2023年6月11日日曜日

【20230611:日】+++きれいな目+++

 


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顔の美醜と関係なく、人の目に魅かれることってあると思う。

ドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘』を見た時、三島由紀夫に対するぼくの認識は良い意味であきらかに大きく変化した。それはさておき、印象深かったのは三島由紀夫の目というか、彼のまなざしのきれいさだった。

ぼくの友人にも三島由紀夫のようなきれいな目をもつ人が一人いる。初めて会った時のことは鮮明に記憶している。ファーストインプレッションはまさに「きれいな目の人だなぁ」だった。

もちろんぼくの主観によるものだから、誰もがそう感じるとは思っていない。その逆だってあるかもしれないものね。そのリスクをもってしても尚「きれいな目」に魅かれるのかを考えてみると、モノゴトや人をまっすぐに見ようとする姿勢にぼくは魅かれるのかと思うのだ。考え方の違い、捉え方の違いを抜きにして相手をまっすぐに見て、理解しようとする姿勢。それこそがぼくにとって「真摯」という言葉に値するものだった。

さて、それではぼく自身の目はどうかというと、鏡で見るのも嫌なくらい濁って疲れた眼をしている。年齢や眼精疲労のせいだけではない。きっとまなざしのベクトルがまっすぐじゃなくなってるんだと思う。屈折しまくってるんだな。

それでも好奇心と驚きの目と、この人いいなぁと思う目だけはいつまでも失わないようにしていたいな。。。

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