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ぼくのこのブログを読んでると言うお客さんがいらした。実際に面と向かうと照れくさいものだね。読んでる人はほんの少しだけ・・・というのはあまり変化ないだろうけど、書く方としては「世界にむけて」発信してるんだ(大げさ!)という気持ちも多少なりとももっていないといけないのかもね。中身がないのは恥ずかしい。
さて、今日はぼくのお客さんへの対応で自己嫌悪におちいったことについて。それは簡単に説明するとこんな具合。
そのお客さんは常連ではないけれど数回来店されたことがあり個人的にも知ってる人。
お客『今日時間がないから、また今度ゆっくり寄らせてもらうので、展示だけ見させてもらうね』
ぼくは、想定外の言葉に全く不意をつかれたことと、その場に共通の友人がいて雰囲気を固まらせたてはいけないと咄嗟に思ってしまい、「あぁー、どうぞ」と了解してしまったのだ。ぼくのこの腰砕けなところ、日和ってしまったこと、空気を吸うのでなく読んでしまったことをとてもとても後悔しそのあとずっと引きずってしまった。他のお客さんにとても申し訳ないことをしてしまったからだ。
それでその日の夜中に、イラレをたちあげ、お店の入り口に以前貼ってあったお願いをより強い表現に書き直した。それが今日の写真だ。『固く・・・』ってところね。
強い表現にしたのはお客さんに対してというより、ぼく自身に対してと言った方が妥当なのかもしれない。これを読んでマイナスイメージをもつお客さんもいるかもしれない。お店にとってはマイナスかもしれない。でも、お客さんに対して公平を保つことの方が大切だからもっとしっかりしろ!と自分に対して檄を飛ばすつもり・・・と言ったらきれいごとすぎるかな。。。でも、正直そうなんだな。
原点にもどろう。
組織の一員として働いていた頃の反省をもとに、嫌なことは極力しない!というのが自営業を始めた大きな理由の一つだった。
もちろん、ケースバイケースで柔軟な対応も必要で、遠方からやってきたのに満席だった場合とかだってある。その時は他のお客さんだって理由を知れば納得してくれるだろう。少なくとも今回はそれとは根本的に違う。
時間がないけれど展示だけ見るというなら、珈琲豆は見てる間に十分用意しお出しすることはできるのだ。だから珈琲豆をおすすめするということができたわけだ。
こういう事例は忘れた頃にやってくる。そしてその時々の店内の状況とぼくの精神状態で対応が変わってしまうというのが実に情けない。
ついでに説明しておくと、先に注文してから展示をみてもらうようにしてるのは、混みだしたりするとぼくはてんてこ舞いになってしまうので、すこしでも余裕をもって飲み物を淹れるための方策なんだな。これも水をだす前に二階にあがられて徹底できないことが時々あるんだけどね。でもこれについては不公平ということでもないので、改善目標の一つということにしてるわけです。
と、書いてきたけれど、ありがたいことに99%くらいのお客さんは理解してくださってるわけで、本当にぼく自身がブレないようにしっかりしないといけないということなんだよね。
この掲示にはそんな意味合いが込められていたわけでした。
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