![]() |
■□
ゴジラ-1.0を観た。
カラー版とモノクロ版で二度見た。
友人が言ってたようにモノクロの方がぼくにとっても好みだった。
そして何度も泣いた。
ゴジラ退治のための民間防衛組織立上げ会議で学者が述べた言葉にグッときた。
『思えば、この国は命を粗末にしすぎてきました。脆弱な装甲の戦車。補給軽視の結果、餓死、病死が戦死の大半を占める戦場。戦闘機には、最低限の脱出装置すらついていなかった。しまいに特攻だ玉砕だと。
だからこそ今回の民間主導の本作戦では、1人の犠牲者も出さないことを誇りとしたい。今度の戦いは死ぬための戦いじゃない。未来を生きるための戦いなんです。』
太平洋戦争のドキュメンタリーならこういう捉え方もあったけれど、ぼくが観たエンタテイメント映画の中では記憶にない。反戦映画というカテゴリーに収めるのでなく、これが当たり前の、デフォルトの捉え方になってきたんだと思うと感慨深いものがあった。すごいな。
ところで、ゴジラは何の象徴なんだろう?
戦争で亡くなった人々の無念と憤りの権化なのだろうか?
ただ、ゴジラが崩れ落ちるのを見ながら元兵士たちが敬礼するのは理解できなかった。
最後の特攻の場面でも命を大切に扱おうとしている点で共感できた。
ゴジラという怪獣を扱いながらもまぎれもないヒューマンドラマだった。
続編ができるような終わり方だったけれど、ぼく的には完結であって欲しかった。
エンドロールで伊福部昭氏のゴジラのテーマ曲でまた泣いた。名曲だよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