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ぼくは4月生まれ。
今では自分の誕生日よりも、桜が咲いてるのを見てまた1年無事に過ごせたなと思う。
そしてあと何回ぼくは桜を見ることができるのだろうとも思う。
それと同じことを毎年せともの祭1日目の土曜の夜、花火を眺めるたびに思う。
桜以上に花火は刹那的だ。
人生も花火と同じようなものだと眺めていて思う。
花火についてはもう一つ別のことを思うようになった。
それは戦禍の国にあっては、花火が炸裂する音を爆弾の音と思って耳を塞ぎ怯える子どもたちがいるだろうと。
花火を美しいものとして楽しめるぼくらの今ある状況は実はとても幸運なことなんだろうなと思うのだ。
せともの祭の2日間、今年からVOUSHOは休業することにした。
廉売市の雑踏やその喧騒もここには全く届かない。
どこにも出かけず静かでのんびりとした時間を過ごすことができた。
これもありだったんだよね。
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