2025年4月10日木曜日

【20250410:木】+++啓翁桜とパフェ+++


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先日寒緋桜の一種の啓翁桜(けいおうさくら)をいただいた。

その時はまだ蕾だったのだけれど、今朝はもう満開に近かった。

小さな花弁がいい。

その友人曰く「サクラの季節に生まれたから、なんとなく静かなサクラがいいかなぁ」と。

その時初めてぼくは自分の生まれた季節とサクラとの結びつきに気がついたのだった。

今まで気づかなったこと自体が不思議というか鈍感すぎたわけだけど、サクラに対していくばくかのこだわりがあるのはそのためだったのかと腑に落ちた気がした。

この啓翁桜を長持ちさせるには水をこまめに入れ替えるとのことだったので、水を入れ替えるたびに枝の切れ先と花瓶も洗っている。

来年は花屋さんに予約して自分で購入しようと思うほど気に入ってる。

久しぶりに多治見のカフェにパフェモーニングに行った。

今日からの期間限定パフェは「イチゴ抹茶ティラミスパフェ」だった。

相変わらずのこだわりのパフェ。

モーニングサービスで付く紅茶はバースデイというフレーバーティーだった。

ぼくは黙々とパフェをほじって食べすすんだ。

おいしいものは人を無口にする。

杏のゼリーの酸っぱさを最後に味わって完食。

あっという間だった。

ここまで軽トラを走らせる価値のあるパフェだといつも思うのだった。





2025年4月8日火曜日

【20250408:火】+++今年のサクラは何だか特別+++

 


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久しぶりにお気に入りのカフェでモーニングするため軽トラを走らせた。

行く途中、何年も前から気になっていた川沿いの桜並木を歩いてみた。

平日でぼく以外に歩いてる人はいなかった。

手入れもされずすでに老木となっているのだろうけど、それはそれでぼくは楽しめた。

モーニングサービスの後、ホームセンターで買い物してから常光寺公園へハンドルを切った。

桜はほぼ満開のようだった。

ここも人が多くなく、独りの時間を楽しめた。

ウグイスもないていて、陽射しもやわらか。里

春そのものの里山の風景だった。

こんなに長くサクラを見られるのは近年なかったように思う。

ぼくには今年のサクラは特別なものに思われた。



2025年4月5日土曜日

【20250405:土】+++ヘビロテ+++

 


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小林聡美主演の映画やドラマをとにかく繰り返し見ている。

例えばコーヒー豆のハンドピックをしてる時とか、パソコンをしてる時とか、絵を描いてる時とかバックグランドで流している。

賑やかし・・・ってやつかな。

 

特によく見てるのが 

『団地のふたり』

『パンとスープとネコ日和』

『ペンション・メッツァ』

『カモメ食堂』

の4作品。


そしてこれらほどではないけれど、

「めがね」

「離婚なふたり」

「マザーウォーター」

「プール」

「東京オアシス」

などもそれぞれ数回見ている。

 

小林聡美と年齢が比較的近いことも(もちろんぼくの方が歳上なのだけど)このヘビロテの原因の一つだと思う。

特lに今現在ハマってるのが『団地のふたり』だ。

小泉今日子と幼稚園からの幼なじみで、いまでも同じ団地に住んでいると言う設定だ。

ふたりの掛け合い漫才みたいなやりとりが面白い。

時々ケンカしたりもするが理想的な友人関係だろうと思う。

またふたりのキャラクターはギラギラしていないところもいい。

ぼくの言う、『ギラギラ』とは、「見栄を張ったり、自分のことを大きく見せたがったり、何かとマウントを取ろうとしたり、他人を踏み台にしたり利用したりしても出世したり、商売繁盛させたり、お金儲けしたい・・・」って言うような人のギラギラ・オーラのこと。

等身大で、マイペース。他の人たちの価値観に揺さぶられることもない。

他との相対的な幸せでなく、自分にとっての幸せを基軸にしているところも共感できる。

また、これらの映画やドラマでは人が殺されることもないのもいい。

安心して見てられる。

そんなわけで、ヘビロテなのだ。

 

