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今日も厨房でコーヒー淹れたり、洗い物する時間よりもお客さんと話してる時間の方が圧倒的に長かった。
経営的にはイケてないわけだけれど、誰も来なくて話すことすらできない時よりもずっとマシだとしよう。
今日はゆみさんと写真のことについて、実際にゆみさんが出力してきた数十枚の写真を見せてもらいながら話したのをはじめとして、最後は若いサブカル好きな女の子とマニアックなカルト映画の話題で盛り上がった。
30代はじめ頃の彼女が言う『カルト』とぼくが思ってる『カルト』とは少し世代のズレがあるみたいだし、ぼくは現在のカルト映画については疎いので、彼女が挙げてくれる映画のほとんどを知らなかった。
逆に彼女は「エル・トポ」だとか、「ファンタスティック・プラネット」だとかは知らなかったりするわけだ。
彼女はサブカルの中でもスプラッター系の映画にとても強かった。ぼくが思うに、いわゆるB級スプラッター映画だ。ゾンビ映画にも造詣が深い。ぼくの子どもと言っていいほどの年の差だけれど一つの共通項を基に情報交換し、教えてもらうことがあるのはとても楽しいことだ。
ラブ・ゾンビ
マーダー・ライド・ショー
ジェシー・ジェームズの暗殺(映像がきれいらしい)
パフューム(トム・ティクバ監督)
ダーマ(カニバリズムの映画)
異常快楽殺人(これは小説らしい)
リミット(ソリッド・シチュエイション・ホラーという分類らしい。狭い空間に押し込まれてるってことかな)他にも同分類ではキューブ
マーターズ(フランスのキリスト教の話らしい)
回路、キュア(黒沢清監督)トム・ティクバと黒沢清監督しか知らなかったわ。
震える舌、子宮に沈める・・・
以上、教えてもらったものね。
オタクの探究心とそれにかける情熱と時間は半端ない。好きがはっきりしてる人はわかりやすくていい。男性であれ女性であれ、若かろうと年輩であろうと、日本人であろうと外国籍の人であろうと関係ないね。
彼女は誰かに話し方とか雰囲気が似てるなと思って、脳内で検索してみた。ヒットしたのはショコタンだった。彼女にそう言うと「よく言われるんです・・・」と照れくさそうにしてた。
そんな土曜日だった。
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