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暇な日曜日。こんな日もある。
Aくんが「ジュンさん、今日夕食誘っちゃだめですか? なんか今日は一人で食べたくないんですよね。。。」とぼくに言った。
時間を見ると閉店時間の15分ほど前だった。
彼とは今まで二度ほど一緒に外食したことがあって、最近はタイミングがあわなくて断ることが続いてた。
「一人で食べたくない・・・」という気分に時としてなることはよくわかる。
今日はオッケーすることにした。
もう一人の常連客、岐阜から来てくれたOくんにも声をかけてみた。
Oくんも快諾してくれたので、営業時間が終わってから三人で歩いて瀬戸駅にある中華料理屋さんに行くことにした。
滅多に実現しない面白い面子だった。
注文した定食が運ばれてきてからは、ぼくらは各々黙々と食べた。
たとえしゃべらなくても一人で食べるより確かに楽しい気がした。
他にも多くの客さんでにぎわっていたから、なおさらぼくら三人の連帯感みたいなのが強まったのかもしれないし、物理的に孤独感から解放されてただけだったのかもしれなかった。
食べ終わってから、霊の話や生きる意味みたいな話題になった。
Aくんはビールを注文してもっと話したいようだったけれど、Oくんは車で来てて呑めないので今回はそれはやめておくことにした。
帰り道、VOUSHOまで歩いて戻ってくるとき、二人のうしろ姿を眺めながら人生の出逢いの不思議を想い、幸せな時間だなぁと感じずにはいられなった。
ぼくにとっては小確幸というより、むしろそれ以上の中確幸だったな。
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