2024年6月10日月曜日

【20240610:月】+++ぼくが選んだカメラ+++




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久しぶりに新品のカメラを買った。

ここ一年くらいずっと迷っていた。決めかねていた。

今のぼくの撮りたいものにもっとも適したカメラは何なのかと。


ランニングコストは無視できない。

今はモノクロフィルム自家現像に割く時間も見当たらない。

貧乏性なぼくは、高級な中古フィルムカメラを購入したら、それを使い倒すのではなく大切に保管しておくことになってしまうだろう。それでは意味がない。


デジタル一眼カメラももちろんいいけれど、あまりに綺麗に撮れすぎて今のぼくの好みに合致しない。

ある意味、iPhoneで十分事足りしてまう。


本当はポラロイド写真が好きだけど一枚あたり500円のランニングコストは趣味で撮るにはありえないレベルの金額だ。

そこで検討してたのがチェキだった。

ポロライドと同種のインスタント写真で1枚あたり100〜130円くらいのコスト。

スクエアーが登場してそれを第一候補にしていたが、フィルム代が150円くらいとさらに割高になることと、この先スクエアーフィルムが安定供給される続けるかどうかの不安もあった。

またアナログのチェキカメラだと以前のブログでも記したように失敗する写真が毎回必ず出る。これはぼくが使いこなせていないためではあるけれど、これ以上のランニングコストをかけることはぼくには無理なので、失敗しないチェキでないといけない。

これが結論だった。

失敗しないチェキ。


因みにポロライドのSX-70シリーズはゾーンフォーカスではなくファインダーでピント合わせができたので失敗写真が少なかった。

こうして購入することに決めたのがアナログとデジタルのハイブリッドのチェキカメラだった。


INSTAX  mini Evo

内臓充電池のため、いずれは充電能力が落ちてダメになるのがネック。

デジタル処理でフィルターとか組み合わせ的には100種類使用できるけど、ぼくにはほとんど不必要な機能で良いことばかりではない。

それでもチェキフィルムをプリントアウトするときにフィルムカメラのように、巻き上げレバーを巻くとフィルムが出てくるギミックはとても好き。


また、iPhoneとBluetoothでペアリングしておくとiPhoneで撮った写真をチェキでプリントアウトもできるのもいい。microSDも使えるのでチェキで撮った画像データも保存できるし、チェキ専用アプリを使っての保存もできる。

マクロ機能もあるので液晶でピントを確認しながら撮れるので寄っての写真も失敗もない。

友人を撮った写真(先日のOくんのチェロの写真が一枚目だった)を目の前でプリントアウトしプレゼントできるのは、ポラロイドと同様のちょっとしたパフォーマンスでもあり、徐々に浮かび上がる写真を一緒に眺めるのも楽しい。

そんなカメラを今使い始めたよ。



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