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海を見たくなる。
ときどきぼくは。
ココロが拡がるのを確かに感じる。
いつもね。
蒼い海も
鉛色の海も
ぼくは好きだ。
今日は、
ひかる海だった。
軽トラの荷台に自転車積んで来たんだ。
自転車おろしてから、荷台にレジャーシートとクッション材を敷いて横になり、ひかる海と大空で偵察機のようにゆっくり旋回してるトンビをしばらく眺めてた。
風が最初強くて寒かったけど、気持ちはいい。
ネルドリップで淹れたコーヒーをスタンレーのポットからカップについで飲む。
携帯用スピーカーで音楽ききながらね。
贅沢な時間。
高級車のラグジャリーな車内じゃなくても、なんだろう、この贅沢な時間を過ごしてる感じは。
カラダを芯からあたためるためと、岸辺の路地を徘徊するために、自転車のペダルを踏んだ。
微かにお腹の傷がうずいてた。
生きてる・・・
ってことだね。
ぼくのなかで、一区切りついて、何かが終わった気がした。
そんな2月最後の静かな土曜日だった。
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