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「ひさかたの光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ」
毎年この時期に思い出す百人一首。
ぼくにだって果たして静心はあるのだろうか。
でもさくらが咲いてるのを見たら、また春が来てしまったんだと諦め、否、納得でき、ぼくの心も少しは落ち着くのかもしれない。
人で賑わう桜の名所に行かなくなって久しい。
自分のお気に入りのスポット。
人が少ない水路や川沿いの古い陶器工場の脇に咲くさくらでぼくは十分。
そして正直言って、ソメイヨシノよりも里山に自生し点在してるような山桜の方が好き。
今年は桜の満開時期が遅くなったけれど、元々はこんなものだった。
入学式の後クラス写真を撮る時にさくらは咲いてたからね。
今日見たさくらは七・八分咲と言ったところかなぁ。
少なくとも満開ではなく蕾もいくつもあったからね。
進学、就職で新たな人間関係の中に入る人はこれからの1ヶ月が特に大変だ。
ぼくはもうそういう世界とは縁がないのでいいけれど、毎年この時期のストレスに辟易していた頃の感覚は今でも鮮明に覚えている。
とにかく自分の時間を見出して、頑張りすぎないようにね。