米国の大統領選がやっと決着したようだ。
しかし、人々を煽ったり威嚇したり権力を濫用したりとやりたい放題の男に米国の半数近くの人々が今も支持してるというのは、米国の病の根の深さが窺われてゾッとする。
とりあえず振り子の針は反対側に(実は反対側というわけでもないのだろうけど)振れて、安堵している人も多いと思う。ぼくだってその一人だ。
でも、この幼稚で乱暴でわがままなギャングエイジを絵に描いたような金持ちの白人ビジネスマンが米国流民主主義をいとも簡単にシャッフルしたことは事実で、こんな幼稚で乱暴でわがままな人物が大統領になるなんて夢にも思ってなかったお行儀の良い反対勢力は効果的な対抗措置をとることができず、この裸の大統領の失言や失態、政務能力の無さに大いに助けられた感じだとぼくは思っている。
他にもいっぱい思ってることはあるけど、書くのが面倒なのでやめる。
この大統領は彼と同じ品種の「タネ」を自国だけでなく世界中に蒔いたともぼくは思ってる。ヨーロッパには似たような政治家がいるでしょ。ぼくらの国にもね。
ぼくが懸念してるのは、このまさかのシャッフルによって、いっときは元に戻ったように見えながらも、いつでも分断、差別して統治しようとする第二、第三の彼のような人が虎視眈々と次の機会を狙い、揺れ戻しさせるのではということだ。もちろんより悪賢く、巧妙になった『ワース・トランプ』がね。
しかし、このコロナ禍がなかったら、彼はそれでも負けただろうか? 偶然というのも歴史に大きな影響を与えるものだよね。
この大統領選挙どのように終結するのかなぁ。
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