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大人は単純なことを却って難しくしてることってあると、ぼくは思う。
コロナ感染者数がまたぞろ増え、愛知もまた緊急事態宣言が明後日からとなってる。
昨年の第一波の時からオリンピックは延期されても開催は無理だとぼくは思っていたけど、まだやる気(立場的にそう装ってる人も含め)の人もおられるようで、これはもう意地の一念か、あるいは、挙げた拳はおろせないのか、ひろげた風呂敷は閉じられないのか、ぼくにはさっぱりわからない。
開催側の人やそれをバックアップする「コメンテーター」などは、やる/やらないを単純に決められるような簡単な問題ではなく、難しい問題だとおそらく認識しておられるとぼくは思う。
でも、実は難しくなどはなく、とても単純なことだったりすることは、コロナ禍でのオリンピック開催問題に限らず、ぼくらの周りでもちょくちょく起きたりすることだ。
医療崩壊が現実の問題となりつつある(既になってるところもある)現状で、中止や再延期(可能だとしての話)を決断して、一体誰がそれに抗議するんだろう?
残念だけどこんな状況だから仕方ないと出場予定選手も含めて中止や再延期を受け入れる、そんな状況にまで来ているとぼくは思う。
日本だけでなく世界各国だってそう思うだろう。
『大局的、総合的に鑑み』とは、まさにそういうことじゃないのかな。
しかし、あの歪な国際組織も気持ち悪い。化けの皮がはがれてきたかな。
*写真は来月VOUSHOで行う個展DM。竹谷さんのカリタイプ写真作品展。6月5日〜27日。詳しくはまたね。
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