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『BOOK+: 2020 カフカ変身展』が今日でおわった。
感慨深い。
一つにはコロナ禍で8ヶ月ぶりとなる展示だったこと。
そして一つは昨年よりも人数を絞り、より制限をつけた作品作りを依頼したこと。
どのような作品が集まるか、同じ切り口の作品になるかもしれないし、不安要素はいくつもあった。
でも蓋を開けてみたら、力作ぞろい。
『変身』の捉え方や表現の切り口も様々なものだった。
某ギャラリーオーナーのお客さんからは『ここでやるにはもったいない』という言葉まで。
うん。確かに。
それほど、フランツ・カフカの『変身』を読んで、じっくり考えて、創作してくれた作品ばかりだったからね。
あらかじめ『変身』を読んだり、読み直してみてくれたお客さんにも、それだからこそ楽しんでもらえたとぼくは思っている。
『BOOK+(ぶっくぷらす)』は今回で2度目だった。
次回の第三弾はこの方向性をさらにおしすすめることができるのか・・・できるといいのだけどね。
コロナ禍の中、足を運んでくれた方々、来ることはできなかったけれど気に留めてくれていた方々、そしてぼくのオファーを快く引き受けてくれた作家、クリエーターに感謝。
ありがとうございました。
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