蛇足かもしれないけど、『団地のふたり』>『パンとスープとネコ日和』>『ペンション・メッツァ』。

そして『団地のふたり』のキャラクターとしては『小泉今日子』>『小林聡美』 なんだよね。

 

 

 

 

2025年4月3日木曜日

【20250403:木】+++さくら散歩したよ+++


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「ひさかたの光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ」

毎年この時期に思い出す百人一首。

ぼくにだって果たして静心はあるのだろうか。

でもさくらが咲いてるのを見たら、また春が来てしまったんだと諦め、否、納得でき、ぼくの心も少しは落ち着くのかもしれない。

人で賑わう桜の名所に行かなくなって久しい。

自分のお気に入りのスポット。

人が少ない水路や川沿いの古い陶器工場の脇に咲くさくらでぼくは十分。

そして正直言って、ソメイヨシノよりも里山に自生し点在してるような山桜の方が好き。

今年は桜の満開時期が遅くなったけれど、元々はこんなものだった。

入学式の後クラス写真を撮る時にさくらは咲いてたからね。

今日見たさくらは七・八分咲と言ったところかなぁ。

少なくとも満開ではなく蕾もいくつもあったからね。


進学、就職で新たな人間関係の中に入る人はこれからの1ヶ月が特に大変だ。

ぼくはもうそういう世界とは縁がないのでいいけれど、毎年この時期のストレスに辟易していた頃の感覚は今でも鮮明に覚えている。

とにかく自分の時間を見出して、頑張りすぎないようにね。


2025年4月2日水曜日

【20250402:水】+++海もいろいろ+++


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海を見るのが第一目的だったのか、おいしい料理を食べるのが第一目的だったのかよくわからなくなった。

もちろん両方が目的だったのだけれど。

料理の方は美味しかった。

でも、そこからすぐ近くの海はちょうど干潮。

入漁料を払った潮干狩りの家族たちもたくさん居るし、海の端には工業地帯。

天気もあいにくの曇天。

そんなことから予想していた春の陽を浴びて柔らかく輝く海のイメージとは異なってしまった。

出発時間が遅かったので仕方ないが、いつものお気に入りの海を眺めてからこちらに移動してくれば印象も違ったかもしれない。

当たり前だけど、海もいろいろだね。


2025年4月1日火曜日

【20250401:火】+++マイナンバーカード更新+++

 


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ほとんど使ってないマイナンバーカードが今月ぼくの誕生日で期限切れになる。

誕生日前に更新しないとまた面倒な手続きがありそうなので仕方なく区役所へ更新手続きに出かけた。

新年度ということもあり、お昼直前の区役所は各種申請手続きをする人たちで混んでいた。

しかし、マイナンバーカードの受付のところはそうでもなく、ぼくの前には一人の老婦人が手続きしてただけですぐに自分の順番が巡ってきた。

どうやらカード情報を上書きするだけみたいで、全く記憶になかった暗証番号を再度決めることができたので今度はしっかり暗証番号のことを記憶しておいた。使い途の違う2種類の暗証番号を決めてたことさえ全く覚えてなかったからね。

更新完了しマイナンバーカードを受け取るまでに5分程で済んだ気がした。

よかった、よかった!

しかし、また5年後に更新しないといけないのは正直面倒くさい。

その時はこのひどい顔写真をもうちょっとマシなものに変えたいものだ。


*写真は2012年11月からはじめたTumblr。足掛け13年細々と続けてる。今は月9枚の画像をリブログしてるだけ。間違って同じ画像をリブログしちゃったりもしてるね。


2025年3月31日月曜日

【20250331:月】+++狂い始める3月+++

 


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井上陽水の歌でぼくが好きな曲の一つが『桜三月散歩道』だ。

この時期になるとこの歌の歌詞を思い出し車を運転しながら口ずさんだりする。

こんな具合。

「・・・だって君が花びらになるのは 

だって狂った恋が咲くのは三月」

「・・・だって僕が狂い始めるのは

だって狂った風が吹くのは三月」

「・・・だって人が狂い始めるのは

だって狂った桜が散るのは三月」

すごい歌詞だなぁと思う。

でもぼくにとってこれはシュールというだけでなく、

説得力があるのだ。

 

