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初めて来店した女性のお客さん。
コーヒー代を支払ってくれる時、バックヤードにあるぼくの机の横にで〜んと立ちはだかって机の上やら壁やらを凝視していた。
DIYが得意な女性は最近珍しくないから階段裏にぼくが作った収納スペースとそこに並んだ工具類が彼女の好奇心をくすぐったのは容易に想像できるんだけど、やはりそこは立ち入らないでほしいんだよな。
だってさ、MacBookの上に無造作に何かの督促状が置いてあるかもしれないし、いかがわしい写真集のいかがわしい写真のページがひろがってるかもしれないじゃない。
百歩譲って、もし彼女が「階段下の収納見せてもらっていいですか?」って言うなら、「え〜、恥ずかしいなぁ。大したことはしてないんですけどね。まぁ、参考になるかどうかわからないけどちょっとなら・・・」と応じたかもしれない。
中には何も断らずにささっと入って来て、スマホでパチパチって写真を撮っていく女性だっている。そうそう、女性なんですよ。男性は今まで一人もいない。ぼくの記憶する限り、すべて女性なのです!さらに言うと、あなたが予想する通り、若い女性は・・・記憶にないんだなぁ。ほとんどが人生経験の豊富そうな女性でしたな。
しかし、
ぼくにも責任はあるのです。
「STAFF ONLY」とかの標識もなければ、「立ち入り禁止」とも張り紙してないから、目に見えないと言うか、常識的な境界線を侵入してしまう人が100%悪いわけじゃない。
それもあって、ぼくはかなり以前からパタパタドアをつけなければ、いや、つけたい!と思っていたのです。
今書棚の横に持ち込んで置いてあるのは、勝手口用の小さなサイズのドアなんだけど、パタパタドアとしては大きいし重量もそれなりにある。厨房との境につけていたパタパタドアを今は使ってないけれどフラッシュでできたドアなのでカットしてうまくサイズダウンして使えるかどうか疑わしい。だったら全くゼロから作っちゃうか・・・と悩ましい。
だけど、今年中には取り付けます。必ず。
バックヤードには見られたくないものだけでなく貴重なものもあるからね。本来的には立ち入り禁止なんだよ〜。
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