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太くんの初個展である作陶展がVOUSHO近くのギャラリーで開催されていた。
それが昨日終わり今朝4時過ぎに太くんは相模原に向け車で帰って行った。
6月25日(水)にから7月7日までの13日間。
個展はその間の6日間だった。
ぼくは個展初日の6月27日(金)の午前中に見に行った。
移築したという立派な和風住宅のギャラリーなので太くんの作品ととてもよく調和していた。
窯業専攻科を卒業して5年、その後もずっと作陶を続けてきただけあり立派な作陶家になっていた。
この期間中の半分以上の日数、太くんと過ごした。
ぼくのお気に入りのカフェにモーニングに行ったり、鰻をご馳走になったり、夕飯を一緒に食べ、盃を酌み交わしたり。
他の人とはなかなか話せないようなことも含め、彼とは本音で色々語り合った。
彼はぼくより一つ歳上で高校の時の部活の先輩(キャプテンだった)なのだけど、専攻科に入学が決まった時にぼくの方から「野田先輩という言い方はやめて、太くんにするけどいい?」と提案した。
部活の先輩というぼくにとってはちっぽけな括りなんてやめて、生涯の友として付き合いたかったからだ。
もちろん太くんは快諾してくれて、ぼくのことはジュンくんと呼ぶようになった。
太くんが居なくなった部屋を見て寂しく感じたけれど、ここからまた新たなスタート。
楽しい時間とこのような機会を作ってくれたことを彼に感謝した。
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