話は変わるが、この3月から定休日を一日増やしたわけだけれど、その分ダラダラしてるだけで、何一つやろうと思っていることができていない。

予想されたことではあったけれど、自分のぐーたらさにがっかりしてる。

絵も正月に描いたのを最後に全く描いてない。

ぼくにとっての創作活動なんて結局その程度のものだということなのだ。

絵に限らず、このブログも、SNSも何もかもあまりやる気にならない。

 

 

ただいま停滞中のぼくでした。

やれやれ。

 


 

2025年3月19日水曜日

【20250319:水】+++エドワード・ゴーリー展+++

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午前中やる気がしなくてゴロゴロしていたのだけど、急に思い立ってエアコンの掃除を始めた。埃とカビで真っ黒なファンをとりあえず処理しおえたところで、また急に思い立って松坂屋美術館で開催中のエドワード・ゴーリー展に行くことにした。

エアコンの方はまだフィルターを掃除してなかったけれど、午後2時を過ぎていたのでそのまま放置して栄に向かった。明日は祝日で混むだろうし、来週になったら春休みになって街自体が混んでかなわないと思ったからだ。

ぼくは基本的に目的のものに直行し、それを終えたら直帰する。それはモノを購入しに行くときもそうだし、美術館やギャラリーに行くときもそうだ。極力寄り道をしないし、ウインドウショッピングもしない。ぼくの歩幅は広いのでその分、歩く速度も速い。人混みが大の苦手だから、少しでも早くそこから脱出したいからなおさらだ。

そんな性格?性向?のため、他の人と一緒に美術館等に行くのは正直気を遣う。気を遣ってもその甲斐なく、同伴者は自分をそっちのけにされたと思うことも多いだろう。申し訳ないことだ。せっかちなぼくの傾向は歳を重ねても薄れるどころかより顕著になってる気もする。

誘ってもらう時は、相手のスケジュールにすべて任せる覚悟ができてOKしてるので、多少はせっかちさが軽減しているはずだと思うのだけど。。。



さて本題。

栄近辺で最安の立体駐車場にすんなり駐車でき(さすが平日!)、そこから徒歩での往復と鑑賞も含め55分、200円の駐車代金で済んだ。

ゴーリーの作品はペン画なのでぼくには正直言って原画の良さがよくわからなかった。油絵のようにマチエールがあるわけでもないから、仮に印刷物を展示してあってもぼくには原画と区別ができないだろうと思った。

でもこの展示で一つ新たに知ったことはゴーリーがハーバード大出身のインテリだということだった。実は意外だったけれど、彼の緻密で几帳面な線の重なりによる作品群を見ると逆に腑に落ちるような気もした。それにゴーリーの真骨頂はかわいいではなく、ダークなストーリーと絵の微妙な均衡の上に成り立っているからだ。計算され、理知的であるわけだ。

このゴーリーの巡回展を見たかったもう一つの理由は人形作家のAGUちゃんの人形が一緒に巡回展示されているからだった。先日もAGUちゃんからこの展示のことを記した手紙をもらい、その人形がどのあたりに展示されてるかを教えてもらっていた。

それはカーペットがかけられて足しか見えない人形で机の下に位置していた。気づかない人も少なくないのではないかと思う。

ぼくは警備してるスタッフの女性にカーペットをはずして見ていいのか訊いたけれど、もちろんそれは不可だった。ゴーリーの作品にもあるようにカーペットがかぶさって足しか見えないという作品だからだ。でもAGUちゃんのことだから実際はすべてできた完品の人形じゃないかとぼくは思ってる。

その真偽はまたAGUちゃんにいつか訊いてみよう。


*左は図録、右はチラシ。


2025年3月14日金曜日

【20250314:金】+++久しぶりに凹んだよ+++

 


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ぼくは滅多に凹んだりしない。

そういう意味ではメンタルが強い方だと思う。

仮に凹んだとしても一晩寝て翌日にはケロッとしてる。

くよくよしても仕方ないことは忘れることにしてる。

この忘れるという人の脳の機能が実は大切なんだと思う。

だからぼくには臥薪嘗胆なんて全くできないのだ。


今日、久しぶりに凹んだのは確定申告で税務署に行ってからのことだった。

昨年と同様に肝心の書類がそろっていなくて、大急ぎで書類を作成して出直したのだ。

17日が期限でその3日前に提出したんだからぼくとしてはよくやった方なのに・・・だ。

理由は確定申告のような数字を扱う作業が不得意で、システムというか原理自体を理解できてないのに、会計ソフトのなすがままに入力し、わからないままにやらざるを得ない不甲斐なさだ。

