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光があって影があるように、生と死も別々のものではなく二つ合わさって成り立つものなんだろうなぁと思うようになった。
死あっての生。
死をも含めての生。
そんなことなのかなぁと。
土曜朝のラジオ番組であるお婆ちゃんが『人は生きるのが仕事だよ』とおっしゃったというのをきいた。
ぼくはとても納得した。
と同時に、深沢七郎の本のタイトルがぴょこんとぼくの頭の中に浮かんだ。
それは『生きているのはひまつぶし』だった。
極端なことを言えば、ぼくらは短いのか長いのかわからないけれど、生まれて死ぬまでの間、あれこれ喜怒哀楽経験し、職についたりするのも恋愛するのも暇つぶしの一つなのかもしれない。
ぼくなんてまさに今やってるお店なんかも「暇つぶしでしょ?」って言われたら、否定できなくて「う~ん、そうかもしれない。」と思うものね。
そもそもが暇つぶしで勉強し、暇つぶしで旅し、暇つぶしで恋愛し(怒られるね)、暇つぶしで就職し・・・等々なのかもしれない。
でも、そう思うと、少し気が楽にならなる自分もいる。
そのときどき、ぼくとしては自分の気持ちに正直に生き、人生の選択をしてきたわけだけど、極端なことを言えば、すべて暇つぶしの一貫だったのかもしれないなとね。
もともとぼくらは生きること自体が仕事なんだとしたらね。
読んで嫌な気持ちになったらごめんなさい。
くれぐれも敢えて極端に言ってみるとということなので。
〈蛇足〉
「暇つぶし」と言う時いつも「ひつまぶし」と言い間違いそうになるのは、ぼくだけ?
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