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今月は何と言っても息子の結婚式に参加したことがぼくにとっての一大トピックだった。
来月はオツベルくんのライブが11日にあって、それが終わると11月中旬まで大きな予定はいれてない。
ぼく自身も作品作りをしたいと思ってる。
お店にぼくの銅版画や紙版画、立体作品なんかを置いてるので、時々お客さんに「作家さんですか?」って訊かれる。
その時、ぼくはいつも口ごもってしまう。
「あ〜、いや〜、その〜、好きでやってるだけで・・・」なんてね。
今の時代、「作家です!」とか「アーティストです!」とか「フォトグラファーです!」とか自ら手をあげて宣言してしまえば、そういうものとして見なしてくれる側面もある。インスタグラムなどのSNSに作品を載せ、プロフィールに○○作家とするだけでいい。「作品購入またはお仕事のご依頼はDMでお願いします」と付け加えておけば開業届みたいなものだ。
そういう点ではいい時代と言えるかもしれない。
でもぼくの場合、それを生業にしているのかどうかを考えてしまう。二足の草鞋であっても、少なくとも毎月そのことでもって収入を得ているかどうかと。
画家や陶芸家一本でやっている人の大変さと厳しさを思うと安易に手をあげることが憚られる。
もちろん、これは人それぞれにどう捉えるか勝手だから、作品を売らなくても売れなくても作り続けることに作家性があるとする理屈もわかる。
こんなところにこだわってしまうのがぼくであり、変なところが生真面目すぎたりするのかもしれない。とにもかくにも、なんでも自分自身納得してやりたいということなんだと思う。
以前にも少し書いたけれど、次にぼくがやりたいことは、やはりこれなんだと思う。
第三の人生。
そちらへ重心移動を少しずつ始めていく、2024年をそんな年にしたいな。
*花瓶に挿してたアイビー(いただきもの)を先日地植えしてみた。葉が大きくなってきたので根付いたかも。アイビーは強いという。駐車場の一劃が覆われてもいいな。