とても情けないことだ。

実は昨年も書類不備で出直し、今回同様に凹み、会計士の友人に相談しようと思ったけれど、喉元すぎればで・・・何もせずまたこの時期がめぐってきてしまったのだった。


でももう提出してしまったから、後悔しても仕方ない。気持ちを切り替える。

確定申告を終えるまではと封印していたものを解禁し、やりたいことをやる。

人には得意不得意があるんだから仕方ない。

だけれど、今年こそ相談しようと思ってるよ。


2025年3月12日水曜日

【20250312:水】+++動きだす時+++

 


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神奈川の太くん来訪。

今日は太くんの地元の友人との飲み会の前に来てくれた。

そしてVOUSHOに来る前に某ギャラリーで個展の打ち合わせを済ませてきたとのことだった。

6月中旬の6日間。

それに間に合うかどうかわからないけれど、物置の整備改装ができればいいなぁと。

こういうキッカケがモノゴトを動きださせるものだね。


2025年3月3日月曜日

【20250303:月】+++焙煎ワークショップをやったよ+++


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随分と前、もう8・9年前になるのかな。「窯の里めぐり」という赤津地区のイベントに2度参加したことがあった。古くて大きな製陶所の一角のスペースでコーヒーを販売し、コーヒー豆の焙煎体験をやったのだった。

今回お客さんの強い要望に応える形で(と言っても一人のお客さんなんだけど)重い腰を上げてやってみることにしたのだった。

お店の営業日がこの3月から1日減ったことも再び焙煎ワークショップをやる一つのきっかけになった。

今回は常連さんに声かけして(一人目の声かけで済んだのだけど)2名限定でやることにした。


午前11時スタート。

営業開始時間まで2時間あるので余裕を持ってできるスケジュールにした。

詳しい中身は省くけれど、やってみてこれが楽しかった。

この楽しさの元は、焙煎初体験者が自分で初めて焙煎したコーヒー豆でコーヒーを淹れて飲む感動が直接に伝わってくるからだと思う。

今回は月曜の午前11時に設定したけれど、段取りにも慣れれば土曜日や日曜日の午前11時から始めることも可能かもしれない。

参加者は2名のみに限定して、じっくり楽しんでもらいたい。(2名に達しない時は中止。参加者に同伴し見学のみは不可)

試飲した珈琲豆の残りはもちろん持ち帰ってもらう。

募集はツイッターとホームページをメインに行うつもり。

いつから始めるか未定だけど、募集かけた時興味あったらお問いあわせくださいね。

2025年2月28日金曜日

【20250228:金】+++2月最後の日を満喫+++

 

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2月もあっという間に過ぎ去った。

最後の日、ぼくはアチコチ行ってアレコレやった。

まさに最終日を満喫した。


最初はお気に入りのカフェでモーニング。

ちょうどスマホに届いたメールに返事。寒暖差が激しいから体調崩すよね。お大事に。

そしてホームセンターで買い物。ぼくはかっこいい電源タップが好きなのだ。


銭亀さんとお昼にカレーのビュッフェを食べた。ここは2度目。アッシフハラールキッチン。カレーは写真左上からキーマカレー、豆のカレー、マトンのカレー。下段左はサラダ、右はライス。ナンとラッシーも付いて税込1,000円。お腹膨れた〜。満足。


ゆっくり食べて話に夢中になり中川運河近くのしおりアトリエの予約時間ギリギリに。

帰りは尾頭橋にあった元自転車屋さんのテナントがどうなったか見てから(バレー教室になってた!)、都通り近くにある銭亀さんお気に入りのカフェでコーヒーを飲み、素敵な店主さんとも言葉を交わした。ここも1時間くらい居たかなぁ。

銭亀さんを送りついでに彼の実家に寄り、設置してある高級真空管アンプと高級スピーカーのオーディオシステムの音を視聴させてもらうことに。

サックスの中高音が耳に突き刺さってきた。迫力!

