2021年2月4日木曜日

【20210204:木】+++ぼくがぼる塾を好きな訳+++

 


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お笑いは好きだけど好きじゃない。

好きじゃない訳は「イジメ」を助長する場合が多いから。

単純に言ってしまえばね。

ヒトの容姿や行動をバカにして笑いを取ると言うのがそもそも嫌いだ。

それを「イジる」と言い、「イジメ」ではないと言う言い訳もあるみたいだけど、それは「イジる」側に好都合な「イジメ」否定の言い訳にすぎない・・・とぼくは思ってる。

ぼくが好きなのは、純粋話芸のお笑いだ。

話芸を磨こうとしない「なんちゃって芸人」は好きじゃない。

でも話芸の巧みなお笑い芸人はどちらかと言うと地味だからね。


さて、本題。

そんなぼくだけど、最近YouTubeで見てるのが女子3人(育休中の1人を含めると4人)の「ぼる塾」。

彼女たちはポリシーとして、カラダをはった仕事はしないし、水着にもならない、大食いもしないと宣言してるらしい。

体育会系のノリが支配してるお笑い界(とぼくは思ってるのだけど)において、これはなかなかすごい宣言だとぼくは思う。

ぼくが教員だった時、職員会議で友人の教員が「専門でもない運動部の部活動を責任持って指導できないので顧問はしません」と発言したのを聞いた時の衝撃と似ている。もう30年ほど前のことだけどね。今やっと時代が追いついてきた感じだ。

彼女たちのネタはまだ少ないみたいで、YouTubeではいつもお菓子や弁当やカップ麺を食べながらただ喋ってるのが多い。その点では話芸と言える訳ではないのかもしれないけれど、そのぼる塾的ダベリングが一つの話芸のカテゴリーになる可能性も・・・やはり、ないわねぇ。

食べ物に対するマニアックな執着と女性版中2病を思わせるところも独特で面白い。

ぼる塾の中でぼくは「あんり」と「田辺」のやりとりが好きだ。

まぁ早い話、意地悪じゃないからいいのだ。

ひょっとするとお笑い界のメインストリームに彼女たちも取り込まれてしまうかもしれないけれど、しばらくは彼女たちに注目してみようとぼくは思ってる。

情報番組でコメンテーターをやるようになったら終わりだ。

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