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昨日のこと中学時代の同級生Wくんが久しぶりに来店してくれた。彼は事業の一つとして上海でコーヒーチェーン店を何店舗も展開をしてる人物。今では東京に居を構えてる実業家。
すごいよね。
同級生のよしみでぼくなんかでも彼と直接話ができるわけなんだけれど、彼からこんな問いかけをされたんだ。
「ジュンくんは、今後はここをどうしていくつもり?」
「今9年目なんだけど、とりあえず10年はやろうと思ってる。そのあとはぼくの親のこともあるし、状況によってその時に考えるってことかなぁ。」とぼくは答えた。
このやりとりは、なぜかぼくの頭の中に根を張っただけでなく、時間が経つごとに増殖していった。
『今後』
『今後』
『今後』
つまりは『VOUSHO後』。
ぼくはVOUSHOを出来る限り続けていこうと思っているだけで、『VOUSHO後』について考えていなかったことに気づいた。
まだぼくにも『今後』があるのか!と大袈裟に言えば一つの壁が壊れ、その先の世界が垣間見れた気がした。
壊れた壁の先にあるものが、はっきりし始めた。
それはまだぼくの胸の内にひめるだけにし、しばらく醗酵させてみようと思った。
ぼくは第二の人生で満足しかけていた。
先のことなんてわからないけど、第三の人生も悪くない。
そう考えるきっかけをW君からもらった気がした。
そしてこんな小さく隠れた店を気にかけてもらい、ありがたいことだった。
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