オットマンに足をのせ至福の時間だった。


最後はお店の食材の買い出しに。


夕飯後にチーズケーキを焼き、今こうしてブログを更新。


このように2月最後の日をぼくは満喫した・・・よね?

Tumblrも先日更新しておいたんだ。



2025年2月25日火曜日

【20250225:火】+++捨てられない梱包材(紙)とお気に入りの封筒+++

 


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今日は2月最後の営業日且つ最後の火曜営業だった。

それを知って来てくれたお客さんに感謝の日だった。

ありがたいこと。

本当にね。


ところで、

アマゾンで買い物したときに梱包材としてくしゃくしゃっと丸められた紙をぼくは捨てられなくて、それを一応きれいに畳んで保管している。

そしてそれを版画の印刷の時に机を汚さないための下敷き用に使っている。

あれはそのまま捨てるにはあまりにも勿体ないと思うから。

きっと言わないだけで再利用してる人が少なくない・・・と思いたい。


それとは少し意味合いが違うのだけど、雑誌MONKEYが送られてくる(もうずっと年間購読契約してるので)出版社の封筒がカッコ良過ぎて、毎回破らないよう注意しながらヒートガンで接着剤を熱して封筒を開封している。

最近のクラフトの袋っぽいのが特にかっこいい・・・と思いませんか?

こんな封筒を作りたいものです。

2025年2月24日月曜日

【20250224:月】+++明日が最後の火曜営業なんだなぁ+++

 


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3月まで一週間を切ったのでInstagramの方に営業日の変更お知らせを今日の午後急遽アップした。

そしてカレンダーをよくよく見てみると明日が最後の火曜営業となるのだった!

ちょっとした感慨があった。

そうかぁ、もう火曜日に営業することはないんだなぁと。

この10年を振り返ると、最初は5の倍数が定休日だった。曜日で来店する人には不向きだった。

そこで火曜日・水曜日定休にした。

なぜか金曜日の来客が極端に少なかったので現在の水曜日・木曜日・金曜日定休に落ち着いたのだった。

そして来月3月1日からは、火曜日・水曜日・木曜日・金曜日定休にすることにした。

ますますVOUSHOは訪れにくいお店になるわけだ。

目指して行っても場所が分かりづらいし、営業日も土・日・月の3日だけとなる。

来店するタイミングが合わせにくい店だ。

お客さんには本当に申し訳ない。


そういえば、お店を始める前に、モーニングもランチもやらない自家焙煎珈琲店とぼくのお店の説明をしたら、「飲食なめとんのか?!」と言ったカレー屋店主がいたなぁ。


営業日を削った分、今までやらなかったことを3月中に始めたいと思ってる。

一歩ずつ、少しずつね。

一人でできる限り長く営めるお店にするために。




2025年2月15日土曜日

【20250215:土】+++店内プチ模様替え+++

 

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昨夜から店内のプチ模様替えを始めて、今日の営業時間開始1時間前にやっと終わった。

雑誌コーナーを廃止し、鉄製ライティングビューローを使えるようにした。

一人席を一つ増やしたというわけ。

これにともなって他も動かすことになった。

とにかく物が多いので大変だ。

 

 

自分で言うのもなんだけど、随分スッキリしたんじゃないかと思う。

早速この一人席が気に入って定位置にしたいと言うお客さんもいた。

とりあえずしばらくこのままでやっていこうと思ってる。

また改善点が見つかったら変えていこう。


昔MITさんのお店で使われていたシンボリックだったレジスターをやっと

店内に置いてお披露目できた。

あっという間に10年以上経ってしまっていた。

やっとね。




 


 

2025年2月7日金曜日

【20250207:金】+++記憶の不思議+++

 


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中高年になると誰しも記憶力の衰えを感じるし、そういう話題になったりもする。

ぼくも脳内のハードディスクの残量がほとんどなくて新たなことが記憶しにくくなってるだけでなく、昔のちょっとしたこともなかなか思い出せないのが今ではデフォルトになっている。

