■□
11年前、ぼくは学校の会議室の大きな液晶モニターで船がツナミによって堤防を越え街中に流されるのを見て、なぜか涙があとからあとからあふれ出た。泣いてるわけではなく、涙だけが流れ出ていた。他の同僚も数人一緒に見ていたがぼくの涙には気づかなかったと思う。
それがぼくの東日本大震災で記憶に残った最初の出来事だった。
ぼくらは自然の猛威の前になすすべもないことを思い知った。自然はねじり伏せることなんかできない。共生しかない。ぼくらは奢ってはいけない。
・
長年つかっていた眼鏡を先週ぼくはなくした。
二日後、ダメ元で某スーパーに電話で問い合わせた。
今日ぼくはその眼鏡を引き取りに行ってきた。
実はこの眼鏡もう三度くらい落としてる。でもその都度戻ってきた。
さすがに今回はあきらめていた。
高価な眼鏡ではないけれどフレームが軽くてぼくは気に入ってたのだった。
だから、もう二度と落とさないように気を付けるね。
戻ってきてくれて、本当にありがとう!
ってココロの中でね。
*フレームに「AKALK ULTECH」(アカルク ウルテック)とある。調べると眼鏡市場の姉妹会社だったalook(アルク)で買ったんだった。確か栄の東急ハンズのビルにあったかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