2025年9月12日金曜日

【20250912:金】+++母の現状・転室から1ヶ月+++

 


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母が入所している施設で認知症の人が集められた棟は35人の入所者を夜間一人の介護スタッフが担当するというものだ。

早朝母が一人で歩行器を操作中転倒し大腿骨転子部骨折をしたのもまさに一人の介護スタッフしかいなかった時に起きたのだった。

日中5人のスタッフでみてもらっているとしても、単純に計算して一人のスタッフが7人をみることになる。そのためどういうことになるかは推して知るべしということだ。

これは国の制度的な問題でもあるとぼくは思っている。

数々の現場スタッフ(介護員だけでなく看護師も)の対応に対する不信・不満から転所も含め考えることにしていたところだった。友人のアドバイスもあり、施設内の別の棟への転室をお願いすることにしたのが8月に入って直後のことだった。そしてとても運よく10人の入所者で1ユニットとなっている別の棟に転室できることになった。本当にとても幸運なタイミングだった。

そして8月12日に母は転室を果たした。

今日はその転室からちょうど1ヶ月経ったところだ。

この1ヶ月で母を取り巻く環境は良い方向に激変した。

今は他の入居者の人とも会話ができるし、介護スタッフや担当看護師とのコミュニケーションも密になったと思う。ぼくが面会に行く時は技能実習生の女性も含め5名ほどの介護スタッフがいるので目が行き届いているし、対応にもゆとりがみられる。二日前に面会を終えた後、副所長がぼくに話しかけにきてくれたとき、彼に母の様子を訊かれた。ぼくは『ここが同じ施設か?と思うくらいとても良いです!』と思わず本音を言ってしまった。副所長は申し訳なさそうな表情をしていた。母個人に関しては良かったのだけど、彼の立場上、組織としてはそんな差があっては問題だからだろう。

母の認知症についてははぼくの贔屓目もあるのだけれど、少し改善したような気がしている。ほとんど話し相手もない9ヶ月間に認知能力が衰えて当たり前なわけで、今では入所者の人たちや介護スタッフとも会話ができるので、おしゃべりな母の脳も刺激され少し元に戻ったような印象を持っている。母の身の回りも管理されるようになり入れ歯が汚れたままのこともなくなり、身だしなみも整えられるようになった。この状態をキープして、母が穏やかな生活を少しでも長くおくれたらと願っている。

転室してから1ヶ月経過した現状として、ぼくはとても満足してるし、何より安心して母を任せられる信頼感が復活したことが嬉しい。ありがたいことだね。

*写真は93歳4ヶ月の母。

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