だから思い出すのをすぐに諦めちゃう。

ま、いいやって。

でも、どうしても気になることがあって、そのことをずっと思い出したいと思ってると、不思議なことにあるときは数時間後、またあるときは1日後、そしてまたあるときは数日後にふっと思い出したりする。

それはとても不思議な感覚なのだ。

深い霧の中からボヤッと輪郭が現れてきて、徐々にはっきりしていくように。


数日前こんなことがあった。

数十年前、大好きなたこ焼き屋さんが瑞穂区にあった。

雁道通り商店街から堀田駅の方に行くとあった公設市場の近くにそのたこ焼き屋さんはあった。店主は高齢のご夫婦だった。

大きなタコが一つだけ入って、出汁が効いたたこ焼きで、シンプルな醤油味だった。

ソースやマヨネーズも何もない、シンプルそのもののたこ焼きだった。

ぼくは時々無性にそのたこ焼きが食べたくて電話で30個ほど注文して買いに行った。

そのたこ焼き屋さんはその後店をたたんだ。

熱田区六番町あたりに移転したときいて、移転先にも買いに行ったりした。

でもぼくはそのたこ焼き屋さんの店名を思い出そうとしても全く思い出せなかった。

公設市場の名前も思い出せなかった。

またいつか思い出せるさ・・・と頭の隅っこに置いておいた。


一週間くらい経った時、不意に公設市場の名前が蘇ってきた。

『エビス大黒市場』

そしてその一日後、この市場の名前に引きずられるようにたこ焼き屋さんの名前も急に思い出した。

『たこん壺』

ネットで検索すると昭和区桜山と半田市に同名のたこ焼き屋さんが今でもあることがわかった。

それらのお店が暖簾分けしたお店なのかどうかわからない。

もうあのおじいさんとおばあさんのたこ焼きを食べることはできないけれど、今でもその味だけははっきりと覚えている。

それも不思議だけどね。



2025年2月6日木曜日

【20250206:木】+++こんなこともあるんだ・・・という出来事+++

 


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今日いつもの食品店にお店の仕込みのための食材を買い行ったときのことだった。

買う予定のものが限られていたので、財布の中身を確かめて、ある程度はこれくらいとあたりをつけてはいたのだった。

レジでお店の仕込み用に買った食材のカゴと自分用に買ったカゴとを分けて、別会計にしてもらっている。

先にお店用のカゴ。

その合計金額がぼくのざっと計算した額よりも1,000円以上高くて、「あれ?!まずいぞ!」と思って精算機で現金を入れて支払った(ここは現金のみでクレジットカードは使えない)。次にぼく用のカゴの合計も隣の精算機に出て、その金額を見て冷や汗が出そうになった。

ぼくは気が小さいので、こういう時にちょっと血の気が引くのがわかるのだ。

精算完了する前ならどれか買うのをやめるという手もあったけれど、今更レジの人に変更をお願いするのも気が引ける。それにここはお客でいつも混んでいてレジではすでに次の人の会計が終わろうとしているわけだし・・・。

その時、車の中に小銭があったのを思い出した。

こういう時のために用意してあったのだ。

とにかく、今あるお金を全て使ってどれくらい足りないか分かったら、レジの人に車にお金を取りに行くことを告げなければと頭の中で段取りを決めた。

財布の中にお札はとっくに無くなってあとは硬貨のみしか残ってなかった。

100円、50円、10円、5円と次々に精算機の硬貨投入口に入れた。

あと支払い不足額3円!

そして、なんと!!!!!!!!!!!!

財布の中に残っていたのは1円硬貨3枚だった!!!!!!!!!!!

ぴったし〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

財布は空っぽ!!!!!!!!


これって、何かとてもすごいことのようにぼくは思った。

例えば宝くじの高額当選みたいに。

ドキドキがしばらく止まらなかった!

こんなことってありますか????


