■□
益田ミリ原作のドラマ『スナック キズツキ』を見てて、今日はこのセリフがぼくのココロに響いた。
再就職のための就活中の女性とスナック・キズツキの女性店主のシリトリの一場面でのこと。
『笑っちゃうくらい頼りない私の人生。差し出せるものも残せるものも多分何もないんだ。』
『だけど私たちは出場している、この歴史に。歴史の上に否応無しに積もっていく塵みたいなものかもしれんがね。』
ぼくもそうだよなぁと思う。
何かを極めたり、何かを成し遂げたりなんてぼくにはできない。ただ塵や泡のように歴史の中に積もって埋没していくんだ。
でも、それでいい。
たとえ塵や泡のようであっても、ときに小さな幸せを感じたり、何かに感動して涙したり、夢中になったり、がっかりしたり、憤ったり・・・そんなことを繰り返して生きるだけでいいんだと思う。
美味しいものを美味しいと感じて食べたり飲んだりできて、ウンチやオシッコを気持ちよく出せて、あの人いい人だなぁと思えたり、他人に感謝できたり、空を見上げる余裕があって、ココロ穏やかに眠りにつけたらそんないいことはないと思う。
そんな日が、月に一度でもあれば上出来じゃん。
皆、それぞれ問題を抱えながら生きてる。他人と比べたり、他人の物差しで自分を測らないことだよね。
自分は自分だよ。
ぼくのココロに響いたセリフだったな。
0 件のコメント:
コメントを投稿