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中学・高校の同級生で、40数年会ってなかった友人のMichiyukiが来店してくれた。
彼は何年も前からぼくが死ぬ前にもう一度再会したいと思う人物の一人だった。
ぼくは彼に手をさしのべ、まずは固い握手を交わした。
こんな日を待ってたんだ。
お客さんは他に一人しかいなかったので、ぼくは彼と心行くまで語り合うことができた。
彼の仕事人生は、彼独自の理念に基づき、国内にとどまることなく大陸にまで及び、確固とした足跡や国を超えた厚い人望を築いてきた。偏見や差別もなく真っ直ぐな彼の物事の捉え方は青臭い理想論だと批判されたらしいけれど、理想を追求して何が悪いとぼくは今のこの歳になっても思っている。そのため経営者としての彼の考えに肯くところも多かった。
正直言って彼の仕事人生はそのスケールの大きさにおいても、また築き上げた実績においてもぼくの携わった職業の次元とは違いすぎて、ただただ圧倒されるだけだった。
そんな彼が時折見せる笑顔のチャーミングなこと!
屈託のない本気の笑顔はあの頃の『Michiyuki』そのままだった。彼の根っこの部分がちっとも変わってないことがぼくはとても嬉しかった。
この再会の立役者、同窓会で彼にぼくのショップカードを渡してくれた、ふ〜ちゃんにも感謝してる。
所属意識が希薄だし、こういう集まりが苦手だから出席しないぼくだけど、いつも気を配ってくれて本当に感謝以外の言葉が見つからない。
ありがとう。
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