あ〜、きっとこれで今年のぼくの運を使い果たしたかもなぁ。



2025年2月2日日曜日

【20250202:日】+++グループ展『KINEMA+』終わった!+++

 


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昨年12月7日から今日までのVOUSHO企画グループ展『KINEMA+』が終わった。

実に4年ぶりのグループ展だった。

グループ展自体はとても良いものになったとぼくは思っている。

それは、参加してくれた作家が外国映画というテーマに実に真摯に向き合い、作品作りをしてくれたからだった。

作品と映画の関係を記してもらったキャプションの読み応えもあり、作品と合わせて読むと、その映画自体を観てみたくなるものばかりだったからだ。

実際、ぼくは今まで観てなかった二つの映画を観ることにした。

作品自体に力がなければ、そんな気になることはないから、この時点でKINEMA+のプラスに込めた想いは達せられたと言える。

グループ展終了の今日、営業が終わり搬出作業の時間になった。

都合のつかない数名の作家を除き、10名ほどが搬出に来てくれた。

まるで文化祭の打ち上げのようなわきあいあいとした空気と笑い声で店内は満ちていった。

幸せな時間だった。

この展示を見に来てくれたお客さんたち、そして素敵な作品を作ってくれた作家さんたちに感謝だった。


と同時に展示以外のことで、考えさせられることもあった。

それはまた別の機会に。

今日はとりあえず、この展示が終わりの日を迎えたことを祝おう。



2025年1月26日日曜日

【20250126:日】+++胸騒ぎの日曜日+++

 


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今日は昨日みたいにお店が混むことはないだろうと正常性バイアスが働いていたのかもしれない。

そう思い込もうとしていた節もある。

昨日だってそうだったように、まぁなんとかぼく一人でもやれるさ・・・と。

が、しかし!

突然、胸騒ぎがしたのだった。

なんだこの不整脈のような胸のざわめきは。

そしたら急に不安になった。

まるでココロのドミノ倒しと言ったらいいのか、またはオセロの駒のように一気に気持ちがひっくり返ったと言ったらいいのか。

そこで、ダメ元でYちゃんにバイト依頼のメッセージを送信した。

『Yちゃん、おはよ。

ダメ元でなんだけど、今日いきなりバイトに入ったりできる?』

午前10時40分のことだった。


Yちゃんの都合が付かなければ仕方ない。

一人でやる覚悟を決めるだけだ、もちろん潔くキッパリと。

そしたら、Yちゃんから『おっけーです。』の返事!

『そうなの?! ありがとう。じゃいつものようにお願いします!』

最後はびっくりマークでなく手を合わせた絵文字でね。

一気にぼくの気持ちは楽になり胸騒ぎも消えていた。


胸騒ぎは・・・大当たりだった!!!


Yちゃんがいなかったらどうなっていたことだろう。

まるで瀬戸もの祭り級の忙しさだった。

おそらく今までで1・2番目にランクインしただろう。

(と、言ってもこれはぼくのお店の基準なので差し引いて捉えてね。)

Yちゃんには本当に感謝だった。

そして、もう一つ。

ぼくの胸騒ぎにもね、感謝だった。




2025年1月22日水曜日

【20250122:水】+++買い物へ+++


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久しぶりに近くにある大規模家具販売店へ。

目的は安売りされてるワゴン(ロースコグ)を購入するため。

新型が出たため旧型は在庫処分で1台2,799円(定価3,999円)とお得。

ぼくはこの白色のワゴンを1台コーヒー豆の焙煎作業時に使っている。

使い勝手が良いのでこの際他の目的でも使うためにまとめ買いしておくことにした。


結局ぼくは白色のワゴンを5台購入した。

ひょっとすると他の色はなくて在庫処分は白のみかもしれない。(追記:他の色もあることが判明!)


平日なので駐車場も店内も空いていた。

安価な外国製品ということもあって、色違いだったり、不良品だったりがあるらしいので、店内で段ボールをあけ、色の確認だけしておいた。近いとは言え、返品交換のために再度来るのは面倒なのでね。

また不良品の交換をしてもらうには、在庫があるうちでないとだめなので、夕飯後すぐに組み立てにとりかかった。

5台分組み立てるにはかなりの時間を要したが、同じことの繰り返しなので、4台目からは随分と手早く組み立てることができるようになった。

幸い不良品はなくてホッとした。

写真の段ボールの上に載ってるのはこれもいつも必ずチェックするアウトレットコーナーでゲットしたもの。人感センサー付き照明器具LEDナイトライト1つ(199円)と16cmの高さの脚金具4本セット(99円)を4つね。




2025年1月21日火曜日

【20250121:火】+++これはひょっとすると初夢だったのかなぁ+++

 


