2025年3月31日月曜日

【20250331:月】+++狂い始める3月+++

 


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井上陽水の歌でぼくが好きな曲の一つが『桜三月散歩道』だ。

この時期になるとこの歌の歌詞を思い出し車を運転しながら口ずさんだりする。

こんな具合。

「・・・だって君が花びらになるのは 

だって狂った恋が咲くのは三月」

「・・・だって僕が狂い始めるのは

だって狂った風が吹くのは三月」

「・・・だって人が狂い始めるのは

だって狂った桜が散るのは三月」

すごい歌詞だなぁと思う。

でもぼくにとってこれはシュールというだけでなく、

説得力があるのだ。

 

話は変わるが、この3月から定休日を一日増やしたわけだけれど、その分ダラダラしてるだけで、何一つやろうと思っていることができていない。

予想されたことではあったけれど、自分のぐーたらさにがっかりしてる。

絵も正月に描いたのを最後に全く描いてない。

ぼくにとっての創作活動なんて結局その程度のものだということなのだ。

絵に限らず、このブログも、SNSも何もかもあまりやる気にならない。

 

 

ただいま停滞中のぼくでした。

やれやれ。

 


 

2025年3月19日水曜日

【20250319:水】+++エドワード・ゴーリー展+++

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午前中やる気がしなくてゴロゴロしていたのだけど、急に思い立ってエアコンの掃除を始めた。埃とカビで真っ黒なファンをとりあえず処理しおえたところで、また急に思い立って松坂屋美術館で開催中のエドワード・ゴーリー展に行くことにした。

エアコンの方はまだフィルターを掃除してなかったけれど、午後2時を過ぎていたのでそのまま放置して栄に向かった。明日は祝日で混むだろうし、来週になったら春休みになって街自体が混んでかなわないと思ったからだ。

ぼくは基本的に目的のものに直行し、それを終えたら直帰する。それはモノを購入しに行くときもそうだし、美術館やギャラリーに行くときもそうだ。極力寄り道をしないし、ウインドウショッピングもしない。ぼくの歩幅は広いのでその分、歩く速度も速い。人混みが大の苦手だから、少しでも早くそこから脱出したいからなおさらだ。

そんな性格?性向?のため、他の人と一緒に美術館等に行くのは正直気を遣う。気を遣ってもその甲斐なく、同伴者は自分をそっちのけにされたと思うことも多いだろう。申し訳ないことだ。せっかちなぼくの傾向は歳を重ねても薄れるどころかより顕著になってる気もする。

誘ってもらう時は、相手のスケジュールにすべて任せる覚悟ができてOKしてるので、多少はせっかちさが軽減しているはずだと思うのだけど。。。



さて本題。

栄近辺で最安の立体駐車場にすんなり駐車でき(さすが平日!)、そこから徒歩での往復と鑑賞も含め55分、200円の駐車代金で済んだ。

ゴーリーの作品はペン画なのでぼくには正直言って原画の良さがよくわからなかった。油絵のようにマチエールがあるわけでもないから、仮に印刷物を展示してあってもぼくには原画と区別ができないだろうと思った。

でもこの展示で一つ新たに知ったことはゴーリーがハーバード大出身のインテリだということだった。実は意外だったけれど、彼の緻密で几帳面な線の重なりによる作品群を見ると逆に腑に落ちるような気もした。それにゴーリーの真骨頂はかわいいではなく、ダークなストーリーと絵の微妙な均衡の上に成り立っているからだ。計算され、理知的であるわけだ。

このゴーリーの巡回展を見たかったもう一つの理由は人形作家のAGUちゃんの人形が一緒に巡回展示されているからだった。先日もAGUちゃんからこの展示のことを記した手紙をもらい、その人形がどのあたりに展示されてるかを教えてもらっていた。

