2023年11月24日金曜日

【20231124:金】+++好きな写真に説明なんて要らない+++



■□

写真集専門店に入り一通り店内の蔵書をチェックした後、ぼくは1冊の写真集を手に取った。そしてページを繰りながら、どんどんその写真に惹かれていった。

「この写真、どれもとても好きだ!」とぼくは心の中で叫んだ。

買おうか買うまいか悩んだけど、一期一会、この機会を逃したらいけないと思い購入した。

それがこの写真集。

作者は既に他界している。

オランダの詩人であり、画家でもあるジェラルド・ペトリュス・フィエレが撮った写真集だ。

モノクローム。

リコーのオートハーフでも撮ってたみたいだ。

彼は自分の写真に名前をサインし、2種類のスタンプも押したりしている。

これはオレ様が切り取った時間と空間、人、モノ、写真だぞ!って宣言してるみたいにも見える。

なぜ好きかなんて説明するのはナンセンスだ。

好きだから好き。それでいいとぼくは思う。

頭でっかちになる必要などない。かえって白けるだけだ。

とにかくぼくの波長と一致してて次のページの写真を見るのが楽しかった。

今も手元に置いて時折見てる。

珍しくぼくにしては良い買い物をした。




0 件のコメント:

コメントを投稿