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昨日お客さんでもあるM君から彼所蔵のZINE(ジン)を10冊ほど見せてもらった。
ぼくはこのZINEを今までしっかりみたことがなかった。
M君によるとMAGAZINEからとった『ZINE』らしい。
言葉的には聞き覚えがあるけれど、ほとんど知らないに等しかった。
ウィキで調べてみた。
『ZINEとは、個人または少人数の有志が、非営利で発行する自主的な出版物のことである。 作者自身の個人的な思いや考え、主張を色濃く反映した小冊子が多いが、内容も形式も自由とされる。主にコピー機やリソグラフ、家庭用のインクジェットプリンターなどで印刷し、ホチキスやクリップ等で簡素に製本された冊子の形態をとるものが多い。』
今では、ほとんど有料化されてるし、印刷所に印刷・製本を任せてるものも多い。
ぼくが見せてもらったのは2005年くらいのものから最近のものまで。
イラストだったり、写真だったり。
ぼくの印象を一言で表すなら、「自分の好きの缶詰みたい』だ。
見る人を意識してなくて、「自分の好きはこれさ!」って感じでストレート&シンプル。
写真はとてもプライベートで赤裸々だったりする。ある瞬間がフリーズドライされてるみたいでページを繰るとその時間と空気が一瞬にして蘇る・・・・みたいな。
記念撮影的なものなど全く無くて、被写体へのこだわりやその場の雰囲気が大胆に切り取られてる。ピントとかブレとかトリミングなんて関係ない(みたいにぼくには思われた)。
恋人のヘアヌードも惜しげなく載ってたりもする。
市販の写真集とは違ったエナジーをぼくは感じた。
それだからこそ一晩経った今日でもいくつかの写真やイラストが頭から離れない。
インスタ等でスマホやパソコンで見るのとは違い、こうしてモノとして物理的に存在することのいとしさもあるのかな。それが手作りの印刷や製本でチープな感じがしてもそれだからこそ一層いとしくなる。
今日ここに載せた写真のZINEはM君に見せてもらった中でぼくの一番好きなもの。
これ以外にも手元に置いておきたいなぁと思うZINEが数冊あった。
ほんとにとてもいい刺激をもらった。
M君に感謝!
ぼくも作ってみたいなぁ。
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