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今朝見た夢は衝撃的だった。

とても単純で短い夢だった。


こんな夢だった。


ぼくは軽トラで名古屋市内のどこかのギャラリーの駐車場に居た。

しかし門がまえといい、行ったことのない和テイストのギャラリーの駐車場だった。

軽トラから降りたとき、車内に置き忘れたスマホに着信があった。

それに気づいたのは3度目くらいのコールの時だった。

助手席に置いてあったスマホを急いで手に取り、応答ボタンを押し、耳に当てた。


『どこにおる?』

野太い声がぼくの耳に飛び込んだ。

ただそれだけの問いだった。

しかし、それは紛れもなく5年前に亡くなったぼくの父の朴訥な声だった。

父が他界してから初めてきく父の声そのものだった。


『今、名古屋にいるよ』とぼくは返事して夢から覚めた。


夢から覚めても父の声がしばらくぼくの耳に残っていた。

いや、残っているような気がした。


父の声は怒っているようにも思えた。

でも母親似でおしゃべりなぼくと違い、父は要件だけを伝えるタイプの人間だったし、お酒を飲んでいい調子になった時以外は愛想のない話し方だとも言える。

だから夢の中の父の心情を察することはできなかった。

きっと夢ってそういうものなんだろう。


あまりにインパクトのある初夢だった。

どうしてもそのことを他の人にも聞いてもらいたくて、夕方来店してくれたSさんに話してみた。

Sさんは『それはいいことよ』と言ってくれた。


そんな初夢を今朝ぼくは見たのだった。



2025年1月15日水曜日

【20250114:火】+++太くんとの酒宴+++

 




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新年4日目。

昨日までと異なり、平日VOUSHOは閑散としていつものペースに戻った。

営業的にはNGであっても、こういうVOUSHOもいとおしい。

ぼくがお客ならこのように静かでゆったりした中でコーヒーを飲みたい。

店主としてもお客さんとゆっくり言葉を交わせる時間は楽しい。


閉店後、神奈川県からやってきた友人と寄せ鍋を食べ、その後日本酒を呑みながら日付が変わる手前までいろいろ話す。

いつも話題は尽きない。

お互いに人の名前が思い出せなくてスマホ検索を駆使したり。

それもまた楽し。


厄介極まりない人間関係に時に辟易することもあるけれど、

『思惑のもとに動く人間ばかりじゃない。親切心で動く人間もいる。』と思える人がいるのは幸せなことだ。





2025年1月13日月曜日

【20250113:月】+++新年今までにないスタートダッシュだった+++

 

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新年最初の営業週は成人の日を含む三連休で始まった。

ありがたいことに普段とは違って多くのお客さんが来店してくれてほとんど厨房から出られない程だった。

こんなスタートダッシュは初めてかもしれない。

グループ展『KINEMA+』も後半戦に入った。

展示作家のポストカードや冊子等の委託販売も年末よりも点数が随分と増えた。

このスタートダッシュの勢いは一過性のものにしても、1月を軽快に駆け抜けゴールを迎えたいものだね。


2025年1月10日金曜日

【20250110:金】+++年末年始休業16日間があっという間に過ぎ去った+++

 


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16日間だから半月だ。

ぼくの年末年始休業。

半月があっという間に過ぎ去った。

年明け以後、今年も全く正月とは関係ない日々を過ごした。

テレビも全く見てないし、大掃除的なことも全くしてない。

信心深くないから初詣も行かないし、おせち料理ももう何年も食べてない。

じゃぁ何をしていたか?というと特に何もしてなかった。

休業日前にやるべきことを書き出したTo do listのほとんどが手付かずのままになった。

まぁ、やる気が出なかったから仕方ないし、こういうこともある。

しかし、今回わかったことがある。

それはぼくは一人時間を過ごせるタイプの人間だということがよくわかったことだ。

もちろんたまには寂しさを感じたりもするけど、それは誰だってそうだろうからね。

マイペースで過ごせたということだ。

そんなぼくだけど、休業日終盤に少しは外出したりもした。

それが以下の写真。

わかる人にはわかる・・・かも。

さてどうかな?

最後は今日の初積雪。