、ぼくは途中何度も涙しながら見ていた。
宇多田ヒカルの楽曲がテーマ曲になっていた。
ぼくは年齢なんて関係ないと常日頃思ってる。
年齢で勝手に自分に制約を科す必要なんてないとね。
しかし、ぼくは想像してみた。例えばぼくが30歳の時、職場の定年間際の管理職や同僚をどう見ていたかを。
いくら好きなことがあるとは言え、カラダのことを考えず徹夜で何かするような無分別な人がぼくが接している人たちの中にはとても居るとは思えなかった。
今のぼくは彼らよりもさらに歳上なのに、意識的には若いままであることにちょっとした驚きを感じた。よく思うけれどもぼくの外側の箱だけはどんどん経年劣化して古びてきてるのに中身は成長していないのだ。
カラダの無理をその時にしたいことのために強いてしまう思慮のなさ。
見逃し配信サービスもあるから日中に少しずつ見ることも可能なのにである。
その場の『見たい!』と言う欲望にあっさりと負けてしまう。
大人気ない。
無分別。
バカ。
しかも、アニメに感情を揺さぶられて泣いて見たりしてる。
ぼくの場合、眼精疲労がとてもしんどいのに、何やってるんだと怒って嘆いてるぼくの中のぼくもいる。実際目薬しながら見てた。
こんなことをしてちゃいけないと反省したのだけど、きっと死ぬまで変わらないのかもしれない。そう思うとちょっと暗澹たる気持ちになったのだった。
何やってるんだろう?!って。
あ、
実は続きが今夜また放映されるんだよね。
やれやれだわ。
0 件のコメント:
コメントを投稿