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振り返る。
手術後翌日から我ながらよく動いた。
退院してからも寝込んだことはほとんどなくて、垂直生活をキープしてた。
長らく乗ってなかったミニベロを2台整備して5kmほどアップダウンの激しい道を走ったのは手術後6日目、退院後3日目だった。
昨夜お腹の傷口に3箇所貼ってあった絆創膏を全て剥がした。左側とおへその上の傷口は今でも時々痛むけれど、痛みの程度も痛くて顔をしかめるほどでもないものになっていた。何よりクシャミしても平気になったのが嬉しい。きっとこのくらいの痛みがこれからもずっと続いて、ある時、あれ?そう言えば最近痛くないな・・・っておもうものかもしれないな。もう再発しないから安心だしね。
話は変わって、この休業中に何度も観てる映画、それはヴィンセント・ギャロ監督・主演の『BUFFALLO 66』。
この映画は昔、名古屋シネマテークで見たのだけど、その時はあまり気に入った映画ではなかった。ところが今回再び観てみると、これがなかなかどうしてイカした映画だったんだ。
デビット・リンチ監督の『イレイザーヘッド』を思わせるシーンがあると思えば、キング・クリムゾンの「ムーン・チャイルド」に合わせ、ぽっちゃり体型のクリスチーナ・リッチがタップダンスしたシーンや、同じくプログレッシブ・ロックグループのイエスの「こわれもの」がかかったりでぼくにとっては嬉しい選曲だった。
ヴィム・ヴェンダース監督の『
都会のアリス』でも使われた証明写真用のカメラブースで2人の写真を撮るシーンも刹那的で切なくて好きだ。
ぼくもこんなふうに2人で撮ってみたいなぁと思ったり。。。
でも、これって痩せてないととても2人では撮れないんじゃないか?と思ったり。
一緒に撮る相手は異性と限らず同性も含めてだけどね。
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