それはカーペットがかけられて足しか見えない人形で机の下に位置していた。気づかない人も少なくないのではないかと思う。

ぼくは警備してるスタッフの女性にカーペットをはずして見ていいのか訊いたけれど、もちろんそれは不可だった。ゴーリーの作品にもあるようにカーペットがかぶさって足しか見えないという作品だからだ。でもAGUちゃんのことだから実際はすべてできた完品の人形じゃないかとぼくは思ってる。

その真偽はまたAGUちゃんにいつか訊いてみよう。


*左は図録、右はチラシ。


2025年3月14日金曜日

【20250314:金】+++久しぶりに凹んだよ+++

 


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ぼくは滅多に凹んだりしない。

そういう意味ではメンタルが強い方だと思う。

仮に凹んだとしても一晩寝て翌日にはケロッとしてる。

くよくよしても仕方ないことは忘れることにしてる。

この忘れるという人の脳の機能が実は大切なんだと思う。

だからぼくには臥薪嘗胆なんて全くできないのだ。


今日、久しぶりに凹んだのは確定申告で税務署に行ってからのことだった。

昨年と同様に肝心の書類がそろっていなくて、大急ぎで書類を作成して出直したのだ。

17日が期限でその3日前に提出したんだからぼくとしてはよくやった方なのに・・・だ。

理由は確定申告のような数字を扱う作業が不得意で、システムというか原理自体を理解できてないのに、会計ソフトのなすがままに入力し、わからないままにやらざるを得ない不甲斐なさだ。

とても情けないことだ。

実は昨年も書類不備で出直し、今回同様に凹み、会計士の友人に相談しようと思ったけれど、喉元すぎればで・・・何もせずまたこの時期がめぐってきてしまったのだった。


でももう提出してしまったから、後悔しても仕方ない。気持ちを切り替える。

確定申告を終えるまではと封印していたものを解禁し、やりたいことをやる。

人には得意不得意があるんだから仕方ない。

だけれど、今年こそ相談しようと思ってるよ。


2025年3月12日水曜日

【20250312:水】+++動きだす時+++

 


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神奈川の太くん来訪。

今日は太くんの地元の友人との飲み会の前に来てくれた。

そしてVOUSHOに来る前に某ギャラリーで個展の打ち合わせを済ませてきたとのことだった。

6月中旬の6日間。

それに間に合うかどうかわからないけれど、物置の整備改装ができればいいなぁと。

こういうキッカケがモノゴトを動きださせるものだね。


2025年3月3日月曜日

【20250303:月】+++焙煎ワークショップをやったよ+++


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随分と前、もう8・9年前になるのかな。「窯の里めぐり」という赤津地区のイベントに2度参加したことがあった。古くて大きな製陶所の一角のスペースでコーヒーを販売し、コーヒー豆の焙煎体験をやったのだった。

今回お客さんの強い要望に応える形で(と言っても一人のお客さんなんだけど)重い腰を上げてやってみることにしたのだった。

お店の営業日がこの3月から1日減ったことも再び焙煎ワークショップをやる一つのきっかけになった。

今回は常連さんに声かけして(一人目の声かけで済んだのだけど)2名限定でやることにした。


午前11時スタート。

営業開始時間まで2時間あるので余裕を持ってできるスケジュールにした。

詳しい中身は省くけれど、やってみてこれが楽しかった。

この楽しさの元は、焙煎初体験者が自分で初めて焙煎したコーヒー豆でコーヒーを淹れて飲む感動が直接に伝わってくるからだと思う。

今回は月曜の午前11時に設定したけれど、段取りにも慣れれば土曜日や日曜日の午前11時から始めることも可能かもしれない。

参加者は2名のみに限定して、じっくり楽しんでもらいたい。(2名に達しない時は中止。参加者に同伴し見学のみは不可)

試飲した珈琲豆の残りはもちろん持ち帰ってもらう。

募集はツイッターとホームページをメインに行うつもり。

いつから始めるか未定だけど、募集かけた時興味あったらお問いあわせくださいね。