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柘植さんのはからい。
毎回感謝。
地元県立高校で同僚の先輩教諭Kさんを同伴して来店してくれた。
ぼくはKさんが学年主任でぼくがクラス担任だった時が一番楽しく充実していたと記憶している。
(もう一人はぼくが転勤してから入れ違いで転入してきたというHさん。Kさんとは同じ国語科で、柘植さんの友人でもある。これで二度目かな。彼もユニークな人で映画「東京リベンジャーズ」がよかったということでぼくと話が盛り上がった。)
Kさんとは実に30年ぶりくらい。
再会直後、がっちり握手した後に、「ハグ!ハグしよ!。ハグ!」とKさん。
相変わらずノリがよくて明るいキャラクター。いい味出してるなぁ、Kさん。
ぼくは握手同様しっかりKさんを抱きしめた。
そしたら女の人のようにKさんが華奢なのに気づいてちょっと驚いた。
「Kさん、痩せたねぇ。」ってぼくがおどけたように言うと、
「あったりまえだ!何歳だと思っとる。◯6歳だぞ!◯6歳!」と間髪入れずのツッコミ。
お互いに外箱は古く、ひなびて、経年劣化してしまったけれど、Kさんの中身は変わってなかった。声の大きさも声のハリもあの頃のままだった。
そのことがぼくはほんとに嬉しかったなぁ。
他にもお客さんは来てくれたけれど、合間をぬって、2時間半ほど彼らと談笑した。
帰るときにもう一度Kさんにぼくは握手を求めた。
またぼくがぎゅっと力を込めて握手すると「相変わらず力が強いなぁ〜。」とKさんは言って笑った。
柘植さんが「まだじゅんさん若いでだわ。」と続いた。
ぼくももう若くなんてないんだけど、Kさんに会えて嬉しかったからついつい力が入っちゃうんだよなぁ・・・と口には出さず笑顔で3人を見送った。
今回もVOUSHOを始めたからこその再会だった。
こんな時は改めてこの店をやってよかったと思うのだった。
柘植さん、毎回ありがとう。
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